越中屋 東野 10月【大阪市 天下茶屋】

西成区天下茶屋の表記の寿司店を社員君と訪問。南海線の天下茶屋駅構内(ショップ南海)にある個人的にヘビーユースするお気に入りのお店。

ファザードに看板も表札も何もないので一見すると寿司屋とはわからないが国道26号線沿い岸里駅北200mにある人気寿司店「越中屋」の支店というか暖簾分け店。

こちらは分店という位置付けでややこしいのでこちらは店主の名前で「越中屋東野」と呼ばれる。こちらのお店の正面に4人くらいしか入店できない立ち食い寿司が最近できて本店のご主人の子息が切り盛り。こちらは「越中屋ジュニア」と呼ばれる。

座席は7席のみなので17時の開店からずっと満席が続く。当然のことながら予約なしでは入店できない。しかしながら電話番号は非公開という不思議なお店。新規客は常連に紹介いただく仕組み。

壁にはその日のおすすめのツマミとその日の仕入れで変わる上質な握り寿司のメニューがびっくりするくらい良心的な価格とともに記される。全てアラカルトで注文できるのが嬉しい。初めての客はお得なお任せ5貫1000円の握りからスタートするのもあり。

ビールと共に「河豚のとうとう身ポン酢750円」を所望する。続いてコリコリ食感の烏賊耳150円。しっかりと締めた1枚付の小肌200円、ねっとり食感で旨みの強い甘海老昆布締め250円と続く。社員君は本鮪赤身200円、脂のよくのった鰯200円など。。

かなり新鮮でエッジの立った平貝300円、皮目を見せた穴子250円は雪塩をかけて供される。いくら300円は塩味が強め、肝を乗せたカワハギ300円は旨みがとても強い。皮目を炙ったノドグロ400円は脂が強烈。端正なシルエットの車海老400円は頭の味噌がとても甘い。

続いて車海老の頭塩焼き、身を蟹味噌で和えた活ズワイガニ350円、艶かしく光る縞鯵250円と続く。北海道のバフン雲丹と淡路の赤雲丹を合わせたもの500円、泉州産の800gくらいの鯛250円。最後はトロ鉄火750円で締め・・・・

思いっきり食べたけど財布に優しい会計に驚きまくる。店主の人柄含めてかなりいいお店です。

過去の越中屋はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
営業時間:17:00〜22:00
定休日:水曜日

大阪市 天下茶屋 寿司

麺と痺れ シノワフジモリ【大阪市 梅田/JR大阪】

歯科治療の帰り北新地の表記の店を訪問。シノワフジモリというフレンチ中華のお店が7月からランチタイム限定で始められた2毛作店。

メニューは「麻婆麺1000円」のみで「令和の虎」というテレビ番組で絶賛されたと店内に記されていた。お店はビルの4階だけど昼時はいつも満席らしい。店内は⁣ インペリアルレッドな内装で調度品含めてエレガントで高級な感じ。ガラス張りのキッチンでスタッフさんが料理を作っている様子が見える。

注文は専用シートに記入する。辛さやボリュームの変更やチーズ等のトッピングが可能でさまざまなカスタマイズを試みることができる。私は全て「普通」のものを所望。

しばらくして着丼。スープの粘度は思ったより低い。麺は中太平麺を使用、もちもちした食感でよく伸びる感じ。

スープは鶏ガラスープをベースに、干し貝柱を使用した返しを使用。辛さや痺れだけでなく酸味や塩味など複数の味が混ざったとても味わい深いサラッとしたスープ。豆板醤はコクと旨みの異なる3種類のものをブレンドして使用とのこと。ライスは麺を食べ終わった後にスープにダイブ。。普通の雑炊のような感じでいただける。刺激的だけど見た目よりも軽くてあっさりいただけました。

大阪市北区堂島1丁目5-5 エスパス北新地25 4F
11:30~14:30
日曜日定休

シノワフジモリ中華料理 / 北新地駅渡辺橋駅大江橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 中華料理

Ikedaya BBQ style 9月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記のダイナーを訪問。自宅から徒歩圏内なので普段から良く立ち寄るヘビーユース店。阪堺電鉄の東天下茶屋駅直結で天王寺駅からも5分で到着。横に細長くて天井の高い、かなりかっこいいお店は昭和40年代のチンチン電車の駅舎をリノベーションしたもの。

BBQという名前だけど炭焼きイタリアンといったほうがぴったりくる感じ。煙もないし自分で調理することもない。シェフの調理技術が突き抜けていてケレンのない素材重視のかなり美味しい食事をすることができる

食材にはこだわりがあり、季節の路地野菜や肉を丁寧かつ繊細に調理されるので何をいただいても美味しい。お酒のサブスクもあって(1ヶ月680円で全てのドリンクが何杯飲んでも1杯220円〜360円)たくさん飲む客にとってはとても嬉しい。店の界隈には野菜や果物が並ぶマルシェもあってサブスク会員は2割引で購入できるのも嬉しい。

いつものように最初は小皿料理(1つ600円、おまかせだと3つで1500円)を所望する。素材重視の料理はシンプルだけど内容がしっかりと練り込まれていて何をいただいてもワンランク上の美味しさ。最初にレアに火入れした帆立貝柱をパセリのソースでいただく。白ワインが進みまくる美味しさ。

「蛤とスイカとシークワーサー」というメニュー。スプーンを使ってスープごといただく。。食べている間にこれはガスパチョの再構築料理ということに気づく。全てを口の中に入れるとスパイス感と味の深みを感じるガスパチョになる。かなりいいセンスであることは間違いない。

いちじくの上にチーズに豆板醤を合わせたソースをかけたもの登場。チーズとの相性はもちろん豆板醤のコクのある深みがいちじくをフルーツ以上のものに昇華させる。

メインはチキンのココナッツソースで最近の新作らしい。香ばしく炭焼きしたチキンをオリジナルのココナッツソースに合わせたもの。ソースはココナッツとオリーブオイルに数種類のスパイスと貝のスープを加えているとのこと。美味しすぎて卒倒しそうになった。

店の奥には天然酵母を使用したサワー系のパンを中心としたセンスのいいベーカリーも併設。この店のクッキーも驚くほど美味しくてハイキングに行くときは前日に必ず購入する。ごちそうさまでした。。

過去の記事はこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
火曜日定休(夜の営業時は金土日のみ)

大阪市 東天下茶屋 その他料理イタリアン