蕎麦

まき埜

福島に所用がありその前に一人ランチで表記の店を訪問する。
JR大阪環状線の福島駅を左に出て福島6の信号まで歩き、右折して梅田ランプ西の信号少し手前の右側にある蕎麦店としては超有名なお店。

店内は左にカウンターが5席ほど、それに続く調理場、右は四人掛けの椅子席が三つ並ぶ。ご夫婦で経営されているようでホールを担当する奥様の気配りがとても冴えておられるのが印象的。

こちらのお店の代名詞ともいえる「すだち蕎麦」もいいんだけど、この日は肌寒い日だったので温かい「鴨南蛮そば(1550円)」を所望する。周りの客は盛りそばか盛りそばと田舎蕎麦をアソートした二色蕎麦の注文率が高いと見る

2015-10-12 13.05.58

小振りの丼に入って出てきた鴨なん蕎麦の構成は蕎麦、出汁、鴨肉、鴨のつくね、焼き葱、青柚のシンプルなもの。鰹節の香りもしっかりと感じることが出来、出汁の美味しさが飛び抜けている。
塩分濃度も完璧で鴨のエキスが混ざって淡味溢れる最高のスープである。

ミディアムに火入れされた鴨肉もプリプリでこれだけを熱燗で食したいほどの内容。つみれも風味がよく口いっぱいに鴨の香が広がりあと口もサッパリしたかなりレヴェルの高い仕上がりとなっている。白ネギの火入れもとても丁寧でじっくりと中まで美味しく焼かれているのはお見事。出汁に浸かった焼き葱は鴨肉、柚子とともに蕎麦をおいしくさせる触媒の役割を担う。蕎麦は歯切れ感もよくレベル的には自身の最高ランクに位置する。

出汁もすべて飲み干してお支払いを済ますと奥様が忙しいのにお声をかけてくださり玄関外までお見送り。ミシュラン店としての矜持をすべてに感じる佳店である。

大阪市福島区福島6-11-13
06-6453-2828<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27002682/?tb_id=tabelog_57b0f15f1039c69cf2d152d9762ac2ec5acc4c0d”>まき埜</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/soba/”>そば(蕎麦)</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/R8708/rstLst/”>福島駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/R7333/rstLst/”>西梅田駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/R5287/rstLst/”>新福島駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #000000;”>-</span><span style=”color: #A9A9A9;”></span>
</p>

 


カテゴリー 福島, 蕎麦 |

力餅食堂 玉出西店

国道26号線沿い玉出交差点北300mにある力餅食堂に最近マイブームの鴨蕎麦を食しに行く。場所は地下鉄四ツ橋線玉出駅2番出口出てすぐ。

夏場はしっかりと出汁の効いたカレーうどんや冷やしきつねを頂くんだけど秋の気配とともに温かい優しい味の麺類に食指が動く。シニアの方ばかりが働くこちらのお店は年中大繁盛。何を頂いても美味しいんだけど赤飯、おはぎ、ちらしすしの御三家は持ち帰りも出来て鉄板の美味しさ。

河内鴨を使用した上鴨蕎麦1050円を前回にいただいて目を見張る位の美味しさに驚いたためにこれをいただくのを目的に再訪する。

2015-09-21 11.29.41

鴨肉の美味しさはともかく出汁の滋味がとてつもなく素晴しい。鴨の脂から出る特有のエキスは臭みやクセなど全くなく甘さを控えめにしたさっぱりした汁にいっそうのコクと深みを与える。

麺は柔らかめで注文を聞いてから乾麺を湯がかれる。こちらが使用する松原の老舗のツムラ本店の河内鴨は最近大人気で品薄が続くと聞き及ぶ。客観的に食べ比べても真鴨よりも合鴨の方が食べやすく美味しいと個人的に思う。

大阪市西成区玉出西2-1-3
06-6651-5294

前回の力餅食堂はこちら⇒https://nori-net.jp/blog/?p=21379
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明日から10日間LAに飲食店視察に行ってきます。
帰ったら報告します。


カテゴリー 玉出, 蕎麦, 麺料理 |

大城 9月

日曜日の朝から長居公園でランニングをしたあとヘビーユースする表記の店を訪問。いつも時分時は満席になるのでこの日は開店直後の11時に入店。場所はJR鶴ケ丘駅付近あびこ筋の一筋東に位置する。

ひっそりと佇む一軒家のお店は小さな表札だけでまるで料亭然とした感じ。店内に入ると蕎麦を作っている大きな石臼のある厨房がありしばし見学が出来る。木調のハイセンスな和モダンな店内は蕎麦屋のそれでは全くない。

2015-08-30 11.11.46

日曜日の昼間は知人遭遇率も高く、その他にも品のいい家族連れ、老夫婦の来店が目立つ。カウンタ−に案内いただき生ビールといくらおろし800円を所望して一息つく。これがまさに至福の時間なり。

2015-08-30 11.10.03

この日も前栽が見えるカウンター席に案内いただき一幅の絵画を思わせる秋の気配を感じる窓からの風景とともに2杯目のビールを頂く。
前回は蕎麦と天丼のお昼のセットメニューを頂いたのでこの日はお蕎麦と釜揚げしらす丼950円のセットを所望する。

2015-08-30 11.20.45

杉の板に載せられた盛りそばはボリュームも満点登場。曳きぐるみの玄蕎麦は野趣あふれていて山葵だけをつけていただくと蕎麦の甘味と風味がしっかりと感じられる。飲込んだあとの後口がとても爽やかで瑞々しい蕎麦の香がフワッと鼻に抜ける。

この日は長野産との説明。きびきびと動く美しいスタッフはマダムを入れて3名。すべてマダムの高校の後輩と言っておられた。(私も同じ学校です)

2015-08-30 11.20.56

しらす丼はふわふわでクセは全くない。これは最高の御馳走である。シラスというのはとても劣化しやすくて生食はかなり難しい。淡路島で生しらす丼の名物店がよく紹介され並んで食する方が多いと聞き及ぶが生臭くて食えたもんじゃないと言う知人の声もよく聞く。

食後はお店の女性スタッフさんと記念写真を撮っていただいて店を出る。その頃には大量のウエイティングの列。。仕事を止めちゃってごめんね・・・

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13
06-6691-0046
営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
定休 火曜日 第2第4月曜日


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 蕎麦 |