テッパンラブワイン【大阪市 難波】

難波で友人と焼肉を食べた後に標記の店を訪問。カウンタ−8席だけの店で鉄板焼きとワインのマリアージュを楽しむお店。目の前にはその日お薦めのワインが価格とともに立ち並ぶ。この日は薄旨系のワインを揃えたとのことなので順番に所望する。

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ワインの瓶には価格帯と原産地と葡萄の品種が直接書き込まれていてとてもわかりやすく注文もしやすい。ワインの値付けは天満にあるラブワイン本店同様かなり良心的。最近あちこちでいただくことの多い国産ワインも揃えていて飲み比べるととても楽しい。

この日はスパークリング含めビオ系の5種類のワインを楽しむ。熊本のマスカットベリーのワインがとても口に合った。ワインの味は価格と必ず正比例するというのは周知の事実だが自分自身の味のハードルを少しだけ下げると味の異なりや変化を楽しむことが出来たり一般的なワインの味を表現する言葉を使わずに感想を言い合ったりするのも楽しい。(庭で飼っているミドリ亀の餌のような香り・・・ポリエステルのような舌触り・・・アンガールズのような骨格の細さ・・・)こんな言葉遊びも楽しい。

この日は葡萄ジュースのようなものが多かったけどスルスルと喉に入って行くし雑味もなくタンニンも滑らかで女性にはぴったりかなと思う。オーストラリアのピノは余韻も10秒くらい続いて思いのほか美味しかった。

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焼肉でお腹いっぱいだったので蓮根を焼いていただく。蒸し焼きにした蓮根に焼いたアボガドとカラスミを掛けたもの。蓮根はシェアナンバーワンの茨城県土浦産のもの。個人的には関西人なので徳島産や石川の加賀蓮根のようにモッチリネットリしたものが好みであるがサックリした関東のものもこれはこれで食べやすい。

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熟成したチーズをいただいてこの日はフィニッシュ。お店は通称ヒデさんと呼ばれる店主(ラブワインののれん分けらしい)が一人で鉄板を駆使したハイレベルの調理と給仕をされる。ステーキやこだわりの野菜、〆のお好み焼きや焼き飯もワンランク上の仕上がり。お店が小さいので予約がお薦めです。

大阪市中央区難波4-8-9
06-6647-8766
17:30~24:00
定休日:月曜日

大阪市 難波 鉄板焼

一半【大阪市 難波】

表記の千日前の老舗寿司店を訪問。真っ白の麻の暖簾を潜るとピカピカに磨き上げられたカウンタ−が見える。席について冷たいビールを所望。子供の頃に何度か父親に連れてきてもらった記憶がある超高級店。昔は吉本の芸人がこの店の暖簾を潜ることが出来れば一人前になった証しと言われたものである。

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蛸をアテでいただく。産地は聞かなかったけど味の濃いしっかりとしたものであることは食せば判る。こちらのお店は約50年前に創業。お店は古いけど掃除がしっかりと行き届いていて凛とした空気が店の中に満ちあふれている。「英ちゃん福寿司」や「福喜寿司」に似た感じであろうか。

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しっかりと〆た鯵は日本酒とドンピシャ。菊正宗の醸造を常温でいただく。こういう店ではこういったお酒が良く合う。濃いめの醤油を刷毛で寿司に直接塗るスタイルも今となっては珍しい。

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これもしっかりと締められた鰯。こういったものも大阪の寿司らしくて大好き。日本酒が進みまくる。

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タイラギ貝も大好物。寿司の酢飯はホンノリ温かくて柔らかい大阪風。こういった店でも緊張しなくて逆に落ち着いてゆっくりと寿司とお酒を楽しむことが出来る。年を重ねたことを実感。こぼれイクラとか穴子一本巻とかバランスの悪い大きなネタも嫌いだしこれ見よがしなアテばかりでてくる店も嫌い。

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車エビも普通に美味しい。ご主人は力も入らず普通の上質なネタを丁寧に提供。要らない会話もなくて気の効いたこともあまりない。しかし大人にはそれがいい。判る客だけでいいという信念に共感出来る。食べログ等でこれ見よがしな避難を見ると腹がたつ。

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穴子も普通においしい。見た目もかなり美しい。柔らかく煮込みまくればいいというものではなく素材の味を残しながら丁寧に蒸し煮にする手技はさすがである。

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此方の店のスペシャリティーの鯛は熟れた感じもありこの時期では最高のものと思われる。最近美味しくなったと言われる養殖鯛とは味わいが全く異なる。

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最後は蛸の頭を握っていただいてフィニッシュ。このままワインをいただきに近くの店に行く。。
大阪市中央区難波千日前3−17

一半寿司 / 近鉄日本橋駅日本橋駅難波駅(南海)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 寿司

楽洛亭 9月【大阪市 難波】

日曜日は「後妻業の女」の映画を見てヘビーユースする表記の店で一人焼肉。難波高島屋の前の松屋の横に60年以上前からあるらしい。1階の煙もくもくのテーブル席に案内いただく。カップルや女性客は2階に通される。

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ビールをいただきながら肉の扉は最近お気に入りのあごの塩焼き580円。タン塩はどこでも食べることが出来るのでガーリック風味のこの肉はしっかり焼いても味わい深くて癖になる味。

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ビールとの相性も良くて薄くカットされているので堅さも気にならない。大衆焼肉店なんだけどサービスも良くて希少部位やシーズナル商品もいろいろあって店を訪れるたびに新しい発見がある。最近はハーフサイズも注文出来るので一人客には嬉しいお店である。

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此方の店でマスト注文な盛り合わせ2780円。300gあるので食べ応え満点。最近値上げしたのは残念。バラ、ハラミ、ロース、ツラ、上ミノ、上テッチャンがそれぞれ3〜4切れづつ。とびっきり高級な肉じゃないけど脂がきつくないのでとても食べやすい。ホルモンも新鮮でコリコリのテッチャンが特に美味しい。辛いタレに思いっきり漬け込んだテッチャンもあってビールとの相性は最高。

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このお店の看板と言われるのが青ネギがたっぷり盛られた灰色のつけダレ。見た目よりもあっさりしていて、酸味があって山椒の香りもしていて精肉だけでなくホルモンにもかなり相性がいい。このタレと肉と白ご飯とビールの取り合わせは史上最強である。こちらのお店は持ち帰りも出来るのでこのタレだけの販売はいつも断られる。

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さっぱりしたもやしナムルは口直しにぴったり。丁寧な仕事と絶妙の湯がき具合と控えめの調味が私の口にとても合う。

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さらにロース950円を追加してフィニッシュ。モモ肉なので食べやすくていくらでも食したくなる。焼酎のソーダ割りを4杯くらいいただいて服についた匂いを土産に帰宅しましたとさ。

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難波駅の宝くじ売り場の横にある「とびら」のパン屋のパンが可愛らしすぎる。は、クッねこパンやひよこパン、ワンちゃんパンなど見ているだけで楽しすぎる。前に買って食べたけど耳はクッキー生地で作られていてビックリ。お土産にぴったり・・・

大阪市中央区難波4-4-6
TEL06-6643-6045
11:00〜23:30

大阪市 難波 焼肉