その他料理

おびむす【大阪市 谷町六丁目】

空堀商店街の真ん中あたりに最近できた流行りのおにぎり専門店。この日はグランドオープン前のプレオープンに訪問。店内は5名くらいの若いスタッフさんが不慣れな手つきで練習を兼ねておにぎりを握る。

おにぎりはおかかや梅干しなど定番のものが270円から。クリームチーズや塩サバの入ったものや焼きおにぎりなどもある。筋子や牛しぐれなどのプレミアムおにぎりなどもあって選ぶのが悩ましい。

結局、筋子のおにぎり600円と味噌汁を所望。ふんわりと握られていてとても美味しい。以前に東京の日本一行列のできるおにぎり店の「ぼんご」の女性店主の記事を雑誌で見たことがある。休日は8時間待ちらしい。24歳の時にこちらのお店に嫁いで毎日数百個のおにぎりを朝の4時に起きて11時の開店から23時の閉店まで働きまくっていたと記されてました。お店が傾いた時もあったが現在では1日1000個以上のおにぎりを握られ30人を超える弟子を受け入れてその方々が世界中に出店されていると聞き及ぶ。

47年間おにぎり一筋で歩まれていたその方の話を思い出しながら店を出る。

大阪市中央区谷町6-14-17

すぐ近くの甘味店の十五番カフェでみたらし団子セット800円をいただいて少し休憩。この作りたての団子の柔らかさと美味しさにも感動。

大阪市 谷町六丁目 その他料理

和風もつ料理 あらた【大阪市 新大阪/西中島南方】

友人と表記の西中島南方にある店を訪問。30年くらい前からずっと定期訪問しているお気に入りのお店。予約は不可で1巡目の17時開店に入店するには16時20分くらいに並ぶのがいいと思う。今回は16時に並んで2番めだった。入店時間は17時、18時半、20時の3回転とのこと。この日は1巡めと2巡めのデッドラインが16時40分だった。隣に座る女性客は埼玉からわざわざ日帰りで来られたとのこと。

お店はカウンタ−のみ14席。1〜2席は補助椅子で融通を利かせていただける。数年前にご主人は引退で今はご子息が切り盛り。肉を切りながら客と軽口を交わす技も父親譲りでとても上手。

注文はいつもの通り「おまかせ」でお願いする。こちらのお店のお酒はアルコール度数14度の「特製ハイボール」と「日本酒」と「瓶ビール(キリンクラシックラガー)」のみ。当然名物のハイボール250円を所望する。キンキンに冷やした先割した酒(キンミヤか韓国の焼酎)を並々と入れてほんの少しだけジンジャーソーダーを足したもの。

コースの扉は名物の「和風煮込み」。トロトロにあっさりと煮込まれていて癖や臭みは全くない。ネギと七味をかけていただく。
続いて好物のチレ(脾臓)の刺身。真っ赤なビジュアルだけどレバーのように血生臭さは全くない。甘くてねっとりして濃厚かつトロトロの食感。

和牛のタンの先を使用したタンシチューも和風のあっさり味噌味。肉に歯がスッと入る。ここまでくると割烹に仕事。
ミノのたたきはほぼ生で提供される。コリコリ食感だけど柔らかく甘さも感じる。薄ピンクなのは新鮮な証拠で衝撃的な美味しさ。

適度な歯ごたえとゼラチン質を感じる燻した香りがとてもいいネックスモークも噛めば噛むほど味わい深い。
キメの細かい生センマイも薄いピンク色で希少な黒毛和牛を使用。胡麻ポンズとの相性抜群。

シャキシャキ食感のハートの串焼きも全く癖がない。
ビロードのようなビジュアルのココロのたたきも圧倒される美味しさ。脂は全て削ぎ落として使われると聞く。分厚いのにサックリ噛みきれてクリアな味わい。

コールタンもゼラチン部分が口の中で溶けていくらでも食べることができる気がする。ハイボールとの相性も抜群。フク(肺)の炙りも香ばしくて旨みたっぷり。テールの煮込みはフランス風と書かれていたけど完全に和食の味わい。」

京都の有名店の柴漬けとともにテール雑炊でフィニッシュ。帰りには2巡目の客が列を作ってました。。火曜日は隔週でお休みのようです。
あっという間の90分で途中で「お口に合いますか」と声をかけてくれるご主人もとても優しい。会計は思いっきりお酒をいただいて一人5000円弱。常連客でなくてもいい時間を過ごすことができる西中島の至宝のようなお店です。

過去のあらたはこちら

大阪市淀川区西中島4-2-8
06-6304-5250
定休日:月・日・祝

大阪市 新大阪/西中島南方 和食その他料理

Stand kitchen Emi shokudou  5月【大阪市 塚西】

銭湯の帰りに西成区玉出にある表記の店を訪問。こちらもヘビーユースする好きなお店。阪堺電気鉄道の塚西駅を北に50m、ライフスーパーの正面の昭和初期に建てられたアパートの1階に位置する。オープンして約3年となる。店内はカウンター10席だけでこの季節はオープンエアにされていてとても気持ちがいい。テラス席もいくつかあり。

目の前にチンチン電車も走り風情も満点。センスとガタイのいいマダムが一人で切り盛り。メニューは家庭料理が中心で温かみのある色々な惣菜が毎日カウンターに並ぶ。大人の社交場のような雰囲気で女性の一人客も多く、普通に皆が晩御飯を食べに来る感じ。

この日は外国在住のマダムの娘さんがメキシコ人のフィアンセを連れて来られるということで常連客が一目見ようと早い時間帯から待機。その中で混じりながら先にお酒と食事をいただく。

最初に生ビールと鯵の梅煮400円と鱧皮と糸もずくの酢の物400円を所望する。どれも丁寧に作っておられてかなり美味しい。

ハンバーグ900円は水切りした豆腐も混ぜておられてとても柔らかでふわふわの食感。ドミグラスソースもあっさりしていながらコクがあってレストランでは食べられない味わい。ソースが美味しすぎなので隣の客がライフスーパーまでバケットを買いに行かれたのを分けていただき最後まで堪能する。

おにぎらず500円は甘辛く炊いた牛肉と玉子焼き。初めてのお客でも分け隔てなく温かく迎えていただけます。このブログの読者さんも常連となってよく来られるとのこと。ありがたい話です。

過去のemi shokudouはこちら

大阪市西成区東玉出2−5−6
090-1905-2234

大阪市 塚西 バルその他料理