大阪市

墨や【大阪市 難波】

歌舞伎座の裏の路地を入った雑居ビルの奥の奥にある表記の寿司店を訪問。現在大阪で最も予約の取りにくい超人気店。以前このブログで連絡先を教える旨を書き込んだところ200名以上の読者の方から問い合わせ。。現在は常連でも5ヶ月先の訪問になるほどのブレイクしまくり店。

3坪の店内はL字のカウンターで6席のみ。この日は5時のスタートでお決まり3000円のコース。。女性店主のノリちゃんは大阪の寿司大学で3ヶ月寿司を学んだとのこと。。。

座付はもずく酢。。とても柔らかな食感で酸味も程よくいい塩梅の仕上がり。飲食店のホール出身の店主のノリちゃんの人柄の良さとコミュニティー能力が高いため席の客が一気に仲良くなってしまう。

続いてこちらのお店のキラーコンテンツの生きたイカの刺身の前のプレゼンテーション。この日は特大のハリイカが登場。。

分厚い身はとても甘い。。切り方を変えて提供されるのもなかなか心憎い趣向。小鉢にはイカのワタを絡めた即席塩辛。。。すだちを絞って炭塩でいただく。。

焼き魚は旬のカマス。。程よく水分が抜けていてとても味が濃い。。お酒が進みまくる。。。

刺身の後の下足とえんぺらは天ぷらにしてもらう、、美味しくないわけがない。。     

アボガドの上に生湯葉を乗せた小鉢。烏賊団子。。富山産の白えびのつくり。。どれも美味しい。。

寿司の扉は細かく包丁目を入れた剣先烏賊。シャリにはイカ墨を混ぜ込んでいる。続いて鯖、漬けにしたさわら、皮目を炙った金目鯛、鯛の昆布締め、鱚、肉厚の煮アナゴでフィニッシュ。これで3000円とは驚愕の値付け。。麦焼酎を4杯いただいて一人5000円の会計でした。。

過去の墨やはこちら

住所・連絡先は非掲載

墨や寿司 / 大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)難波駅(南海)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 寿司

ひろせ 5月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の畳屋町にある表記の和食店を訪問。カウンター6席だけなのでいつも1ヶ月前から席を抑える。この日もダイエットのために麦焼酎とともに8000円のおまかせコースを所望する。

店のご主人は西心斎橋にあるミシュラン店の「ゆうの」出身で伝統的な日本料理の仕事をベースに様々な個性的で才気あふれるの料理を提供される。

座付は薄く炊き上げた鯛の子と翡翠茄子を合わせたもの。それに鯛の白子の餡がかけられる。最初からいい仕事を見せていただく。。。

続いてはアスパラガスをおかきを砕いた衣をつけて揚げたもの。カリカリのおかきとアスパラガスの瑞々しさの食感の異なりがとてもいい。あしらえはこごみに木の芽味噌を掛けたもの。。

活鮮は脂が乗りまくった鯛、大葉を射込んだ鱚、鯛の奈良漬巻き、レアに湯がかれた蛸、赤貝は粒マスタードの入った辛子味噌にて。軽く炙ったタイラギ貝とのれそれ(アナゴの稚魚)の沖漬け。。。7種類の刺身を食せる和食店はこの店くらいと思う。。。かなりのお値打ちです。。。

煮物椀はしっかりとした食い味の効いた深い味わい。屑を纏わせた鯛の身と蓬豆腐。刻まれた蕗があしらわれる。。。出汁にはかなり上質の昆布を使われていると推察される。

焼き魚は丁寧に備長炭で焼き込まれたクロムツでとてもいい上品な脂を感じる。新キャベツと蕨が添えられる。えんどう豆のソースが秀逸であっさりしていながらも魚をより美味しく感じさせる。

昨年の同じ時期にもいただいた玉ねぎ豆腐。食べるとじんわりと玉ねぎの甘さと独特の味わいを感じることができる逸品。

食事は鯛ごはん。。一口だけいただく・・・・

甘味はフルーツトマトのシロップ漬け。。今回も良質ともに大満足。コスパも素晴らしくオススメのお店です。。早めの予約必須。。。

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

過去のひろせはこちら

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

讃真(さぬま)【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の焼き鳥店を友人と訪問谷町筋、国道13号線(阿倍野筋)を天王寺から堺の方に向い、昭和町駅と岸里駅を結ぶ松虫通りを越え、さらに信号を一つ越えて左手に入った所に位置する。

電車では阪堺電軌上町線の東天下茶屋駅から徒歩3分。お店の看板が2つあって入口も2つある。つまりお店は2店舗が一軒のお店になっており、向かって左が大将、右が若いイケメン店員さんが切り盛りする。

常連は左側の大将の方に行くので初めての場合は右側から入るのがオススメ。

飲み物をオーダーしてまずは肝の造り¥450を所望。ねっとりのトロトロ。。

続いてささみの刺身400円は生姜醤油で供される。。これもあっさりして普通に美味しい。

生物を食べている間にカウンターに七輪がセットされる。オススメの「とりの盛り合せ¥780」(写真は2人前)は驚愕のボリューム。モモ、せせり、ヒザ軟骨、ズリ、心臓、つくね、肝、皮2種類、ささみなど10種以上の部位とキャベツ、茄子、シメジなどの野菜も山のように盛り込まれる。

これらをセルフで焼きながら塩・ポン酢・甘めの醤油ダレでいただく趣向。この店の名物は讃岐出身のご主人が作る締めのうどんなんだけどお腹いっぱいで今回はパスする。

会計は飲んで食べて一人2500円でした。。。

食後は近くのジャンゴでボブディランを聴きながらワインとチーズ。。チーズ盛り合わせを頼むと自家製農園で作る野菜を使った料理も一緒に盛り込まれる。。。

この日もお腹いっぱいご馳走様でした。。

大阪市阿倍野区王子町2-17-28
06-6621-1969
18:00〜翌3:00 月火休み

讃眞焼き鳥 / 東天下茶屋駅松虫駅北畠駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 東天下茶屋 やきとり