松屋町

いなり家 こんこん

ジムの帰りに表記のいなり寿司専門店を訪問。松屋町筋沿いの瓦屋町2の交差点の北側に位置する。

お店はカウンター席が3つとテーブル席が3つのこじんまりとした感じ。店内は浪速の昭和の雰囲気満載で昔から変わらぬ高齢の女将さんが細やかに笑顔で接客いただける。アットホームを絵に描いたようなお店。

メニューはいなり寿司を中心としたものばかりで、「いなり寿司定食800円」がおすすめ。そのほかにも「おでん定食800円」や「ちらし定食800円」など。

当然テイクアウトもあってお土産やおもたせにちょうどいい。

この日は看板商品のいなり定食を所望。最初に厚揚げと大根のおでんと惣菜の盛り合わせが提供される。紅白なます、おからの炊いたもの、人参と糸こんにゃくの煮物、ポテトサラダ、絹さやなど。。どれもホッとする味付けしたものばかり。。

この後メインのいなり寿司登場。季節によって具の内容が変わる。この日は筍、椎茸、たこ、ちりめん山椒の4種類。どれも丁寧に作られていて、しみじみ美味しいなあと思う味わい。いなり寿司と同時に素うどんも出てきて食べ終わるとお腹いっぱい。食後にはコーヒーとお菓子も提供される。

食べてるあいだも女将さんがニコニコしながら「美味しいですか〜」とか「お茶お代わりしましょうか〜」とか細かく世話を焼いてくれる。女将さんがそこにいるだけで幸せな気分になる。嫌なことがあった時に来店すれば心が穏やかになること間違いなし。味とかコスパとかを超えた目に見えない価値がこの店にはある。誤解を恐れずに言えば神が宿っているようなお店。。店を出る時、晴れ晴れとした気持ちで「ありがとう」と大きな声を発している自分がいます。。

大阪市中央区瓦屋町1丁目11-6
TEL 06-6761-5251
営業時間 11:00~17:00
定休日 日祝日


カテゴリー 松屋町, 和食, その他料理 |

こがらや 松屋町店

昭和50年創業の表記の店でランチ。松屋町の交差点を南に50mの場所に位置する。日本橋の黒門にある創業店は有名でその他にも大阪市内で街の定食屋さんとして9店舗展開。蕎麦やうどん、丼だけでなく色々な定食を手の届く価格で提供されている名店。出前もしていて店前にはたくさんの自転車とバイクが停まる。昼前から朝の6時まで営業されていることでも有名。

店内は左隅にカウンター席が8席と、4名テーブル席が幾つかある。

大きな唐揚げとカレーうどんがレコメンドメニュー。しかしながら他店にないような様々な新メニューがどんどん提供されていてそれを定期的に見るのも面白い。この日もタコライスうどんなるものがあった。

丼も定番のものから黒毛和牛と新玉ねぎを合わせてポン酢でいただく黒毛和牛丼750円やイクラとサーモンを合わせた海鮮親子丼850円などの変わり種もある。全てが大衆価格なのが嬉しい。この日はオススメのカレーうどんセット800円を細麺でリクエストする。

麺はかなり細くてスパイスの効いたカレールーによく絡む。生卵はご飯かうどんかどちらにかけようか迷ったけどうどんにトッピングする。味わいがマイルドになってとてもいい感じ。日替わりメニューも豊富でとてもいいお店です。

大阪市中央区松屋町5-4
06-4304-8400

 


カテゴリー 松屋町, どんぶり, 麺料理 |

石臼挽手打 そばの音

松屋町に最近できた表記の蕎麦店を訪問。松屋町駅から南に徒歩1分の松屋町筋沿いに位置する。店主は谷町の守破離で修行されたとのこと。お店の入り口に設えられた蕎麦打ちスペースで毎朝9時からその日の蕎麦を手打ちしていると言っていた。お店はコンクリート打ちっ放しの内装で真ん中に大きなテーブルと小さなテーブル3つ、カウンター席が5つ。店主を含め5人くらいで切り盛り。

夜は蕎麦居酒屋として日本酒に合う酒肴が色々揃う。
蕎麦は冷たいものと温かいものがあり其々粗挽きと十割が選べる。十割にすると少し値段アップ。ざるそばの粗挽きが890円、10割が1040円とまあまあな値段。天もり蕎麦の10割が1850円で最も高価商品となる。

この日は小海老天の冷かけ蕎麦10割1360円を所望する。

しばらくして着丼。ビジュアルがかなり美しい。冷たい冷かけそばの上に細かく包丁をした白ネギと大根おろし、鰹節とともに海老の天ぷらが添えられる。

海老の天ぷらは特にどおってことはないけど蕎麦の完成度はかなり高い。粗挽きに比べて香りは薄めだけどしっかりしたコシがあり喉越しもとてもいい。薄めの出汁はとても優しく最後まで飲み干せるワンランク上の料理店のような味わい。価格がアッパーなので普段使いには難しいかもね・・・

大阪市中央区松屋町3-21
06-6777-9259
昼11:30〜14:30夜17:30〜22:00


カテゴリー 松屋町, 蕎麦 |