香港 2024 ②

週末に香港に行ってきたので忘備録として記します。

香港の麺料理で有名なのがワンタン麺。110年前に広州で創業したというワンタン麺専門店。豚肉、木耳、筍の入った餃子とプリプリの海老ワンタンが入る雲呑水餃麺を所望する。麺は細くてシコシコ食感。豚骨、干しエビ、ピーナツ油で揚げた海魚を使ったスープは旨みたっぷり。麺類の種類は20くらい。青菜炒めも名物とのこと。日本語メニューもあり。

香港島のソーホー地区にあるミシュラン1つ星の四川料理の麻拉湯という店。よだれ鶏や四度豆の炒め、辣子鶏、牛肉の水煮など日本で見たことがある料理だけど旨味やコクの深さが段違いでレベルの高さを感じた。かなり美味しかったです・・・・

愛文生という屋台風の海鮮料理店。全部で200席くらいある大型店舗で地元客で大行列。キッチンは路上にあって2人のコックが目にも止まらないスピードでダイナミックにフライパンを振り続ける。このライブ感も必見でほとんどの客がウエイティングの間にこれを動画撮影。太い茎の青菜の炒めや海老の塩胡椒炒め、マテ貝のニンニク炒め、生きたシャコの炒めなどを手掴みでいただいて一人5000円の会計。どこの国でもいい店は皆よく知ってるということを再確認。こんな店初めて見た・・・・

中華料理 海外

山海楼

伝統的な台湾の高級宴会料理がいただけるという表記の店を訪問。「農場発」をキャッチコピーに掲げ、産地から食卓へという理念の実現に取り組んでいるとのこと。

2階建てのお店はは明治大正時期的のロマンチックな建築物を参考にされているらしくエントランスと玄関に敷き詰められたモザイクタイルは建築されて80数年という時間を経て洗練された雰囲気。建物の中に入ると玄関には茶筒と茶器がディスプレイされていて、心落ち着く空間となっている。

最初に生のアワビの醤油漬け。水槽に泳ぐ新鮮な鮑を使用しているとのこと。

宜蘭で有名な郷土料理の糕渣でエビパンと日本語メニューに書かれているが中はトロトロのカスタード状でコーンの味がする380元。

丸鶏を1匹使用して水や調味料を全く使わず鶏のエキスのみを抽出したもの。調味料を使っていないので全く塩気がない。添えられた米のフレークと一緒にいただく。医食同源の考え方で身体に驚くほど良い効果をもたらすと書かれていた。。

蚵嗲(380元)はオーナーのお祖母さんの得意料理で台湾版カキフライのようなもの。台湾の外傘頂洲で獲れた新鮮な牡蠣を使用して野菜や肉の細切りなどを混ぜ合わせて作った餡を海苔で巻いて揚げたもの。潰した牡蠣と海苔の香りがよくてあっさりとした食味。

毎日数量限定でかつシグニチャーメニューの清燉牛臉頰肉/牛のほほ肉の煮込み(1,280元)草飼育4年の貴重な台湾黄牛のほほ肉を使用しているとのこといます。ほほ肉、ネギ、大根を6時間かけて煮込んで作っていると聞き及ぶ。

締めはカラスミチャーハン。紹興酒に漬け込んだカラスミを粉々にして大量にご飯にふりかける。パラパラのご飯にしっかりと混ざってとても良いお味(880元)。こちらの店はぜひ再訪したいと思う、料理内容、サービス、内装全てがワンランク上の台湾料理店でした。

台北市中山北路2段11巷16號
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00
電話番号:02-2581-5760

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頂上魚翅燕窩専売店 (Golden Top Shark’s Fin Co)

表記のフカヒレ料理専門店で昼食をいただく
表記の1987年創業、高級フカヒレを提供する台湾の老舗。オーナーがタイで出会ったフカヒレの味に影響を受けているらしく広東料理のスープとは異なったものを提供すると聞き及ぶ。

スープの値段は

フカヒレ小:3950元(約13000円)*1人前
フカヒレ中:6560元
フカヒレ大:8600元

土鍋に入って出てきたスープはフカヒレのゼラチン質がとっても柔らかくて、濃厚なスープもくどくなくてとてもいいお味。最初は素材とスープのうまみを味わうために何も入れずにいただき、途中から自家製の辣醤(チリソース)を少し加えるとまた違った味が楽しめる。食べても食べてもフカヒレが減らないと思うくらい堪能できる大量のフカヒレが入っていたのにはびっくり・・・・

こちらのお店のもう一つのシグニチャーメニューの鮑魚炒飯(アワビチャーハン)も素晴らしい出来。カニ肉、干しエビなども入っていてとても複雑な味わい。椎茸も極上でかなり上質。大ぶりの鮑は柔らかくてモチモチで噂に違わない内容。価格も上等だけど記憶に残る味わい。こちらのお店ではこの2品だけでフィニッシュ。。。

台北市新生南路一段121号
TEL:(02)2773-7201
営業時間:11:30~21:00

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