松屋町

New Order【大阪市 谷町六丁目】 【大阪市 松屋町】

空堀にある表記のスパイスカレー店を訪問。前回初めて伺ってあまりの美味しさとセンスの良さに仰天。中毒症状になりそうになるくらいのインパクトあり。商店街の北側のスーパライフの近くの路地を入ったところで谷町6丁目と松屋町の駅の中間くらいに位置する。界隈にコインパーキングあり。

普通の長屋古民家を格好良くリノベしたお店で看板がなければ店舗とは全くわからない昭和のファザード。ワンオペなので昼間でも予約をお勧めする。

カフェのような店内はとてもおしゃれで趣味性が高く、年代を感じさせるレトロなインテリアが飾られる。天井は吹き抜けになっていて壁はクラッシックな本棚仕様。

ガラスに書き込まれたメニューは3種類のスープカレーのみ。全て肉っ気ゼロのヴィーガン対応食。お店は強烈な個性を持つ女性オーナーのワンオペ。

「新」は素揚げされた16種類の野菜が入る。「海」はそれに海苔天やら海藻類にお豆腐がプラスされる。「菌」は「新」に木の子類がプラスされるとのこと。前回は「海」をいただいたので今回は「菌」2000円を所望する

しばらくして土鍋でぐつぐつと煮えたスープカレーが運ばれる。今回も期待値を超えたビジュアルと味わい。ずっと感動しながらスプーンを動かす。野菜だけなのに旨みたっぷり。野菜はニンジン、南瓜、春菊、かぶら、エノキ、ブロッコリー、小松菜、白葱、蓮根、牛蒡、ジャガイモ、菊芋等に加えて身厚の椎茸、エリンギ、しめじ、舞茸などの木の子が入る。野菜の大行進状態。

前回同様に自身の今までのスープカレーやスパイスカレーの概念をひっくり返すくらい美味しいと思った。ここはすごい・・・人に教えたくなかったな。

*お店の本棚に松岡正剛氏の本が並べられていた。この方を見ると昔の友人を思い出す・・・今は海外で駐在されていると聞くが・・・

大阪市中央区谷町6-13-21
06-6777-6305
日曜・火曜 11:00~16:00
月曜・土曜 11:30~21:00
水曜・木曜・金曜定休

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大阪市 谷町六丁目大阪市 松屋町 カレーライス

New order【大阪市 松屋町】

中央区の空堀にある表記のスープカレーの店を訪問。谷町6丁目と松屋町の駅の中間くらいに位置する。界隈にコインパーキングあり。空堀商店街の北側の住宅地から路地を入ったところに位置する。外観は昭和な長屋というか民家なのでそこにカレー店があるとは誰もわからない。

こちらは知人のカレー店主に紹介いただいた大阪のカレー店で現在、最も話題になっているお店で、元々は東京で営業されていたと聞き及ぶ。

店内は古民家を改装した雰囲気のある内装。年代を感じさせる趣味性の高いレトロなインテリアもこだわりを感じさせる。この日は若き女性店主さんのワンオペで摺りガラスで区切られた厨房の中で調理の音だけが聞こえる。カウンターの他にテーブル席も6席ほどある。

スープカレーは3種類(新・海・菌)でどういうわけか「幕末スープカレー」という名前になっている。

<幕末スープカレー>
・新 1,600円
・海 2,000円
・菌 2,100円

<スープベース>
・スタンダード +0円
・味噌チャーガ +200円

<辛さ>
・1辛~5辛(2辛がスタンダード)

<ご飯>
・大盛り +0円
・おかわり +100円
・七味ご飯 +100円

<トッピング>
・海苔天 +100円
・蓮根天 +100円
・椎茸天 +200円
・人参と茗荷のかきあげ +200円
・がごめとろろ昆布 +200円

「新」は16種類の野菜、「海」はそれに海苔天やら海藻類にお豆腐がプラス、「菌」は更に木の子類がプラスされるとのこと。今回は初めてなので「海」を所望。スープはスタンダードにする。スタンダードスープ以外にトマト、味噌、ココナッツ、熟成酒粕をプラスすることもできるとのこと(+200円)。

先にご飯が到着。玄米っぽいけど食べやすい。酢橘を絞っていただくとのこと。

こちらはランチ時も予約を優先というシステム。予約なしでも訪問できるが、ワンオペの為予約なしの場合は席が空いていても入店できないことがあるとのこと。

しばらくしてボリュームたっぷりのカレー「海」が熱々の土鍋で供される。

たっぷりの野菜は人参、蕪、春菊、冬瓜、エノキ、ブロッコリー、蓮根、ジャガイモ、菊芋、アスパラの芽、里芋、白葱、ミニ青梗菜、さつまいも、カリフラワー、青大根、等々多種のものがさまざまな調理法で入っており、ビジュアルの美しさもあってかなりヘルシー。

ベースの野菜に「おぼろ豆腐」、香り高い「海苔天」が追加される。一切動物性の食材は入っていないんだけど香り高くナチュラルで力強い味わい。とにかく野菜のおいしさが飛び抜けている。スパイシーなんだけどバランスのいい透明感のある美味しさ。

期待値を遥かに超えたすごい仕上がりのスープカレーに感動する。自身の今までのスープカレーやスパイスカレーの概念をひっくり返すくらい純粋に美味しい。ごちそうさまでした。。

大阪市中央区谷町6-13-21
NEW○RDER
06-6777-6305
日曜・火曜 11:00~16:00
月曜・土曜 11:30~21:00
水曜・木曜・金曜定休
Instagram @neworder_gate
にDMにて予約可(詳細はインスタにて)

 

大阪市 松屋町 カレーライス

ピッツアリア モリタ【大阪市 谷町六丁目】 【大阪市 松屋町】

松屋町駅と谷町6丁目駅の間くらいにある表記のピッツアテリアを平日ランチタイムに一人で訪問。長堀通りから少し入った路地にひっそりと位置する。

お店は青く縁取った扉とオリーブの鉢植えが目印なんだけど間口が狭くてかなりわかりにくい。細長い店内は手前にテーブル席が数卓あり全体で15席くらいのキャパ。店の奥が厨房になっていて鉄のピザ窯が鎮座する。ご夫婦2人で切り盛り。

こちらのお店のご主人はイタリアのエミリア=ロマーニャ州のラヴェンナというところの店で修業され、2001年にベネト州のパドヴァで毎年開催されるピッツァコンテストで外国人として初めて優勝した方とのこと。

メニューはピッツアのみでランチタイムは日替わりのピッツア1300円とサラダのついた選べるハーフ&ハーフピザ1940円のみ。選べるピッツアメニューはほうれん草とリコッタチーズの「ロマーニャミーア」、しらすとモッツアレラとレモンの「ビアンカビオラ」、ツナと水牛モッツアレラの入った「マコ」など界隈で見るメニューとは全く異なる本格的なラインアップ。

マダムにお勧めをお聞きするとトマトソース、モッツアレラ、トレビス、パンチェッタ、ゴルゴンゾーラの入った店主の名前をつけた「TAKESHI(イタリアでは自作ピザに自分の名前をつけるらしい)」とアーティチョークソース、トレビス、マッシュルーム、生ハム、グラーナチーズ、トリュフオイルの入った「バルテル」をお勧めいただいたので素直にそれを所望する。

しばらくして着皿。ナイフとフォークを使っていただくスタイル。よくある王道ナポリピザに比べて生地は薄めでモチモチ食感が特徴。まずはビジュアルも美しい「TAKESHI」からいただく。トマトソースの酸味はかなり穏やか。パンチェッタの脂とチーズとの相性はかなりいい。チコリの一種のトレビスの食感とほろ苦さが大人な感じ。味わいはかなり繊細で様々な食材の味の重なりは今まで食べてきたピッツアの概念を超えた感じ。耳部分のコルニチョーネが焦げてなくて分厚くないのも自分好み。

生地に深みのあるアーティチョークのソースとトリュフオイルが使われている「ピッツァバルデル」は塩と油がしっかり利いた味で日本であまり見かけないタイプ。溶けるチーズではなくてハード系(焼いて削ったグラーナ)を使用なのも味が大雑把にならないためと推察する。生ハムとフレッシュマッシュルームとの相性もなんとも繊細でいい。

両方のピッツアともに口の中で様々な食事の旨みや香りが交差して、えもいえぬ深まりのある味わいとなる。いい店見つけました。。。

大阪市中央区谷町6丁目10-1
06-6777-1783

ピッツェリア モリタイタリアン / 谷町六丁目駅松屋町駅谷町四丁目駅

夜総合点★★★★ 4.0

大阪市 谷町六丁目大阪市 松屋町 イタリアン