フレンチ

サンパレス六甲

日曜日は中国自動車道西宮北インター降りてすぐの結婚式場サンパレス六甲にて「ばんばひろふみ」ディナーショーに行く。

ここの結婚式場は料理が美味しいので昔から有名。。。約250人くらいの料理がいっぺんに出てくるのでこれも勉強になる。

アミューズはガラスの器にカリフラワーのムースの周りにコンソメゼリー、その上に帆立や蟹の身が鎮座。。 辛口のシャンパンとともにいただく。。

大きな四角い皿に盛られて出てきたオードブル盛り合わせは ・オマール海老の柿ソース。穴子とフォアグラテリーヌと黒米のミルフィーユ仕立て。帆立貝柱のマリネは素材がとてもよかった。タラバ蟹の湯葉巻黄身醤油ソース。。 イチゴをスモークしてサンタクロースを形作ったもの。アワビと焼きナスと水前寺のりを合わせた小鉢。鯛の昆布締め。サーモンのマリネ。鶏のセセリ肉など。。。

これだけでお腹いっぱいになる。。。

魚料理はイトヨリのポワレの下にリゾットを敷いたもの。。 ソースノイリー。。イトヨリって淡白なんだけど独特の臭みがあって少し苦手。。。。料理としてはかなりクラッシック。女性客が多いのと年配客が多いからなのねと納得。

そのあとはすっぽんのロワイヤル。。。茶碗蒸しのような感じ。。。。

和牛のローストビーフはサーロインのかなりいい肉。とても柔らかくて美味しいんだけど隠し味に豆板醤を使ったソースが苦手。。。いい肉なんだから普通に出せばいいのにと思ったのは私だけか。。。

デザートはホワイトクリスマスというネーミング。。。

食事終了後コンサート開始。。芸歴40年と言っていた。。。 「いちご白書をもう一度」を聞くのが楽しみだったんだけどワインの酔いが回って気がつけばコンサート終了。。約1時間の昼寝タイムとなってしまった。。。残念・・・

S.P.Rサンパレス六甲フレンチ / 田尾寺駅


カテゴリー 兵庫県, フレンチ |

肝胆亭

神戸港に南極観測船「しらせ」が入港し、お呼ばれで船上パーティーに参加。自衛隊員の手作りの料理や屋台の焼き鳥に舌鼓。

そのあと友人と三宮でいろんな意味で有名な「肝胆亭」に行く。 場所は三宮駅中央口の北側すぐ。フラワーロードより一本東の筋の三琴ビルの地下1階。 雑誌や新聞にもよく取り上げられる三宮の有名店 というか名物店。いや、名物おやじか。

お腹いっぱいだったのでワインとつまみを所望。。というよりは名物マスターとアホな話をしに来たような感じか。。。

国防の話から阪神タイガース、森羅万象いろんな話を酔っ払い状態でしゃべりまくり。。 店内の雰囲気と、おっちゃん、いえマスターの雰囲気は、どちらかというと「居酒屋」か「食堂」。

しかし味はめっちゃ「フレンチ」。 神戸の方なんだけど大阪の我々よりも大阪人のよう。かなり馴れ馴れしい感じ。。。ここまで敷居を下げるかって感じのフランス料理。

外観も何屋かわからないしメニューは黒板のみ。とても読みにくい。ほとんど素材名しか書かれていない。

前菜メニュー豊富なのでワインのアテには事欠かない。野菜を煮込みまくった(マスターは三年煮込んで腐りかけと言っていた)ものとあさりのガーリック蒸しを所望する。

ここのマスターに関しては好き嫌いがまさしく白黒のようにつくと思うくらいの個性派。そのマスターを凌駕する酔っ払いの関西人との会話は店の中を場末の居酒屋状態にしてしまった。。 しかし料理が旨いのが玉にきず?食い味重視の洗練されたフレンチである。。コスパもいい。。

店名の由来は「肝胆相照らす」という故事に基づくものと思われる。。腹の底からの深い付き合いという意味だったと思う。

HPには *肝胆亭という名前の由来は、中国の「肝胆相照らす」という言葉からとりました この言葉は「肝(腹の中)を包み隠さずに心の底までうち明けて交わる」という意味の言葉で、その意味の通り私達従業員をはじめ、初めて会うお客様同士さえも心の底まで打ち明けて話そうというのをコンセプトに営業しております。 あたかも大家族のような風に思っていただきたいということで肝胆-亭という名前になっています

ということらしいが。。マスターかなり強烈。。。覚悟して酔っ払って行くのがベスト。。

神戸市中央区琴ノ緒町5-4-5 三琴ビル地階 (078)242-8763

オフィシャルHPはこちら

肝胆亭フレンチ / 三ノ宮駅(JR)三宮駅(神戸新交通)三宮駅(神戸市営)


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ビストロエピス 8月

帝塚山のヘビーユースする鬼才奥野シェフのビストロ。。コストパフォーマンスの良さとしっかりとしたクラシカルな仕事が地元の客を釘づけにしている。。 本日は5000円のコースの魚料理の鱸をオマールエビに変更していただきしばしディナーを楽しむ。。

アミューズは鶏の胸肉のハムのサラダ仕立て。黒いのはトリフオイル。。鼻の中がくすぐったくなるようないい香り。。ハムの火入れも完璧。イチジクとともにいただくフォアグラをキャラメルゼしたもの。。これは少量だが美味しすぎ。。

とりあえず生ビールのあとは泡を所望。。メートルお勧めのカバ。シャロック・カバ・ブリュット。。泡立ちきめ細やかで非常 に香り高く、フレッシュ。。暑気払いにぴったり。熟成感もありまろやかさと洗練された味わいはシャンパン以上。本日は最初から最後までこれで楽しむ。

ホタテ貝とオマールのムースのパートフリック包みは帆立がごろごろと入り香草入りのバターソースでいただく。。これもカヴァにぴったり。添えられた夏野菜を使ったラタトゥユもパンチの利いたいい味である。こういう添え物にも抜かりがない。。

ビシソワーズはコンソメのジュレが入ってイクラの塩気がいいアクセントになる。。ジャガイモ、タマネギ、生クリーム、バター、塩・こしょう、牛乳、ブイヨンスープが中身だと思うのだけどいろんな味が混然一体となって頭の中がふわっと別次元に行ってしまいそうになる。

メインのオマールエビはもちろんフレッシュ。シェフお得意のブールブランソースは酸味の強い白ワインと白ワインビネガー、 刻んだエシャロットを煮詰め、それにバターやクリームを混ぜ込んで作る比較的シンプルなソースなんだけどいつもすごく味に深みとコクがあることに驚く。

それに粒マスタードのソースを合わせると素材の味がとても膨らみまさに魔法のソースと化する。パンもいっぱいおかわりしてソースをすくって食べまくってしまう。海老はもちろんプリプリでミディアムレアに仕上げる火入れは素晴らしい。

フランス産の子牛のヘレとフォワグラを合わせたソテーなんだけど肉の柔らかさと味の深み、ソースの美味しさに驚く、出てきたときのソースの香りが素晴らしく写真を取ることを忘れてしまう。

デセールはグレープフルーツのゼリー寄せ。独特の苦みが胃を落ち着かせてくれる。気取りのない店なんだけどシェフの料理はすべて気合の入った渾身の逸品ばかり。

何をいただいても美味しいし値段もリーズナブル。お店が狭いのが玉にきずだけど予約をしていくのがべター。お手軽なコース料理もいいしアラカルトをシェアーするのもおすすめ。

お店のHPはこちら


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