カテゴリー:中華料理
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栄来軒【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

住吉大社のそばの大衆中華料理店。。 大衆中華料理なんだけど何を食しても旨い。技術的なものもあるのだろうがご主人の食材に対するこだわりを人は知らない。。

この日もアルバイト君がズワイガニの姿を湯がいたものから竹串を使って時間をかけて身をほぐしていた。。これはこの店の名物のカニ焼きめしに使うと推察されるが今の時代にむき身やほぐし身を使わずにいちいちこのような手間をかけているところはほとんどないであろう。。

ホテルでも多分このようなことはしていないであろう。又ウズラの卵も水煮になったものや缶詰を使うところがほとんどであるがこの店は生の玉子をボイルしている。。焼きめし用の焼き豚も自分で作る。 豚肉や鶏肉も食べれば上質なことすぐにわかる。 この日に所望したとじた卵がたっぷり入った中華どんぶり680円も切りたてでないと味わえない野菜の甘みが爆発する。王将ではありえない美味しさがこの店で体験できる。

55年続く住吉の中華の名店。ぜひカニ焼きめし950円を食べてちょ。。価格以上の価値は保証するよん。

大阪府大阪市住吉区東粉浜3-29-5 06-6678-8807 営業時間 11:00~14:30            17:00~21:00

大阪市 住吉大阪市 住吉公園大阪市 住吉大社 中華料理

清粥小菜明(ちんぞうしょうさいめい)明【大阪市 東三国】

月に一度終日通っている経営塾を終えて友人と東三国で晩ご飯。帝国ホテルで勉強しヌーベルシノワ系の上品中華を比較的手ごろな価格で提供することで有名な商店街の中にひっそりとたたずむ名店。 台風直撃の日だったがお店は満員で驚いた。 お店はカウンター6席ほどと、4人掛けのテーブル席が2卓、奥にもテーブル席があるこじんまりとした食堂のよう。

ビールで乾杯して付きだしのザーサイをつまみながら料理をチョイスする。どれもが魅力的なものばかりで目移りする。

最初はサンマと香味野菜の椒痲ソースサラダ1400円。。まずサンマが新鮮なのとソースの美味しさに驚く。花山椒の実とラー油を合わせ紹興酒と米酢と紹興酒と醤油をたしたようなそなんだけど自分で作るとなかなかうまくいかないのと風味が出ない。。豚肉とかでも合うしサンマでいただいたのは初めてでかなり感動した。。

海老の変わり揚げ550円はすり身をワンタンで包んだもの。。特にどうってないがビールにぴったり。個人的にはこんなの大好き。

旬の野菜の素揚げ1800円は万願寺とうがらし、蓮根、ミニトマトなどの有機野菜を蒸したものを黒酢と中国の13種のスパイスの入った塩でいただく。かなり美味しいが値段も割高感あり。残念。

焼売 は皮がお米で、不思議な食感だけかなりおいしい。 一見どこでもありそうなものなんだけどいただくとその上質感がよくわかる。仕事が丁寧なのもとてもうれしい。紹興酒がかなりそろっていて最初は甕出しの8年、次に15年を飲みまくる。。

手羽の唐揚げも紹興酒に漬け込んでいるので風味が抜群。仕事の仕方や腕の良さで大衆的な食材がここまで変わるものなのかと驚く。

ブロッコリーの蟹身餡かけ1300円は帝国ホテルのジャスミンでいただいた記憶がある綺麗系の広東料理の逸品。シャンタンスープも軽やかで蟹も旨みをまといトロトロのふわふわでご飯にのせていただきたいくらいであった。

とってもよろしゅうございました。ご馳走様でした。

大阪市淀川区東三国4-17-5

06-6396-2183

清粥小菜 明中華料理 / 東三国駅東淀川駅新大阪駅

大阪市 東三国 中華料理

邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)【大阪市 住之江】 【大阪市 住吉公園】

会議の後、職場の若手社員10名と中国語を習っている留学生君とともに敬愛する地元の「邯鄲小吃館」を訪問する。駅から遠いし不便極まりないんだけどこの店を訪ねて遠方から多くの客が来る。以前ご一緒したフードコーディネートのYさんも後日彼氏を連れて難波からタクシーを駆って水餃子を食べに来たと聞き及ぶ。食事代よりもタクシー代の方が確実に高い。

この店看板もなく冷房もない。夏は暑く冬はかなり寒い。中国家庭料理を標榜するだけあって家庭用コンロとテフロンのフライパンで御主人が自由自在に料理を作る

「小吃館」っていうのは一膳飯屋っていう意味と今年社員旅行で上海に行った社員は少しツウぶって話す。中国人がこの店に来たらとても喜ぶ。。日本でホンモノの中国料理がいただけること大阪の高級ホテルの料理長も夜な夜な食べにくるということ、これだけでこの店のパフォーマンスの高さがうかがい知れる。

生ビールと共に落花生と蒸しどりのピリ辛。。落花生は八角と一緒に醤油に漬けられている。。最初からビールごくごくいってしまう。。

店名の邯鄲という広東省と四川省の間にある小さな村で住んでいるときに学んだ家庭料理。素材を活かした優しい味付けの中国料理はいくら食べても食べ飽きない。ワイワイガヤガヤと中国の話をしたり料理の話をしながら楽しい時間を過ごす。

鶏の肝の醤油煮は大好物。。これさえあれば紹興酒一升いってしまう。。味の加減も最高だし素材も地元商店街の専門店で買っていることも知っているので旨すぎる。。オクラときくらげの黒酢和えもどんどんビールが進む。

留学生君も大喜び。。奥さんの接客も地味ながら実にいい。。

きゅうりを叩いたものに生のニンニクを潰したものをぶっかけて黒酢で食す。すごい香りがしてまさにこれぞ中国家庭料理って感じの逸品である。一見地味なんだけど実に滋味深い料理である。

北京ダックの北京ダック抜きのようなネギを湯葉の皮で巻いた料理は甘いみそとネギの辛味のバランスが素晴らしい。。

この店のスペシャリティーのトマトの砂糖掛けは単にトマトにグラニュー糖を掛けているだけではないところがポイントである。留学生君も「中国とおんなじ味や」と喜んでいた。日本の田舎でもこのようにしてトマトを食べる習慣があるところがあると誰かが言っていた。この店はこの料理もいいけどトマトと玉子を炒めた物もムチャムチャ旨い。いつもどちらにしようか迷ってしまう。

テーブルで焼肉にしようか迷った羊肉なんだけど店内が暑くなるので厨房で焼いていただいた。羊はクセがあるので苦手と言う人もここのラムは大丈夫です。味付けは塩だけで十分と店主のたまう。香辛料のクミンが実にエスニックな香りをかもしだす。一味唐辛子の辛味もまたいい。ほとんどクセがなく、やわらかくてジューシィーでめちゃウマ。牛肉と違ってあっさりしているので、いくらでもいける。

女子社員君の実家でヤギを飼っているので最初は羊食べれないと言っていたのがバクバク食べていた。

水餃子を所望したら客がいないことを理由に客席で実演をしてくれることとなった。この店の御主人、顔はいかつく腕は丸太のようであるが心が優しい。とっても親切で目の前で作り方を説明しながら小麦と水だけで皮を作って餡を入れる。中国では焼き餃子は水餃子のリサイクル、つまり残り物を焼くのが焼き餃子と説明されていた。焼きめしも同様である。途中で私どもの調理師も餃子作りにチャレンジする。焼き餃子と水餃子では包み方が異なることも初めて知った。

湯がきたての水餃子を黒酢で食す。作りたての皮はピカピカでツルツルでシコシコしてまさに水餃子は皮を食べる料理であること再確認する。。特に変わった調味料を入れるわけでもなく自分で皮を作ると簡単にこんなに美味しいものが出来ることに驚いた。

水餃子の皮と同じ材料でジャージャー麺を作られる。麺はモチモチ。キュウリと白髪ネギが入っていて濃い目の味噌味の挽肉との相性はバッチリ。これは締めに絶対に注文したい逸品である。この店タバコ携帯は禁止です

大阪市住之江区浜口西2-11-18      
06-6678-3078   
営業時間:13:00~23:00   
定休日:木・金  

 

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