お店ジャンル

スタンドアサヒ

ジムにいったあと友人と表記の店を訪問。大阪の居酒屋フリークでは有名な店で雑誌やテレビなどで定期的に取り上げられるレジェンド店。現在大阪居酒屋部門での最高峰と言われる。地元の客はアサヒスタンドと呼ぶ。

2015-04-28 21.01.30

昔はよく通っていたんだけどどんどん有名になって時分どきは行列ができて入れなくなってきて少し足が遠のいた。開店直後かこの日のように21:00を過ぎてからがお薦めであろう。週末入店はかなり厳しいかな・・・・

この店の魅力はちゃんとした食材を手作りしているところ。それでいて毎日通える価格。一見簡単な事のように思えるがこれが並大抵のことではない。屋号は先代ご主人はアサヒビールの営業をされていたところからついたと昔聞いたことがある。

目配り気配りの若女将さんがお店の采配を振りながら注文を取って料理を提供。まるで中華屋のような赤いカウンターがおもしろい。大阪以外からの出張族も多いと聞く。

ビールで乾杯して名物の小鉢を頂く。小鉢と言うのはこの店独特の言い回しでいわゆる炊き合わせの盛り合わせ。小鉢と言う名前だけど大鉢で提供される。

2015-04-29 09.12.34

イタヤ貝とカボチャ、ホタルイカ、蕗、鱈の子を盛り合わせたものはどれもがしっかりと出汁の効いたしんみりした味付け。これを食すためだけにこの店を訪れてもいいと言えるレベルのもの。

若女将お薦めの薄い豆の炊いたものも皮が柔らかく丁寧につけられた出汁の味が心にしみる。これこそがスタンドアサヒの味だなと再確認。「筍の炊いたん」400円もポーションもたっぷりあって柔らかく秀逸。

味の南蛮漬けは大きなものが2匹付け。頭からしっぽまですべて食す事が出来る。

名物の「さばからまぶし」はきずしをおからにまぶしたもので300円。酸味が押さえられてかなり美味しい。これは必食だな・・

タコ酢は吉野葛を混ぜた酢がかかる。これは料亭の仕事・・・ビックリだわ。。分葱のぬた和えも地味ながらいい仕事をする。

2015-04-28 21.07.33

「兄さんたちまだお腹すいてるんやあったらおでんでも入れよか〜」と若女将さんが言ってくれたので素直に所望する。大きな大根と珍しい梅焼きが昔ながら。がんもどきもしっかりと出汁が浸みてて美味しいしジャガイモは荷崩れずにホクホク状態。

2015-04-28 21.22.50

一見普通に見える焼き鳥が普通以上にまた専門店を超える味なのは常連客の共通認識。しかし訪問した時間には売り切れ状態。従業員さんは調理場含め高齢者系の7人で大忙し状態。好物の海老フライ800円を所望すると太目で加水していない子持ちの海老の味がしっかりしたプリプリのフライが出てきたのは嬉しかった。海老フライに使っている海老でその店の矜持を計る事が出来る。

2015-04-28 21.42.45

毛蟹1600円も食したがこれは価格なりのものだった・・・・猥雑としているが暖かい雰囲気をお店のスタッフと客が渾然となって醸し出しそこに安くて旨い料理がセットになれば鬼に金棒状態。やっぱり並んででも立ち寄る店だなと再認識する。

大阪市東住吉区山坂2-10-10
06-6622-1168
17:00〜22:30
定休日 日曜・祝日

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/27005092/?tb_id=tabelog_da0da2c53f629ad6fca937dd27b37f24471322ac”>スタンドアサヒ</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/izakaya/”>居酒屋</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/R9645/rstLst/”>南田辺駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/R6021/rstLst/”>田辺駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R7466/rstLst/”>西田辺駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 


カテゴリー 田辺, 西田辺, 南田辺, 居酒屋 |

丸一屋

京橋でラン友数人と表記の店で会食。場所はJR京橋、京阪京橋駅の間の広場から国道一号線を渡る横断歩道の前。ファザードも店内も昭和感がしっかりと醸し出された大衆居酒屋。仲間とワイワイするのはぴったりの店。テーブル席と小上がりがあってどちらにすると言われたが迷わず小上がりを希望する。

2015-04-26 20.00.51

ビールで乾杯して名物母さんお薦めの「鯵のたたき」を所望。特にどおって事もなく普通に美味しい。。店員さんもすべて昭和の香りのするシニアで運営。。皆さんめちゃ元気で驚く。。名物母さんは食べるものまで指定してくださるのでとてもらくちん。「お腹すいてるか?」「ぶり美味しいで!」など超接近戦の接遇に少し腰が引けてしまう。

2015-04-28 09.03.14

母さんが勝手に持ってきた「おでん盛り合わせ」、一つ100円の「天ぷら盛り合わせ」、レンジアップされてぱさぱさの「玉子焼き」、焦げも目立ちながらそこそこおいしい「揚げシュウマイ」、価格なりの「蓮根塩焼き」と「焼きたらこ」。すべて安いのが魅了なり。

途中で団体さんが入ってきたら小上がりのテーブルを瞬時に移動させてTの字にして7人座らせてしまう技術と有無を言わさぬ仕切りに驚く。この店は朝の9時から営業しているので夜勤の方や日曜の朝飲みする方にもいいであろう。

2015-04-26 20.09.49
ささみに梅肉と大葉を射込んで揚げたものは価格以上の価値がある。
お店のお母さんも「これがうちの店で一番よく売れるのよ〜」との賜っていた。同伴した熟女ランナーさんがお母さんの肌が綺麗と誉めたとたん好相を崩し化粧品しかつけてないけどその化粧水は〇〇というメーカーで近くのダイエーにしか売ってないやらなんやら・・・と話し込んでおられた。

大阪城で走ったあと皆で宴会するのにぴったりのお店でした。。

大阪市都島区東野田町4丁目9-12
定休日:水曜日
営業時間:9:00〜23:00

<p><a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/27004795/?tb_id=tabelog_19eb00bf850612284499ced7b547ba4b05b200f7″>丸一屋</a> (<a href=”http://tabelog.com/rstLst/izakaya/”>居酒屋</a> / <a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/R3323/rstLst/”>京橋駅</a>、<a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/R1717/rstLst/”>大阪ビジネスパーク駅</a>、<a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/R1713/rstLst/”>大阪城北詰駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>


カテゴリー 京橋, 居酒屋 |

ボストン ②

ボストンマラソン前日はアルコールを控えて炭水化物をとりに中華街にある香港少食を訪問。

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ボストン交響楽団を指揮した小沢征爾さんもこの店のワンタンめんをこよなく愛したという事らしい。小食は「おやつ、スナック」という意味だけど90種以上のメニューを取り揃える大衆中華料理店。さすがに中国人が多い。英語よりましな中国語を使ってワンタンメンを所望する。

2015-04-19 19.15.19

出てきたものはかなりのボリューム。カットしていないプリプリの海老の入った大きなワンタンが約10個ぐらい。麺は固くて細麺でこれは好みの問題。スープは鶏の出汁で薄めだけど胃に優しい。周りを見渡すとどのメニューもボリューム満点。これもやっと完食出来るサイズ。これで7ドルはとても良心的なり。

2015-04-19 11.58.29

レースの前日はエキスポ開催の近くのフードコートで日本人ランナーが集まっての昼食会に参加。ベテランの方やアメリカ在住の方ばかりでいろんな事を教えていただいた。そのフードコートで頂いたのがロブスターの身をパンで挟んだ豪華なロブスターロール。かなりの量のボイルドロブスターが入っており食べ応え満点。チャウダーと一緒にいただけば晩ご飯にもなる感じ。

2015-04-19 11.58.38

お店の方お薦めのレモネードもクエン酸摂取のために頂く。全部で20ドルだけどかなり美味しかった。

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以下JAL機内食。最近は機内に調理師がいるのであろうかかなりレベルが高いのに驚く。

2015-04-22 14.44.24

前菜はフリーンアスパラのフランと茄子とリコッタチーズのムースの上にスモークサーモンの乗ったもの。これは手がかかっているようだが凡庸。

2015-04-22 14.56.22

前菜として九つのマスに仕切られたお膳が登場。左上から鶏肉のカピタン漬け(南蛮漬け),鶏と焼き貝柱、若布、セロリの酢味噌掛け、マッシュルームとホワイトアスパラの白和え、新筍などの春野菜の炊きあわせはかなり秀逸。雲丹・イクラ・黒豆の乗った豆腐もかなり上質であった。鮪のゴマ醤油焼きは中はレアで刺身状態。クリームチーズとサーモンの薄皮巻変わり味噌添えもチーズと味噌の相性が抜群。豚バラの味噌煮もいいしサーモンで葱を巻いて焼いたものもワインに合う。これだけで大満足だけどあくまで前菜と言うのに驚く。アングロサクソン仕様なのであろう。

2015-04-22 15.12.06

主菜は鯛の田舎煮に牛蒡の餡をかけたもの。これは奇をてらい過ぎであまり美味しくなかった。あとは炊きたてのご飯とみそ汁と香の物。気圧調整する炊飯釜を使用しているのであろうかご飯だけは美味しかった。

2015-04-23 01.09.53

あと軽食で好きなものを好きなときに食すことができるが虫養いに焼きホタテとウニとイクラの丼を所望する。ごま油の効いた醤油ダレがパンチあり過ぎて微妙な感じ。これもアングロサクソンやアジア系にはいいのであろう。

しかしここ数年でJALの機内食のクオリティーが格段と向上した事は紛れもないもない事実である。ほぼ地上の料理と遜色ないものが出てくる事に驚くボストンの空。


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