2010年06月

大番鮨

西成の天神の森にある超有名なカリスマとんかつ店「とんかつ一番」に併設された寿司店。 「世界のでかとん」とかきわもので有名なとんかつ屋だがかれこれ30年近く続いているということは根強いファンと下町情緒ある昭和の香り漂う店内とお店の方の接客の賜物といえよう。 いつも行くたびに新商品が出ていて今回は「ウェスタンスペシャル」という料理が手書きのポップに書かれていた。。。ウエスタンって何?って感じなんだが決して期待を裏切らないボリュームと素材の存在感を見せつけてくれる。 norenooban.JPG 寿司店のほうととんかつ屋は中でつながっていて注文するととんかつ屋の厨房からあいよ!という声とともに料理がいろいろ出てくる。普段は寿司定食1000円をいただくんだけど今回は奮発して大番パートⅡという1260円の定食を所望する。 pa-2.JPG 寿司定食なんだけど最初に味噌汁のお椀に入ったご飯?が出てきてお造り(今日ははまち)と鰻のかば焼きと冷奴と豚が入った赤出汁と卵の入った細うどんが登場する。。全く関連のない取り合わせに驚く。。寿司を食べに来たんだけどと思いながらももそもそと完食する。。はまちの造り新しかった。。 tonkatuooban.JPG そのあと一口とんかつが2切れ出てくる。これは本格的。。肉も柔らかくソースもええ感じ。。 susi1ooban.JPG メインの寿司が登場。。。時に何がどうってことない寿司だけどカロリー過多であることは確か。。 ああ!もうええ・・・・という状態になりご馳走様。 susi2ooban.JPG よく見ると柔らかく炊かれたお肉をまいた巻き寿司も一切れ。この店とんかつを巻いた太巻きが有名であったこと思い出す。。 miyage.JPG 帰りによく冷えたヤクルトを一本。。ある時はミカンやったりバナナやったり。。 帰りはいつも幸せな気分になる。。接客って本当に大切ね。。 大阪府大阪市西成区天神ノ森2丁目1-21 06-6653-2438 11:00~22:00

大番鮨寿司 / 天神ノ森駅聖天坂駅岸里玉出駅


カテゴリー 聖天坂, 天神ノ森, 和食 |

うれう 6月新作

住之江区玉出にある「うれう」の新作。 久しぶりに行ったら店主にんやりと笑いながら新作をぜひとのことでいただく。。 出てきたうどんは・・・・・ doraikare.JPG キーマカレーのカレーうどん。。これだけでも珍しいのにトマトを甘くマリーネして凍らせたものが入っている。。。まさにトマトのグラニテいりドライカレーうどん。。。。ここに生醤油を2周半入れてうどんを食べてカレーを食べてトマトで口直し。。。フライにしたアスパラが味のアクセント。。。連立方程式の様なうどんである。豚のひき肉はあっさりとしてあとを引かずうどんの邪魔をしない。。甘くて辛くて酸っぱくてそしていつまでもひんやりして・・・コペルニクス的な発想には感服。。。まさにやられたって感じかな。。 久しぶりにうどん一杯で驚かされた。。。鬼才石田店主には敬服する。。。。 美味しくて面白くて驚きがあってさっぱりとしたこの夏、是非お勧めの新作。


カテゴリー 玉出, 塚西, 麺料理 |

松ちゃん

昔からヘビーユースする長居の裏通り焼肉店。。看板には「焼肉道場」とあり「黒毛和牛」と書かれた赤い看板が目印となっている。焼肉って好みが分かれていてとても難しいんだけど紹介した知人はほとんど喜んでいる。ミナミとかで食べたら2000円以上する厳選されたものがすべて1000円台前半。ホルモンはアンダー1000円のものばかり。。つまりコストパフォーマンスでは個人的にはNO1と思っている。 家族で経営されているからできることと納得。 今日の道場破りの一品目は毎度おなじみのタン刺し。。。 これはぜひ食べていただきたい。。紙のように薄くひかれたタンは脂ぎっしり。。 牛のてっさのような状態で舌に乗せた瞬間にじゅわ―と上品な脂が舌の上にまとわりつく。。 上に掛けられた塩コショウの加減も絶妙。。。これとビールの取り合わせは至高のマリアージュである。 こればっかり一人で20皿はいただきたいといつも思う。。。 tansasimatyan.JPG クラシタロースはたぶん肩ロースのことで(違ったらごめん・・)甘みも脂ののりも強烈。。。 一口食べたら鼻血が出そう。。大根おろしの入ったポン酢でいただく。。さすがよくわかってらっしゃる。 薄切りの焼しゃぶ状態なんだけど口に入れただけでトロトロにとろけよる。。。 目の前が真っ暗になるくらい旨い。。。1300円とは破格の値付け。。 たぶんこの肉儲けなし。 kurasitaro-sumatyan.JPG 次は赤身をということでハラミをいただく。。。もみだれがうま過ぎ。。いつも感心する。。 これはああ肉食ってるなっていう感じの味。。。 内臓の臭み皆無。ここでレモンサワーをいただく。。もう最高! haramimatyan.JPG サーロインのステーキは裏メニュー。。。掌くらいの大きさのお肉をコチジャンやいろんな調味料の入ったたれに漬け込みおもむろに鉄板で焼く。。。仕上げにレモンを思いっきり絞り込む。甘くて辛くて酸っぱくてじんわりと脂の甘みがあとから出てきてせやけど3回くらい噛むと口の中でなくなりよる。。 ごはんを所望してステーキ丼にすると超最高。。この肉ひときれで中ライス一膳はいくくらい何もかもが旨い。ご飯は薬味みたいなものでさらに肉のうまみを引き立てる。 薄切りにしたサーロインの牛丼もいいけどこの濃いいたれが絶妙である。旨過ぎて倒れかける。。救急車を呼ぶ手前で意識を取り戻し次の上ミノサンドをいただく。 sute-kimatyan.JPG 上ミノの中でも希少部分で脂がはさまれたこってりホルモン。。 いつもは上ミノを塩でいただくことが多いのだが次の日の胸やけもここまで来たら気にせずに食べたいものをいただくことにする。 minosandomatyan.JPG 適度に脂を落としながら表面こんがりと焼き上げる。。この焼き加減は任せといてって感じ。。。。。。。。 ホルモン焼かせたら誰にも負けへん。。若い時はホル・モン太郎と呼ばれていた。 せやけどこの脂も上品で甘くて香りも良くていい味が出ている。。 minosando2.JPG 続いてアカセンもいただく。仕事もきれいで真っ白け。処理がええのは一目瞭然。。 これもええ味で滋味深くレモンサーワーでむしゃむしゃ食べまくり。。 ここまで来たら中枢神経が切れてしまい幽門の開きと同時にどんどん食べれるようになる。。 今回の道場破りも道場主に対して潔く負けを認める。 akasenmatyan.JPG せやけど身体の事を気にしながらここらで締めの冷麺を所望。。。。 この冷麺だけでも根性が入っている。。。湯がきたてをしっかり締めて自家製つゆと合わせてるんやけどこれだけでもかなり完成度の高い麺料理と感心する。 reimenmatyan.JPG ステーキもそんなに高くないので店主に気軽に聞いてみるべし。 焼肉道場なので来店時の第一声はもちろん「たのもう~道場破りでごんす。。。」これを言えば何かサービスしてくれると思うよ。。。そういえば昔よく見た新日本プロレスでラッシャー木村が試合中殴りこみにきてアントニオ猪木にマイクを握って何を言うのかと思ったら第一声が「こんばんわ!」だったことを思い出す。 会場は緊張し固唾をのんで注目しているなかでのその挨拶だった。もちろん会場は大爆笑だがその時に言葉の持つ意味の大事さや挨拶の大切さを学んだ気がした。そのラッシャー木村も先日逝去された。心より冥福を祈り挨拶の大切さを教えてくれた彼に感謝したい。 お店のHPはこちら→http://r.gnavi.co.jp/c243600/ 道場破りは予約してね。


カテゴリー 長居, 焼肉 |