翌日の9時に麺製造メーカー社員一押しの歌舞伎町を中心に赤坂や麹町に出店する「いわ
もとQ」という店を訪問。新宿区役所近くあづま通り沿い。いわゆる新宿区役所裏の超ディープゾーン。。
この店も入口に券売機があって食券を店員に渡して呼ばれたら商品を受け取るスタイル。
店内は、立ち食い用のアイランド型テーブルが中央に二つ。15~16人くらいは立てそうなかんじ。そのほかに、壁向かいのカウンター席もいくつかあります。こちらは椅子付きなので、立ち食いに抵抗のある方でも気兼ねなく食べられそう。
朝なので軽めのかけそばにしようと思ったがついでにミニ天丼をいただく。ついでにもりそばも所望。もりそばの汁は少し甘め。しかし鰹の風味がしっかり感じられてとてもいい。
細目の蕎麦は一口食して驚いた。。この価格(280円)でこの完成度はビビる。コシがしっかりしていてのどごしもいい。そば自体の味も風味があって美味しい。
もりそばを食すとそばの味が特によくわかる。細切りのツヤツヤしたそばを鰹の香りがしっかりするつゆにつけて食べてみると、スルスルと入ってくる。これは立ち食いそばのレベルではないと正直思った。
天ぷらは注文があってから揚げてくれるので熱々のさくさく。この店の岩本社長は前職のセブンイレブンで身に付けた商品知識・販売スキル・マーケティング・人材育成と幅広い経営ノウハウ(いわゆるチェーンストア理論を)を学び経営に活かしているらしい。
「素人が揚げても、普通の素材でも、揚げたてなら美味いはず」との社長のコメント通りでミニ天丼の方は海老、インゲン、茄子が揚げ立てでサクッとしていて中は熱々。
驚くべきはこれを店員一人でさせていること。普通は2人は必要であろうと思うがここがチェーンストア理論のキモの部分か。。この店しかも24時間営業。
もう一つ驚いたのは教育が良いのか接客態度が素晴らしい事。入店時や退店時の挨拶、注文を受ける時の対応までしっかりしている。かけ出しも一つづつ温めて提供。 天ぷらは本当に一々揚げている。
難をあげれば立ち食いそばなのに出てくるのが割りに時間がかかること。
しかしながらこの店は私のこれまでの立ち食いそばの概念を変えた。
「いわもとQにイッテQ」である。
新宿区歌舞伎町1-4-8らんざんビル1F
定休:無休
平日:24時間
土曜:24時間
日曜:24時間
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番外編
上記の店の周りだけで数件ある蕎麦チェーンの「富士そば」この店もこのあと訪問。。注文すると30秒以内で蕎麦が出てくる。
普通の廉価なそばにありがちな柔らかいそば。。。食感だけでほとんど小麦粉のような感じがする。
天ぷらも数種類揚げ置き。。でも客の求めるニーズが提供時間の早さや手軽さであるならばこの店は大変重宝なり。。
名物富士山もりそばも一度は食してみたいと思った。
蕎麦湯はポットでセルフなり。
選ぶのは客。。。いろいろ勉強になるわ。。
新宿歌舞伎町のディプゾーンで見つけた看板。。。「泣けちゃうくらい高収入!」この看板のセンスにぶったまげた。。東京はやっぱ凄いわ・・・