イタリアン キッチンBigotto (ビゴット)【大阪市 姫松】 【大阪市 帝塚山】

南港通りを玉出 から 塚西を経て姫松 の交差点のチンチン電車 軌道沿い 東南側 。で赤いドアとイタリア国旗 が目印。このお店は帝塚山 の この地 で10数年 営業されている。支持人口が少ないこの界隈での飲食店、特に イタリアンの店 は 結構入れ替わり が 激しいのだが長年続いていると云うのはやはり価格と内容のバランスがよく地元の方々に愛されているからであろう。

この日は会社で遅くまで雑務をした帰り。店に入り、「一人ですが・・・」と声をかけるとマダムが奥の席に案内。カールスバーグの生ビールを頂き前菜盛り合わせただしマグロ苦手を告げる・・・・・・

出てきた前菜盛り合わせ1200円はこんな感じ。鶏肉のレバー鋳込みも美味しいしタコ、ホタテ、鯛のカルパッチョも新鮮。生ハムメロンも静岡産のマスクメロンを使用(食べればわかる)

バケットは2つで250円。かなり大振り。。結構柔らかいがオリーブオイルに塩胡椒を入れて食せばウマウマ。。マダムに「このパン旨いね、どこで仕入れるの。近くの〇〇(帝塚山の有名パン屋)ですか」と尋ねると「スーパーKOYOです」とのこと。。これはこれでぜんぜん問題はない。

きのこのリゾットを所望する。。。この時期にいつも食す。。ポルチーニの香りがとてもいい。シャブリを所望し一人イタリアンを楽しむ。電話をiPhone5に変えたらいろんなことが出来るので四六時中触っている。。この日も行儀が悪いがフェイスブックを見ながら食す。。

この店使っている食器に凝っているわけでもなくキツキツ感がありゆっくり出来る雰囲気は無いけど普通のものが奇をてらわず美味しい。。多分これが人気の秘密。。昼時はいつも満席。。。

大阪府大阪市住吉区帝塚山東1-4-18  ジョイコート帝塚山1F
TEL:06-6675-5838
OPEN: 11:30~14:30/17:00~22:00
CLOSE:月曜日

ビゴットイタリアン / 姫松駅帝塚山三丁目駅帝塚山駅

大阪市 姫松大阪市 帝塚山 イタリアン

ビストロエピス 9月【大阪市 姫松】 【大阪市 帝塚山】

個人的に最も大好きでコンサバティブなどっしりソース系のビストロのエピスで広告代理店敏腕女社長とランチで訪問。今回個人の情報整理のお手伝いをいただく打ち合わせを行なう。

敬愛する奥野シェフは小さな火口で黙々と順序良くクリエイティブかつガストロミチック、しかしながらしっかりとパンチのある魂の入った料理を作る。

過去にスイスホテルのメインダイニング 『 ラツール 』 で 修行されたとの事で、しっかりソース の 本格派。昼間なのでミネラルウオーター(大阪市水道局謹製)で2500円のコースをいただく。

前菜盛り合わせは名物のどの店よりも旨いと言われるパテドカンパーニュ。超新鮮ホタテカルパッチョ。スモークした鶏のロースト。パンがいくらでも食せる小エビのエスカルゴ風。火入れも完璧でうっとりする食味のローストビーフ。そして鉄板の美味しさラタテューユ。なにをいただいても普通以上のクオリティーがある。

これだけでワインが2本いただけるくらいの内容。。。

カボチャの冷製スープはどこまでもクリアで滋味深いお味。トマトをバルサミコで和えて角切りにした物がアクセントになっている。こればっかり1リッターぐらいいただきたいと思った。

そして数種類から選べるメインはシャラン産の鴨肉のロースト。。必殺の赤ワインソースはワインが必須。。つらい思いをしながら完璧な火入れのされた鴨肉を口にする。。しっとりとした肉質とその鴨肉を引っぱりこむようなパンチのある複雑なソースは昼からめまいを起こすような旨さである。

デセールはフォークで切れるくらいしっとりした生地のレモンタルトとジェラートの盛り合わせ。ジェラートもぜんぜんくどくない。。酸味がさわやかに残って後味さっぱり。

あ~美味しかったと言いながら店を出る

大阪市住吉区帝塚山東1-3-36 カーサ帝塚山B1

ビストロ エピスフレンチ / 姫松駅帝塚山三丁目駅帝塚山駅

大阪市 姫松大阪市 帝塚山 フレンチ

ビストロエピス【大阪市 姫松】 【大阪市 帝塚山】

美味しいフレンチを気兼ねなくカジュアルにと思った時、ああこの店があってよかったといつも思う帝塚山のビストロエピス。この日は個人的なお祝いがあったので事前に普段懇意にしていただいている奥野シェフにその旨を伝え好物のオマールエビをリクエストする。。

このお店ナイフ、フォーク は 使いまわしなんだけど料理の内容はグランメゾン級。一流ホテルと言われるフレンチダイニングの若いシェフが作る料理とは格が全く違う。。でも価格はリーズナブル。。。カジュアルな気分 で 本格的な フレンチ が 楽しめる希少なお店。席数が12席。。お店が小さいので予約が必須。。。

とりあえずビールではなくこの日はシャンパンでお祝い。。。と言ってたらお勧めのリーズナブルなスパークリングを薦めていただく。。シェフ同様サービス担当のイケメンも最近ソムリエ資格取ったらしく胸にぶどうの金バッチが光っていた。

ヴーヴ・ド・ポールのブリュット・レッド・ラベル。。。多分1000円以下のスパークリングなんだけど香りもよく爽やかで軽やか。。さすがソムリエ君。。。財布に優しいのはとてもうれしい。奥野シェフは小さな火口で黙々と順序良くクリエイティブかつガストロミチックに料理を作りだす。しかしながらしっかりとパンチのある魂の入った逸品はビストロの域を大きく超えている。。

アミューズはアンチョビバターソースでソテーしたホワイトアスパラと魚介のサラダ仕立て。。野菜の中にソテーした牡蠣、ホタテ、ホタルイカ。。。火入れも完璧。。スパークリングとの相性抜群。ホワイトアスパラってホントに美味しいねえと声が出る。しっかりとエッジのきいた塩づかいはまさにオーセンティックフレンチ。やっぱフレンチはこれでないと。。。。

 

この店もとは「白い家」というチーズケーキで有名なカフェがあった場所で30年前学生の時にによく来た記憶がある今は店の前にフランス旗がひらひらしててこの街のシンボルになっている。

前菜は活オマールエビのクリュ。透明なゼリーはトマトのジュレ。赤いのはビーツのムース。ラタテュイユ添え。。この調理はシェフの真骨頂。。とても細やかな仕事に目を見張る。トマトのジュレはエキスのみを抽出。ビーツのムースは味わい深すぎ。オマールはほぼ半生。。口の中で酸味や海老の旨みソースとしてのビーツの甘みアクセントとしてもラタテュイユ。。。。言葉にならないくらい旨過ぎ。。。

奥野シェフ は スイスホテル(元サウスタワー)のメインダイニング 『 ラツール 』 で 修行された。いまどきの軽いフレンチではなくしっかりと腰の据わった味わい深いソースと絶妙な火入れが特徴。。私の口にとても合う。何をいただいても美味しいのはいつものこと。。

どの料理もソースが美味しすぎていつもパンを4回くらいおかわりしてしまう。。スープはカボチャ。。。一見ありふれたスープなんだけど口どけ感とまろやかさ風味。。。そこらのお店のスープとは完全に一線を画す品の良さ。こういった普通のものが普通以上に美味しいというのはシェフの腕の良さに他ならない。

 

ポワゾンは大きな活オマールエビを片身使い。絶妙な火入れは海老の甘みと旨みを最大限に引き出す。プリプリノのポリポリ。。ソースは珍しくアメリケーヌ。。。食べたかったものが予想よりもおいしく提供される喜び。。。ああ幸せ。。粒マスタードをきかせたブールブランソースと香草バターソースで何度かいただいたことがあるがアメリケーヌソースも奥野シェフにかかるとかなり濃く、風味がありまくりで気が付いたら皿の上のソースを全部すくっていた。

イトヨリのポワレも身がほろほろして皮はパリパリ。。。

ヴィアンドはスモークした鳩胸肉のロティとホロホロ鳥のムースで包んで焼き揚げた子牛フィレ肉のクレピネット包みソース ノワゼット。。。癖のある鳩は食べやすいように軽くスモーク。。。手づかみで骨までしゃぶってしまう。トリフソースがたまらん。。

メルロ―ワインをいただきながらフーと美味しすぎてため息が出る。。シェフはこんな焦がしバター系のソースもお得意。

デセールはレモンタルトとヨーグルトムース、バニラアイスの乗ったクルームブリュレ。。。もう満腹で幸せで大満足。。

飲み物込みで2人で21000円なり。。。

この店は帝塚山の宝。。東京の白金台で食べても、芦屋で食べても、このボリュームでこの値段は絶対にあり得ない。 御馳走様でした。。。
大阪市住吉区帝塚山東1-3-36カーサ帝塚山B1F
TEL:06-6675-0211
営業時間:ランチ11:30~14:00
:ディナー17:30~22:00

大阪市 姫松大阪市 帝塚山 フレンチ