Orangerie (オランジェリー) *谷六の瀟洒なビストロ【大阪市 谷町六丁目】

谷町6丁目の空堀商店街の外れにある表記のビストロを訪問。駅から徒歩5分くらい。
界隈は古民家をリノベーションしたようなおしゃれなお店が並ぶ。

こちらのお店はコンクリートを基調とした無機質な空間でカウンター席4つとテーブル席があり広々とした空間となっている。

大阪産のなにわ黒牛というブランド牛のステーキ(ロティ)2900円/100gをメインにアラカルトで好きなものを注文できる。客層は若いカップル多し。

前菜は12種類ほど。その中でタコとアボガドのマリネ900円を注文。ガーリックの効いたアイオリソースはワインがよく進む。

今回はブルゴーニュのピノノワールを所望。ほとんどのワインがナチュールとのこと。

2皿目の前菜にスルメイカと春キャベツのグリル焦がしバター1400円をいただく。かなり大きなサイズのイカで食べ応え満点。おろしたカラスミがコク深い。

メインのロティはミスジ部分を使用。仕入れでイチボであったりもも肉の日もあると言っていた。結構、脂分がしっかりしていて食べ応えあり(写真は75g)。岩塩とマスタードでいただく。一度火入れしてから揚げるポテトも美味しい。スタッフさんも親切で居心地のいいお店でした。

大阪市中央区谷町7-4-31
11:30~14:30  17:30~21:00
日曜日定休

大阪市 谷町六丁目 イタリアン

Deri a casa【大阪市 谷町六丁目】

谷町にある表記のイタリアンをランチタイムに訪問。谷町六丁目の人気イタリアン「イル・チェントリーノ」さんの二号店とのこと。1階はテイクアウト専用のデリで2階がレストランという古民家風の店舗。すぐ隣にコインパーキングあり。デリの並ぶ冷蔵庫も見ているだけで美しすぎてどれも食べたくなる感じ。

急な階段を上がって2階がレストランになっている。今回はパスタランチ1430円を注文。主菜のついたコース2730円もある。

美しく盛り込まれた前菜はえんどう豆のスープ、野菜のたっぷり入ったオムレツ、人参らぺ、ビーツサラダなど。身体にも良さそうな感じ。

太麺を使ったパスタは牛すじのトマト味。もちもち食感でしっかりと乳化されていてとても上質。センスも良くてワインもお手頃。次回は夜に訪問予定。。

HPはこちら

大阪市中央区瓦屋町1-2-5
08023937488
営業時間 12:00~15:00/17:30~22:00
定休日 日曜日

大阪市 谷町六丁目 イタリアン

ピッツアリア モリタ【大阪市 松屋町】 【大阪市 谷町六丁目】

松屋町駅と谷町6丁目駅の間くらいにある表記のピッツアテリアを平日ランチタイムに一人で訪問。長堀通りから少し入った路地にひっそりと位置する。

お店は青く縁取った扉とオリーブの鉢植えが目印なんだけど間口が狭くてかなりわかりにくい。細長い店内は手前にテーブル席が数卓あり全体で15席くらいのキャパ。店の奥が厨房になっていて鉄のピザ窯が鎮座する。ご夫婦2人で切り盛り。

こちらのお店のご主人はイタリアのエミリア=ロマーニャ州のラヴェンナというところの店で修業され、2001年にベネト州のパドヴァで毎年開催されるピッツァコンテストで外国人として初めて優勝した方とのこと。

メニューはピッツアのみでランチタイムは日替わりのピッツア1300円とサラダのついた選べるハーフ&ハーフピザ1940円のみ。選べるピッツアメニューはほうれん草とリコッタチーズの「ロマーニャミーア」、しらすとモッツアレラとレモンの「ビアンカビオラ」、ツナと水牛モッツアレラの入った「マコ」など界隈で見るメニューとは全く異なる本格的なラインアップ。

マダムにお勧めをお聞きするとトマトソース、モッツアレラ、トレビス、パンチェッタ、ゴルゴンゾーラの入った店主の名前をつけた「TAKESHI(イタリアでは自作ピザに自分の名前をつけるらしい)」とアーティチョークソース、トレビス、マッシュルーム、生ハム、グラーナチーズ、トリュフオイルの入った「バルテル」をお勧めいただいたので素直にそれを所望する。

しばらくして着皿。ナイフとフォークを使っていただくスタイル。よくある王道ナポリピザに比べて生地は薄めでモチモチ食感が特徴。まずはビジュアルも美しい「TAKESHI」からいただく。トマトソースの酸味はかなり穏やか。パンチェッタの脂とチーズとの相性はかなりいい。チコリの一種のトレビスの食感とほろ苦さが大人な感じ。味わいはかなり繊細で様々な食材の味の重なりは今まで食べてきたピッツアの概念を超えた感じ。耳部分のコルニチョーネが焦げてなくて分厚くないのも自分好み。

生地に深みのあるアーティチョークのソースとトリュフオイルが使われている「ピッツァバルデル」は塩と油がしっかり利いた味で日本であまり見かけないタイプ。溶けるチーズではなくてハード系(焼いて削ったグラーナ)を使用なのも味が大雑把にならないためと推察する。生ハムとフレッシュマッシュルームとの相性もなんとも繊細でいい。

両方のピッツアともに口の中で様々な食事の旨みや香りが交差して、えもいえぬ深まりのある味わいとなる。いい店見つけました。。。

大阪市中央区谷町6丁目10-1
06-6777-1783

ピッツェリア モリタイタリアン / 谷町六丁目駅松屋町駅谷町四丁目駅

夜総合点★★★★ 4.0

大阪市 松屋町大阪市 谷町六丁目 イタリアン