2010年12月

焼肉道場 松ちゃん 12月

世の中に数ある焼肉の中で私が個人的にキングオブ焼肉と思っている長居にある焼肉道場。。 どんな予算でシィテュエ―ションで誰と行くのかで選ぶお店って変わるのだろうけどこの店はオールマイティーで家族経営の温かさもあるしテレビもあってフランクに食事が出来てかつ店内はしゃれた感じ。。。 これで肉がうまくて安いとなると誰が文句付けんねん・・・と言う感じである。。 PC050019.JPG いつもいただく超薄切りのタン刺しはいつもにも増して口の中でジワ―と溶けて繊細な甘脂が舌を覆い尽くす。塩と胡椒とゴマが味のアクセントになりこれ一口で味雷が目を覚まし口の中が焼肉体制準備OKとなる。。 PC050026.JPG 三角バラの塩焼き1400円は脂乗りまくり。。。この甘い脂が塩とナイスマッチ。。 ポン酢も出してくれるので味の変化も楽しむことが出来る。 PC050029.JPG ハラミさがりのすじ800円は小さく包丁で目を入れて香ばしく焼き上げる。。。コリコリして肉の甘みも十分 横隔膜の横の内臓肉の横のすじ部分。。。 PC050030.JPG 上ミノサンド850円は火加減と焼き加減がキモ。。真っ白けの新しい内臓をころころと弱火で焼いていると店主が出てきて仕上げをしてくれる。。。脂の落とし方が実に難しい。。。でも美味しすぎる。 usugirimattyan.JPG 最近この店ではまりまくっている究極の焼肉丼。。。薄くカットされた黒毛和牛サーロインをニンニクの効いた甘くて辛くてコクのあるタレに揉みこんでおもむろに焼き上げる。すぐに焦げてしまうので店主つきっきり状態。焼き上がりと同時にレモンを絞ってご飯の上に乗せていただく。口の中で脂が溶けまくってタレの辛さとニンニクの香ばしさは悶絶ものである。代金はご飯別で1300円(安すぎ・・・)。。。これだけでも5人前くらいいただけるキングオブ焼肉。 まさにご飯がざぶざぶいただける。。。。タン刺しとともにこの店来たら必ずこれを食べてほしい必食メニュー。。。。裏メニューで厚切りステーキもありこのタレでもみこんだ肉をおもむろに塊で焼きまくる。 店主が手早くカットしてくれてそれもご飯に載せてステーキ丼にするのもお勧め。 PC050046.JPG ハラミ700円もええ肉の味がする。。。薄切りサーロインの余韻が強すぎて赤身の肉なんでサクッと食べてしまった。。 akasen.JPG 上アカセン650円とテッチャン700円。。どちらも一緒に焼いて食べ比べ。。脂の味の違いや食感の差を楽しむ。もちろん商品は新しい。。。胃の部分(アカセン9はしっかり脂を落としていただく。腸のテッチャンは結構あっさりして食べやすい。。。掃除の仕方と包丁の入れ方が秘訣とみた。 PC050052.JPG 間に卵スープ380円をはさみ PC050056.JPG 仕上げはセセリガーリック。多分ネクタイと呼んでいるみせもあり舌の周りの肉と店主はいっていた。 多開いて切れ目を入れていてぱっと見た目は赤身肉のようでクセはなし。しっかりした肉の味であまりホルモンのイメージはない。これは本日のスマッシュヒット。。 定番の肉以外にその日のお勧めが20くらいあるので個人的にはいつもこんな感じで注文する。 お腹がはちきれそうになって夜中に目が覚めてしまうほど 食べ過ぎてしまう。。 大人3人で満腹状態でこんな感じである。。。。予算は食べ方や注文するものによって変わるけどミナミの焼肉屋の半額って感じです。。。 肉の刺身や冷麺も抜群にうまい。。。コストパフォーマンスはかなりすぐれている。。わざわざ辺鄙な場所に行く価値あり。。。 大阪市住吉区長居1-12-4 06-6692-6171 17:00~23:00(L.O.22:30) 定休日火・第1・3月曜日


カテゴリー 長居, 焼肉 |

邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン) 12月

この店最近ハマりまくりで週に一度は顔を出す。 そのたびに新しい食べたことのない中国家庭料理が出てきて驚かされる。。 何を食べても旨いし満腹中枢が壊れて2時間くらい食べ続けてしまう。限りなく塩分が少ない日本の会席料理の様な塩加減で私が大阪で一番旨いと思っているリッツの香桃のシェフもしょっちゅうここで弟子を連れて晩ご飯を食べている。。。 店主井口氏は生粋の日本人ですが中国河北省邯鄲に住まれていたとのことで今でもたまに遊びに行かれるらしい。これぞ中国の食堂の味!! 一人で料理作ってるのに異常に出てくるのも早い。その手際の良さも特筆もの。うまくて安くて早いの三拍子そろった住吉大社と中国に一番近い名店である。 zensai1.JPG 今日は友人5人で訪問したのでまずいつものように前菜をお任せでいただく。 まずトウモロコシと松の実の炒め。。シャンタンを使った透明感のある味付け。その下が羊のボイルを白ネギとオリーブオイルを掛けたもの。。バカウマ・・・。茄子の味噌炒めは見た目は悪いがさっぱりしてコクがあるウマ味噌でビール飲みまくりである。。しかし塩分は限りなく低い。その下が胡瓜と昆布の炒め。。 zensai2.JPG 特製の湯葉に白ネギとテンメンジャンを乗せて包んで食べる。。。その下が黄色のピーマンをこれまたテンメンジャン系の味噌をつけて食べる。。中国人は実際に普通に家庭料理でこんな風に食べているらしい。さっぱりして超うま。。。 鶏のピリ辛はあとをひく止まらんようになる味。。。これもビールにぴったり。この料理は全員が絶賛・・・ 腐竹(中国湯葉)とセロリの冷菜も単純なのにとてもうまい。。。 hitujiitame.JPG これも名物の羊と白ネギ炒め。。クミンの隠し味がポイント。。これをいただくと店の空気がいきなり中国になる。この料理も止まらんようになる逸品。 tomatotamago.JPG またまた定番のトマトと卵の炒め。これも絶妙な塩づかい。。紹興酒がどんどん進む。。大衆的な料理だが品を感じる。。 torinankotu.JPG 屋台軟骨と言われる(この部位は通しか知らない)肉のついた胸の部分の鶏軟骨を酢豚風にしたもの。鶏も旨いしコリコリした歯ごたえといい加減の酸味がなんともいえん初めての体験。。 handagyouza.JPG 餃子の旨さはいうもがなで肉汁ほとばしる口の中やけど注意のツルツルシコシコスペシャリティである。 jajamenhandan.JPG ジャージャー麺はモチモチで注文してから麺を練り始めるので少し早目に注文すべし。。 これも必須。。。。。 キュウリと白髪ネギが、濃い目の味噌味の挽肉と相性抜群。 nikumisoitame.JPG 豚肉の細切りを甘辛い味噌で炒めて豆腐の皮で包んで食す。。これもこの店で初めていただいた。 いわゆるチンジャオラアウスである。 tamagosu-pu.JPG 玉子スープは最後の締めにぴったり。。。不味いわけがない。。。 tomatohandan.JPG 名物のトマトの砂糖がけ。。。これでも酒を飲む。。。 途中でおやじも一緒に飲む。親父は全然コワくありません。話すとかなり面白い tougarasi.JPG 最後に酢につけた唐辛子を勧められて・・・・・・・・・ →感想は実際に食べてみてちょ 今日はどこまで食べんねんと言うくらい食って飲んだ。。。 *邯鄲(かんたん)の枕盧生(ろせい)という青年が、邯鄲で道士呂翁から枕を借りて眠ったところ、富貴を極めた五十余年を送る夢を見たが、目覚めてみると、炊きかけの黄粱(=大粟)もまだ炊き上がっていないわずかな時間であったという「枕中記」の故事。人生の栄枯盛衰のはかないことのたとえ。一炊(いっすい)の夢。盧生の夢。邯鄲の夢。 大阪市住之江区浜口西2-11-18   06-6678-3078 13:00~23:00   月曜・木曜


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上海園

岸里駅前にある老舗中華料理店。。 会社の忘年会でお世話になる。 この地では、かなりの大型店舗で1Fのレストラン以外にも2Fには和室4~120名。 3Fはホ-ルで200名までの収容となっている。 昼間は手ごろなランチもあるしカップルからファミリー、普段飯まで自在に対応できる万能店。 飲み物込みの5000円のコースをお願いする。 zensaishanha.JPG 前菜は焼き豚、蒸しどり、キュウリのピリ辛、柔らかいたこ、クラゲ。。どれもオーセンティックないい仕事をしている。。。これだけでビール3本くらい飲める旨さである。 iroiro.JPG そのあとはエビのチリソース、八角の効いた鶏のから揚げとエビパンの盛り合わせ。ミディアムに焼きあげた鴨ロース肉を花巻パンにはさんだもの(これは大人気でした)、メレンゲの浮いたふかひれスープ。 普通よりもかなり旨い普通の酢豚、チンジャオロースののっかった焼き飯。締めは大粒の苺。。。 料理はかなりいいセンスをされているし料理も市価の半額くらいで提供いただいているようなお値打ち感がある。 お昼のランチもリーズナブルで本格的。。。地下鉄駅から徒歩10秒なので地の利も抜群。。 これからは鍋がお勧めと言っておられました。 大阪市西成区岸里2丁目2-27 06-6659-6617


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