大阪市

やすきよ【大阪市 玉造】

大阪城公園でランニングをした後、友人と玉造にある表記の居酒屋を訪問。JR大阪環状線玉造駅を西に徒歩約2分。「きくや」のおでん屋さんのすぐ近く、東小橋公園の北側に位置する。

カウンター9席くらいの小さな店でリーズナブルに高級食材を使った料理が楽しめることで有名。予約なしでは入店できない人気店だけどこの日は21時に偶然空席ありとのこと。

お店は超狭い空間にぎゅうぎゅう詰め状態。この狭さもワンボックスカーに乗り合わせているみたいでたまにはいい。誰かがトイレに行くたびに全員立たなければならない。

メニューは河豚を中心に高級食材のオンパレード。。ご主人のワンオペなんだけど客と喋りながらすごいスピードで料理を提供しまくる。生ビールはキンキンに冷えたビールジョッキに豪快に注がれる。

最初にカウンターの大鉢に盛り込まれた小芋と鯛の子の炊いたものを所望する。続いてダイナミックに盛り付けられた河豚皮湯引き800円を注文。一度しか注文できないというルールのある串カツ盛り合わせは天然エビ、牡蠣、鯛、帆立貝柱、牛肉などショーケースの中の刺身用の食材をバンバン揚げる。具材がしっかり主張するけど衣は軽い食感。ソースのおいしさも秀逸。

河豚ぶつ2300円は白菜の先に分厚く切りつけた身と皮などを乗せていただく趣向で食べ応え満点。

最後にしっかり焼き込んだ貝柱入りのチヂミでフィニッシュ。名物のカツとじはお腹がいっぱいなので次回の楽しみにする。ごちそうさまでした。

過去のやすきよはこちら

大阪市東成区東小橋1-2-19
06-6977-1113
17:30-翌1:00
月曜休み

大阪市 玉造 居酒屋

料理屋 稲家 11月【大阪市 梅田/JR大阪】

毎月定期訪問をしている北新地の表記の日本料理店で会食。国道2号線沿いのステーキ「ロン」の裏側の北新地プレイスというグルメビルの7階に位置する。夕刻の18時になると店の前で待ち合わせの同伴客でエレベーターは大渋滞になる。

18坪の店内はカウンター8席のみ。一斉スタートで20時15分には食事が終了という設定。メニューはおまかせコース 19800円(税・サ別)のみでお酒を入れて支払いはだいたい3万円くらいになる高級店。

場所柄ホステスさんとの同伴食事客が多く、この日はニューハーフ系の客が4名隣に並んで賑やかな席となった。ご主人の稲家氏は三宮のミシュラン和食店「植むら」で修行をされ現在、関西の若手気鋭料理人の一人と言われている。

座付きは茶碗蒸し仕立ての蓋物。炭火で時間をかけて香ばしく焼いた雲子がたっぷり卵の上に鎮座する。冷え込みがきつかったので温かい料理はありがたい。

白味噌仕立ての煮物椀。出汁は清らかな味わい。車海老を叩いて椎茸に詰めたものを素揚げして火入れしたもの。

鰹の漬けは叩いた葱が添えられる。私は鰆に変更いただく。こちらの刺身はいつもシンプル。

丁寧に盛り付けられた香箱蟹は修行先のミシュラン「植むら」のスタイル。甲羅の中に脚身、腹身、内子が綺麗に詰め込まれる。

この日は田酒の純米大吟醸をおすすめいただく。

脂のよく乗ったカマスの若狭焼き。酢蓮根の塩梅もちょうどいい。

蕎麦粉の入っていない全粒麺という乾麺と茸。箸休めにちょうどいい。

鰆のフライとマヨネーズの入っていないタルタルソース。。

炭火で焼き上げた甘鯛の霰煮。下に敷かれた小芋がねっとりして美味しい。

食事は色々なキノコが入った釜炊きご飯。味付けはシンプルに塩のみ。

炊き立ての銀シャリはアルデンテ状態。そこに出来立ての牛肉の時雨煮を乗せていただく。

食後は柿とかりんとう饅頭。ごちそうさまでした。。

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-3111

大阪市 梅田/JR大阪 和食

堕楽暮(darakure) 11月【大阪市 松虫】

阿倍野にある表記のカレー店を夜に一人で訪問。知る人ぞ知る「スパイスカレーの天才」と言われる堕天使カッキーさんの新店。ランチタイムはスパイスカレー推しで夜はスパイスを使った様々な酒肴とお酒を楽しむ店となる。昼と夜で暖簾のデザインも変わる。

場所は阪堺電車上町線、松虫駅前徒歩10秒。その隣には老舗てっちり「光」や異色バー「Bar意義なし!」などの名店が立ち並ぶ。
店内は広くていこごちのいい空間。BGMのレコードも耳に優しい。

ガッキー氏は在阪のカレーイベントにも引っ張りだこなので営業日は不定期でインスラグラムをチェックしての訪問をお勧めする。夏にオープンしたばかりだけど現在は全国からスパイスカレーファンが巡礼に訪れるほど。

最初にオリオンビールと但馬地鶏のたたき500円をいただく。ジンの香りづけに使用されるライムに似た香りのするハーブのジュニパーベリーで香り付け。みかんの皮を使った自家製の柚子胡椒が秀逸。

続いてせせりとエビのスパイス炒め700円もパンチのあるクミン等のスパイス感たっぷりの味わい。使用されるせせりもかなり新鮮。あん肝のスパイスコンフィ600円は70℃の低温調理で仕上げるとのこと。口内で溶けてなくなる新たな食感。染み込んだスパイスの香りは大人の味わい。どれも使用している食材のレベルがかなり高い。

このほかにもブランド豚の燻製肉、天然ハマチのスパイス漬け、鯛と牡蠣のスパイス蒸し、スパイス パスタなど。当然カレーもある(この日のカレーは真タラ、鱈白子のカカオココナッツカレー、maeda鶏のキーマ、ヨコワターメリックライスのミックス)

お酒も珍しいものがたくさんあってこの日はメスカルをストレートでいただく。

続いて鯛だし汁×鶏キーマのリゾーニ1000円(リゾーニは米粒のような形をしたパスタ)を所望。柔らかでコクのある魚出汁と鶏の旨み、バターの油分と香りが相まってなんとも言えない複雑で厚みのある美味しさを醸し出す。もちろんスパイスもしっかり効いていてお酒との相性もとてもいい。

最後に奥さんの「小麦のレ」さんがつくるスパイスケーキでフィニッシュ。柿を使用したタタンはまさに大人の味わい。とてもいい甘さが身体を優しく解してくれる。そのほかにもキャラメルシュークリームやマスターシードの入ったバナナブレッドなどもある。ドリンクはウイスキーを深煎りで淹れたコーヒーで割った特製のもの。どこまでも隙がない・・・・

久しぶりに凄い作り手に出会った気がする。。。

フランス産のオレンジワインを追加でいただいて店を出る。営業時間や営業日はインスタグラム等で確認。目から鱗の料理ばかり・・・

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大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

大阪市 松虫 カレーライスその他料理