2011年01月

焼肉道場 松ちゃん 1月

新年初の焼肉はやっぱこの店。 最近は私のブログを見て来店される方も多いと聞き及ぶ。。。 ほとんどの方が大満足したという知人の声を聞くと私もうれしくなる。。まるでえべっさんになったような気分になる。。。 tansasimattyann.JPG お約束のタン刺しとビール。。薄切りのタン刺しに絶妙な塩コショウの加減でてっさのごときまとめてガバッと口に入れるとトロトロに溶ける繊細な肉質と脂の甘みが咥内に満ち溢れる。。。 haramisio.JPG ハラミも塩でいただく。。。ありそうでなかったハラミ塩焼き。。。旨過ぎる。。内臓の臭みは全く感じない getakarubimatyan.JPG これも大好物のゲタカルビ。。。肉の筋も入っているが上手に包丁することで適度なかみごたえ。 噛むごとに肉の旨みと脂がほとばしる。。。もちろんこれも塩焼きでいただく。 akasenmatyan.JPG 続いてホルモンに移る。。最初はアカセン。。。見た目も美しい。。。上質の脂はチューハイにぴったり。 techanmatyan.JPG てっちゃんも実に鮮度もいい。。。やっぱホルモンはうまいね。。。 野生に戻る気がする。。。ガオ~って叫びたくなるのを我慢して食べまくる。。。 nikogori.JPG 御主人自家製の煮こごりはテール肉等を使ったものでプリンプリンの見ただけで旨さが大主張する素晴らしい逸品。。味は限りなく濃い。。ご飯の上に載せて食べるとゼラチンがうっすらと溶けてコラーゲン丼になる。。。これはすごいわ。。。。 usugirimattyan1gatu.JPG 続いて本日のメインイベント最近ハマりまくりのサーロイン薄切り究極の濃い~タレ焼き。。これで牛丼したら満腹中枢がいつも壊れてしまう。今日は2人前いってしまう。 上質の黒毛和牛サーロインを薄切りにして醤油ベースのひたすら甘くて辛くて濃い~タレに絡めた一見そんなええ肉をもったいないと思うかもしれないがありそうで今までなかったほんま旨いなあと誰もを言わしめるスペシャリテである。 shujinmattyan.JPG 御主人もかなりイケメン。。鉄板を変えておもむろに肉を焼き始め焼きムラのないように真剣な顔で丁寧にテーブルまで来て焼いてくれる。。最後にレモンを絞って甘くて辛くて酸っぱくてご飯が3杯食べることが出来る薄切りサーロイン焼肉の出来上がり。。。ご飯ザブザブ行ってしまうんでいつも1日で3キロ太る。 まあこれははまるわ。。。。 さすが焼肉道場参ったぜ。。。。普段はここで冷麺をいってたけど寄る年波にはかなわない。 唯一の欠点は食べ過ぎてしまって次の日の朝いつも気持ちが悪くなる。。。 学習能力がないのかおんなじことをいつも繰り返してしまう47歳。。 ■大阪市住吉区長居1-12-4 ■電話:06-6692-6171 ■営業時間:17:00~23:00 ■定休日:火・第1・3月曜日


カテゴリー 長居, 焼肉 |

丸元

千日前アジヨシの焼肉の裏にある年中通してヘビーユースするすっぽん料理店。。 本来は寿司屋なんだけどほとんどの客がみんなすっぽんを食べている。 後輩の河豚の卸会社社長と珍味会社社長の年末大儲けコンビとともにお正月すっぽん大会をする。 いつものように海老の踊りの入ったお造り盛り合わせを最初に頼んでビールで乾杯。 瓶ビールをちびちびやりながら、すっぽんがほどかれる(すっぽんはさばくことをほどくという)のを待つ。 この時間が実に良い。。商売の話で盛り上がる。。。 tukidasimarugen.JPG いつもおんなじ写真になってしまうことが辛いのだが。。。コースの最初は生き血を赤玉ポートワインで割ったものでスタート。。胃の中がカ~と熱くなる。ポン酢で和えられたえんぺらのつきだしはツルツルしていて河豚皮の湯引きとほとんど一緒。。。一瞬で食してしまう。。これぞコラーゲンなのねと納得。。 naizoumarugen.JPG 内臓たちはレバーと膵臓とぴくぴく動く心臓などで構成される。。。丸ごと飲み込まないと苦い胆嚢もいっしょにいろんな部位がランダムに盛り合わせ、これをのりで巻いて塩をかけていただく。臭みや癖は全くない。。。肝はシャキシャキで卵は濃厚。見た目でダメな人はダメであろう。。個人的には宝石箱の様で美しくかつ旨い物の代表であると思っている。 nabemarugen.JPG メインの鍋は下関の春帆楼のてっちりと同様にお椀で2回に分けて供してくれる。こうすれば他人と同じ鍋をつつかなくていいので気になる方には嬉しい配慮。二階の座敷では鍋のままでいただくことが出来る。生姜が効いたスープは、体の芯からあったまる。白菜もこの時期にええ味出している。小さな餅も少しうれしい。鶏のモモ肉に似た食感のすっぽん肉は小さくカットされていて食べやすい。後ろ足の一番おいしいとこもしっかり入っていた。スープはすっぽんならでは優しいけど滋味深いエキスが野菜の味とともに胃に染みわたる。薬味の唐辛子とニンニクパウダーも味の変化が出てうれしい。 zousuimarugen.JPG 締めの雑炊は玉子だけでぽってりした印象。小さな麦も入っていて食感のアクセントになっている。 この雑炊はカニやフグでは太刀打ちできない上品でかつマリアナ海溝くらい深みのある旨さが存在する。一言で言えばクリーミーで記憶に残る薄い味である。 これでコース1人前5000円。。。京都有名店の5分の1。。。さすが大阪。。。 杉原輝夫プロをよくこの店のカウンターで見かけたが最近会わないわ。。。 中央区千日前1-9-9 06-6211-2298


カテゴリー 難波, 日本橋, |

Barbara (バルバラ)

えべっさんの帰りに弊社総料理長と顧問の美人フードコーディネーターとこれも顧問のシステム会社女性社長の4人でミニ新年会。テーマはワインと魚料理。。 昨年11月にリニューアルした私どもの懐石料理徳 住之江本店にて3月4日にロゼワインと懐石のコラボイベントをするため(参加者募集中 参加費10000円です 価格以上の価値は保証いたします)勉強も兼ねてバルバラさんへと向かう。 場所は堺筋より1本西側で高島屋別館のすぐ近く。昔から趣向を凝らした美味しい料理とワインを楽しむ店で魚にこだわりを持つスキンヘッドのいかついけど優しい店主の知る人ぞ知るお店。 barubara1.JPG この店の名物の「きずし」は限りなく控えめな酢で〆た上質の鯖を皮をあぶってケッパーとレモン汁と 京ネギで供す独特のスタイル。。。きずしの概念180度大回転。。シャルドネと一緒にいただく。。。 その下は鰆の酢味噌。。この酢味噌も塩梅が抜群である。。。セロリの付け合わせもセンスいい。。 鰆の鮮度も素晴らしい。。。上に乗っているのが干しブドウ。。。「やる~」って感じ。。 牡蠣をアンチョビソースで炒めた物はガーリックも効いてワインがすすみまくる。。上に載せたキウイもさっぱりしてワインの味をより複雑にしてくれる。。。 定番の煮アナゴも韓国産であろうが脂がよくのっている。。。甘いタレはバルサミコの風味がしたが確認できず。マスタードの味がする葉っぱ(これ初めて食べた)とプロセスチーズとともに食す。。 ありそうでなかった取り合わせでこの時点で食欲が止まらなくなる。。。 barubara2.JPG ズワイガニのワイン蒸し(半分で味噌がてんこ盛りで2000円くらい)ガーリックの入ったオリーブオイルをつけていただくと蟹味噌とワインの相性の悪さを中和させること発見する。 身もしっかり詰まってコスパも素晴らしい。甘鯛の昆布締めは細く切られて苺が添えられていた。苺との相性は理屈ではいいはずなんだけど私的には微妙であった。。。。しかし甘鯛もよく脂が乗っていたし締め具合も絶妙でした。。 wainn.JPG ワインは最初は若い目のシャルドネを2本、そのあと赤のデンファンデルを所望。。両方ともコスパは素晴らしい。 doteyaki.JPG 赤ワインに合わせたかったのがオリジナルの「どて焼き」ですじ煮込みにモッツェレラチーズが溶けてパンとともにいただくと (゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!(Mさんパクリですいません) このどて焼きはかなり料理としての完成度が高いと感じた。。これでワイン3本でひとり500円ちょっとみんなで得したねと納得。お店は外観が喫茶店みたいだけど好きなものを好きなワインと合わせてみんなでワイワイやるにはぴったりの店。。。個人的には店主も含めて大好きな店です。。。 中央区難波千日前5-30 TEL:06-6636-0315


カテゴリー 難波, 日本橋, レストラン |