自宅の近くのよくいくビストロ。 最近は大人気で昼はほとんど入れない状態。 ここ数日食欲がないので思い切ってワインとアラカルトでいってみた。 最初は大のお気に入りの田舎風パテ。これとワインの相性はかなりいい。 聞いてみると豚の腕肉と背脂とばら肉とあとなんか忘れたけど肉だけでも5種類くらいを 混ぜ合わせた力作。ペッパーの辛味も心地よくこれだけでワインがあいてしまうほどのうまさ。 続いては前菜盛り合わせ。和歌山産の鴨肉のロースは燻し加減も絶妙。 つぶ貝のココット焼きもガーリックがしっかり効いて印象に残る味。 蛍烏賊のマリネもパンチのあるビネガー使いが和食との違いを明確にする。 これだけでシェフの技量が充分わかるのだが メインディッシュ1皿目はオマール海老とホタテのポアレ。 とにかく火の通し方が絶妙。塩加減の強さは好みが分かれるがエッジの効いたソースは ワインとのマリアージュとともにおフランスのパリ~の本場の味加減にかなり近いと感じる。 そして今日一番のシェフのお勧めの「小鳩のグリエシェフの思いを込めて」 一皿が出来上がるまで30分以上 何度も火を入れて冷まして・・・ 出来上がりはなんとも美しく気高い、まるで芸術作品。 生臭さも全くなくジューシーに火を通した鳩のお腹には新キャベツとフォアグラがたっぷり ワインを使ったソースにはたぶん肉汁もたっぷりと入っているよう。 このソースもエッジが効いた印象に残る味。 舌の先から脳天にフーと何かが通り抜ける・・・・ 自分の体から幽体離脱するのを感じられる・・・・・・・・・・ ここはいつも新しい発見が出来る。 大のお気に入りのお店。 大阪市住吉区帝塚山東1-3-36カーサ帝塚山地下 姫松駅3分 6675-0211