心斎橋/四ツ橋

大阪豚しゃぶの会

西区新町の表記の店にオーナーからご招待され一緒に商談しながら食事をする。前は「ちりり」という店で改装とともにクオリティーを上げ店名を変更したとのこと。

こちらの名物は「つゆしゃぶ」というお店独自のタレで、こだわりの豚肉をしゃぶしゃぶにして食べるというスタイルの鍋中心の店。玄関に下駄箱があって靴を脱いであがり、すべて個室仕様の一室に入る。

ビールで乾杯し鯛とマグロの刺身を食すと甘鯛の桜蒸しが登場。

道明寺の粉で甘鯛を巻いて桜の葉で包み目の前のせいろで蒸し上げると言う趣向。なかなかよくできていてシズル感も最高。桜の葉の塩気と香りが最高な一品。今の桜の季節に憎らしい演出である。

そしてメインの豚しゃぶ登場。0.8ミリにスライスされた京もち豚が1枚1枚、丁寧に盛り付けられている。(写真は一人前)

これに季節の野菜盛り合わせ。。鳥のつくねが入っているのも憎らしい。。

豚肉をさっとお湯にくぐらせるとちりちりと縮まって絞りの布のよう。。まるで花が咲いたような感じになってビジュアルもかなり美しい。日本酒がどんどん進む。

秘伝のそば系のつゆに白葱をたっぷりくるんでいただくととてもあっさりしていくらでも食せる感じがした。そばつゆ以外にも梅だれ、味噌だれ、ぽん酢、胡麻だれも選べ味の変化を楽しむことができる。

しゃぶしゃぶ、野菜のしゃぶしゃぶを楽しんだ後は、おろしたての長芋をたっぷりと絡める「釜揚げ蕎麦」で締め。

べっぴんの姉さんが目の前で「鬼おろし」を使い、長芋をおろしてもらえます。こんなことが結構うれしい。ふんわりした食感の長芋と蕎麦で大満足。

内容の割にはとってもリーズナブル。。この日も満席で大繁盛でした。

大阪市西区新町1-6-8ソラル清賀1F
06-6110-2110

大阪豚しゃぶの会 本店

夜総合点★★★★ 4.0

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弘 作一

年上の友人と会食。。。幼少から毎朝リンゴを食しているのでどこに行っても若く見られると言っていた。。2次会の飲み屋のママからも10歳若く言われていた。。あまりの男前ぶりに少しうらやましいので私もリンゴを食べることにしようと決意。。そんなことはどうでもいいのだが・・・この日は日航ホテル裏の喜川出身の御主人のお店。。。

この日は好きなものを好きなものを好きなだけいただく。

座付きというか先付けは細魚の梅肉和え、ホウレン草の白和え、石川小芋 バイ貝、梅人参。。とっても上品。。ええ仕事をしているわ。

本店(同じビルの3階・4階)に比べるとすこしだけカジュアルな感じカウンターで種類豊富なメニューを見ながら何を食べようか考えるのも楽しい。

お造り盛り合わせは器は小さいが天然鯛、オコゼ、細魚、剣先烏賊、シマアジの5種盛り。。どれもが上質。特にオコゼは秀逸。。ねっとりして脂の乗った身は白身の王様。。。大好物が出てきてご機嫌。。

この時期あちこちでいただく子持ちの飯ダコ。素材も炊き方も完璧。。。ただカウンターでいただくんだけど職人さんが必至のパッチで仕事をしていて表情も怖くそれを見ていたら気の毒なのと楽しそうでないのがわかってあんまり食が進まん。。そんなちょっとしたことも大事なのね。。

焼き蛤は国産のかなりええもん。。汁をすすって焼酎で流し込めばかなりいい後味。。。火の入り方も完璧。

ホタテと椎茸の酢のものをいただく。。さっぱりしたものなんだけど芋焼酎とよく合う。。見た目もとても美しい。。

ホタルイカのしゃぶしゃぶを所望するとぴくぴく動いているピカピカのホタルイカ登場。。

野菜を入れてしゃぶしゃぶするとほんのりピンク色に染まるホタルイカ君。。少し火を入れると甘くて味噌の味も濃くなってとても美味。。

ぷりぷりして見た目もとっても美味しそう。。。活かして仕入れするのって大変だろうと考えながら・・・一匹仕入れいくらかなと考えながら・・・食す。。。

残った出汁で雑炊にしてもらう。。。

ああ美味しかった。。。

*最近走りまくっているせいかどんどん体が細くなる。。。鼻から出るくらい肉を食べても翌朝はお腹がぺったんこ。。そろそろダイエットの本でも出そうかな・・・・

大阪市中央区西心斎橋1-10-3

06ー6243-3914

 

弘 作一割烹・小料理 / 心斎橋駅四ツ橋駅西大橋駅


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浅井東迎

心斎橋不二家を東に入った大人の和ディナーをいただくお店。去年の8月に来てから久しぶりの訪問。

この日は友人と会食。近況報告と政治の話をしまくりちよこ。ゆっくりと好きなものだけを好きなだけ食べたいなと思った時にいくお店。値段が書いていない達筆なお品書きや、お店の方の気の利きかたなど見るからにハイレベルなお店である。

職人さんも厨房の中にわんさかいて(10数人はいる)それぞれの方が分業でそれぞれのパートを受け持っている。これをカウンターの真ん中に座って眺めるのも楽しみの一つ。。周りを見ると接待か同伴の客ばかり。

嗚呼、僕もいつの間にかこんなカウンターでお酒を飲めるような年になったのか。。としみじみ思う。
まずはビールで乾杯してトラフグのぶつ切りを所望する。

軽くあぶったフグの身と皮をポン酢で和えたもの。。思ったとおりの味で大満足。

この店は看板にもある通り『おおさか料理』の店。おおさか料理と言えば喜川の上野修三氏と現在のご主人の修さんでその暖簾分けのミシェラン2つ星の喜川浅井の浅井洋司氏、そしてその当時支店であったこの店を任されることになったのがこの店のご主人の東迎高清氏ということらしい。

雲丹を烏賊で巻いたお造りはウズラ卵を落としたたまり醤油でいただく。。実に濃厚なお味。。

この店は1階から3階まで合わせると100人ほどは入れる大箱で2階、3階は個室になっていて接待に充分使えるしつらえとなっている。


友人が所望した蟹のサラダは彩り豊かな野菜がいっぱい。。

この店は過去にお連れしたアメリカの知人が絶品と喜んでいた。メニューがとても豊富で何を食べればいいのか分からない。。

地鶏の醤油焼は歯ごたえもよく滋味深い鶏の旨みが口に広がる。。百楽門の本醸造の常温を3合くらいいただく。

白子の醤油焼も全く癖がなく充分に熟れた白子をしっかりと粉を付けて絶妙なる火入れで仕上げている。

好きなものを好きなだけいただくというのは本当に楽しい。この店の御主人は与那国のご出身で昨年与那国に訪問した時の話をいろいろとさせていただいた。地元の名物の長命草を使った蕎麦もこの店の名物。。この日もお腹いっぱいで食べ損ねる。。(残念・・・・)

海老とアスパラをパンで巻いて揚げたものは塩やポン酢、オーロラソースなどいろいろな薬味でいただく。

最後は名物の味噌おでん。里芋、コンニャク、粟麩、さえずり(クジラの舌)をええ出汁で煮込んで柚子味噌、辛子、甘い味噌をつけていただく。。。

結構ええ値段だけど友人も喜んでくれてお腹も満腹。

ご馳走様でした。

HPはこちら

大阪市中央区心斎橋筋2-2-30 境ビル
電話:06-6213-2331
営業時間:17:00~24:00

定休日:月曜日

おおさか料理 淺井 東迎割烹・小料理 / 心斎橋駅大阪難波駅長堀橋駅


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