大阪市

いしがみ食堂【大阪市 大正】

大正区にある表記の大衆食堂を訪問。陸の孤島と呼ばれる大正区のさらに南の果て「IKEA」のある鶴町の一角、船町渡船場のすぐ近くに位置する。最寄駅は北加賀屋と大正駅だけどともに徒歩1時間くらい。交通機関はバスのみ。昭和時代は造船業で栄えたであろう街だけどかなりの寂れ感あり。

こちらのお店は創業50年以上で誰もが心温まる昔からのお店。昨年の台風で以前の店のテントが破損して外観からは店名はわからない。でも常連しか来店しないから大丈夫。親戚の家に来たかのような昭和の雰囲気の店内は朝6時半から営業で14時に終了。元気な昭和の女性4人ぐらいで切り盛り。

店内はテーブル5卓。ランチタイムは周りの工場の方やトラック運転手の憩いの場となる。テーブルには昭和の大衆食堂ならではのアルミ製の大きなやかんが鎮座。

メニューはうどん各種、飯、豚汁、おかずに分類される。陳列ケースに並ぶ手作り感あふれるおかず類は魚が250円、以外は200円、150円で全て皿の形で見分けるらしい。一番高いもので400円。一番安価な150円のおかずでもチキンカツ、玉子焼き、スパゲティ、すき焼き風煮物、ほうれん草お浸し、きんぴらごぼう、マカロニサラダと種類は豊富。電子レンジでの温めサービスも嬉しい。

うどん・そばは250円から。豚汁は200円、味噌汁は100円。ご飯は小ライスが200円、中が240円、大は280円。今回はご飯小を注文したけど普通サイズだった。

豚汁とエビフライと白身フライ、ミンチボールカツの盛り合わせ、マカロニサラダをいただく。どれも美味しくて大満足。ご飯がかなり上質でとても美味しい。

最近あまり見ることのない下町ならではの温かいおふくろ食堂。隣客の肉うどんがかなり美味しそうだった。こちらは再訪間違いなし。

大阪市大正区鶴町1-6-13
営業時間:7:00~14:00
定休日:土日祝

大阪市 大正 その他料理

天ぷら 河原崎【大阪市 北浜】

西天満の有名天ぷら店を友人と訪問。なにわ橋駅より徒歩3分、北浜駅より徒歩5分、南町駅より徒歩7分の好立地の国道沿いに位置する。数寄屋造りの店内はカウンター8席。

『一宝本店』出身のご主人と奥さんの2人で切り盛り。コースおまかせ 14,000円と20000円(税サ別)の2種類。今回は14000円のコースを所望する。

座付きは能登の糸もずく酢から。天ぷらの扉は車海老から。2匹目は揚げ方を変えて味噌付きで供される。天ぷら油は綿実油を使用。続いて伏見唐辛子、大きなサイズの鱚、水茄子、珍しいメイチ鯛と続く。

続いて分厚い紋甲いかはミディアムレアで、天ぷらでは珍しいマッシュルームは蒸し焼き状態でスープが流れ出る状態で供される。カリカリに揚げた鰻、車海老の足の唐揚げ、 鱧は700gサイズの立派なものを使用、ダビテの星という断面が星型の大きなオクラと続く。

ブランドのとうもろこし、見厚の太刀魚、尻尾の部分が美味しい穴子、車海老の天茶でフィニッシュ。食材ごとに揚げ時間や油の温度、揚げ方を変えて素材を活かす関西ならではの天ぷらを確立されていることに敬服する。デザートは長野パープルとシャインマスカット。

珍しいお酒もたくさんいただきました。お酒の種類を変えながら色々な天ぷらを少しずついただくのはとても贅沢で心地よい時間でした。

前回の記事はこちら

大阪市北区西天満3-1-5
06-6450-6817

大阪市 北浜 天ぷら

らーめん ぴ!【大阪市 新大阪/西中島南方】

西中島にある表記のラーメン店を訪問。界隈は人類皆麺類などがあるラーメン激戦区。

店内はカウンターのみ食券を購入してL字型のカウンターに着席。メニューは濃厚白湯タイプのホワイト(一番人気)、レッド、グリーンの3種類。加えて清湯タイプのゴールド。そしてつけ麺にまぜそばとメニューは豊富。これに色んなパターンとアレンジ、トッピングを加えている。初めての訪問だったので人気No.1ぴのホワイト(980円)を注文する。

真っ白な鶏白湯スープは泡立っていて中の具材が見えない。薄切りの肩ロースを使ったレアチャーシューのピンクがそのスープのビジュアルアクセントになっている。また貝割れ大根と白葱がスープに浮かぶ。こってりしたポタージュのようなスープはかなり濃度が高くて口一杯に鶏が広がる。白胡椒を入れるとちょっと味が締まる。

麺は中太で少し硬めつるんとしたもっちり食感。味変のレモンの酸味が後味を少しだけさっぱりさせる。最近のラーメンのトレンドをしっかり学ぶことができました。

大阪市淀川区西中島3-16-6

大阪市 新大阪/西中島南方 麺料理ラーメン