2006年07月

グリル モリタ

西天満のアメリカ領事館の裏にある洋食店。 グリルなのに客筋は最高。さすが老舗。店内は清潔感にあふれ、ハイソな家族連れと外国人を連れた接待客などで満員。名物のタンシチューは国産しか扱っていないので限定1日15食らしい。                                                                      今日は最初にホワイトアスパラガスと生ハムのサラダ。ホワイトアスパラは愛知県産。かなり太くすっきりとした夏の味。これを生ハムの塩気とサワークリームとトマトのピューレでいただく。かなりうまい・・最初にガッツーんと頭を殴られる感じ。                                                                                                        続いてクレソンの冷製スープ (1800円)これもクレソンの癖もまったくなくクリーミーかつあっさりさっぱりとしたお味かなりうまい・・そして口直しにいろんな野菜をマヨネーズソースであえたメキシカンサラダ 名物の蟹クリームコロッケ(2600円)はたらばがにの身がたっぷり入りトマト系のソースにベストマッチ。 なんともやさしい食感となめらかな味わいはもう降参って感じ 続いてこれも名物のヘレ肉ビフカツ(4500円)は薄めのヘレカツをさっと揚げてウスターソースのようなものをかけていただく。切り口はまっかっかでレア状態。口に入れるとはがない人でも噛み切れるような軟らかさにびっくり。                                                                                                                 最後に一押しのタンシチュウ(3600円)はトロトロのふわふわ 真っ黒のドミグラスソースはこくがあって酸味と塩加減の調和もよく野菜などの香味も感じられ しかもしつこくない年季を感じさせる深い味わい。パンを使ってソースまで完食。 サービスの女性も誠意を感じる事が出来とてもよい感じ。敷居の高さを感じさせないアットホームさも売り 価格が高いのだけが残念・・  人に連れて行ってもらうのには最高の店かもグリルモリタ.JPG


カテゴリー 梅田/JR大阪, 西天満, 淀屋橋, 洋食 |

ビストロ エピス

今日は早い時間から一人でディナータイム。 帝塚山のお気に入りのビストロエピスのカウンターにて。オーナーシェフの奥野君はスイスホテル のフレンチで修行したバリバリのうで。 一人で作っているので出てくるのに時間がかかるので早い時間か遅い時間がお勧め。 ソムリエの免許も持っているのでワインの品揃えとコストパフォーマンスは最高。 献立は3500円と5000円のコースかアラカルトで。 私はいつもアラカルトを前菜にこの店一押しの肉のパテ(豚と鳥の混合) これでビールを2杯いただく。そして活鱧のトマトのジュレに梅肉を混ぜたものをかけたもの 鱧はバーナーであぶっているので皮も香ばしく食感もナイス。これはグラスワインでいただく 岩牡蠣のシャンパンゼリー添えと鶉のフォアグラ詰め・・・・ 前菜いろいろ注文したらワンプレートにかわいらしく盛ってくれた。 気の利くことすばらしい。鶉はこれはかなりいけた。ぱっと見は手羽餃子のようだが ソテーの具合も完璧。パリッと焼けてて中はジューシー。骨までしゃぶってしまった・・・ その次がとうもろこしの冷製スープ。やさしい胃までストンと落ちるような軟らかな味。 前にいただいたジャガイモのスープもよかったがどうしてこんなにきめ細かくなるのか不思議・・ 喉を通ったあとにとうもろこしの香りがほのかに漂う。暑さがどこかに飛んでいくような味 メインは鮎のワイルドライス添えシェリービネガのソース これもキターって感じ。鮎は頭と尻尾と骨を完全に取り除き、淡白さを補うために 中に野菜の詰め物をして網脂で巻きこんでソテーしています。 野菜のつけ合わせもいろいろで上に香草の揚げたものをたっぷり シェリービネガーの酸味と鮎の淡白さと香草の香ばしさがベストマッチ ワイルドライスをソースの代わりにしているのは今の流行。 しかしながら皿の上のものが渾然と一体となったスペシャリテでした。個人的にはもう少し酸味と 塩が効いていてもいいかと思った。 ビストロと言えどかなり手を掛けた料理ばかり味付けは全体的に塩加減がきつめだが そのおかげでエッジのきいた味となりワインとの相性ばっちりです。 お店は限りなく小さいので予約しましょう。 お店のHPです。 http://blog.neko.jp/epice/ episu.JPG


カテゴリー 帝塚山, 姫松, フレンチ |

相生楼

天満宮の前の料亭。大学の会にて食事会。友人の小林雄君がやっている。 創業180年の伝統があり。江戸時代より大阪の味を今に伝える老舗料亭として有名。 小林君はなんと6代目。 傘の形の器に盛られた前菜に始まりジュンサイと鱧のお椀で.おつくりは鯛の洗いが6枚くらい。 焼き物は定番の鮎の塩焼に蓼酢。尻尾の横から骨がきれいに抜かれていた。 知らずに食べたら手品のよう。昔はやった手品でバナナを食べようと皮をむいたらバナナが水平に 4つぐらいにカットされていたと言うような驚き・・・(わかる人しかわからんか) その横は枝豆の胡麻豆腐に生ウニ簡単な料理だがむちゃうま 酢の物の鱧も超美味しく下敷きになっていた白ずいきの煮こごりは大阪料理の粋を表わしたできばえでしたその間にかわらの形の器にヘレ肉と車海老とホタテを焼いたものもかなり美味しいし 最後のご飯は鱧寿司が出てきてさすが老舗料亭って感じでした。 安い価格なのに一切手を抜かない姿は見習うべし・・・

相生楼懐石・会席料理 / 大阪天満宮駅南森町駅北浜駅


カテゴリー 南森町, 和食 |