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Vel ROsier (ベルロオジエ)

友人と5人で苦楽園口にある表記のお店を訪問。駅から徒歩10分くらい、この日は話をしながらボチボチ歩きました。外観は小さな看板のみだけど美味しいお店特有の存在感はあり。

暗めの照明の店内はテーブル席が14席だけ。黒を基調とした洗練されたラグジュアリーな内装で壁が鏡になっていて実際よりも広く見える。奥の方によく似た人がいるなと思ったら自分だった・・・

こちらは一般的な中華ではなく、ヌーベルシノワかフュージョンのような料理とのこと。この日は10000円のコースを所望する。


ビールで乾杯をして最初は夏の海岸をイメージしたアミューズとのこと。
どうなっているのかわかんないがチップスのみがいただける。このチップスは胡麻とアオサ海苔とアサリを使用とのこと。

生の枝豆の上に飾られた豚ミンチと枝豆と大和芋で作った肉団子をパリパリの皮で包んで揚げたもの。ビールに模したターメリックで色をつけたスープは鶏節を使用した和テイストな出汁。ビールに模した泡は燻製をかけた山椒オイルとのこと。

名物のアミューズはコンフィしたフォアグラとパイナップルのコンフィチュール、それに蜂蜜を合わせた最中。パリパリした皮とねっとりした濃厚なフォワグラの食感の対比も面白い。

一見苔の盆栽のように見えるのは底に韮で作った茶碗蒸しが鋳込まれて、その上に炒めた豚のミンチとキャベツ、生姜と豆板醤を合わせたソース、揚げた鱧、素揚げした餃子の皮、韮のアイスパウダーで仕上げたもの。かき混ぜて食べると「餃子」になる仕組み。いわゆる餃子の再構築料理。

こちらも底にはトウモロコシのブラマンジェが敷かれ、その上にゴールドラッシュ(トウモロコシ)とワイルドライスの炒め物が載せられて、更に焼きトウモロコシのアイス、中華風辛口ソーセージ、ベーコンの香りをつけた牛乳の泡、フォアグラのアイスパウダー、コーンスプラウトが飾られる。スプーンでかき混ぜて味の一体感を楽しむ趣向。。

最後の前菜は油淋ソースに漬けた茄子の揚げ浸し、紹興酒のタレに漬けたカツオのタタキ、雲白肉、生のキュウリ。その上に焼き茄子の香りを移したスープで作ったゼリー状のシート。ソースは焼き茄子のピューで仕上げにサービスの方が焼き茄子のアイスパウダーをかけて仕上げてくれる。気の遠くなるような細かな仕事ぶりだけど私がカツオが苦手で食べられないのが残念。


鮎と大根餅を使った春巻はパリパリの食感と大根もちのねっとりした食感の対比が面白い。その春巻きの上にはローストした鮎、紫蘇の風味のメレンゲが飾られる。あしらえには鮎の骨煎餅、オクラのソースにマイクロトマト、プチトマトの杏露酒漬け、トマトのチップス、鮎と大葉のフリット、13種類の香辛料で煮込んだ鮎のリエット。オレンジ色のトマトチリソース、白い泡はトマトのエキス、山椒を効かせた鮎の肝のソースなど。

豆腐と冬瓜のソテー。その上にそうめん瓜、米粉で揚げた鱧のフリット、餡は魚を塩漬けにして発酵させたハムユイソースの餡。イシモチなどの魚を塩漬けにして、発酵させてそれをまた乾燥して作るハムユイソースの熟成チーズのような風味は万人受けせず好みが分かれるかもしれないけど私はチャーハンに入れていただくほど大好き。

魚料理は皮目はパリパリで身部分は真空調理でレアに火入れした(と思われる)金目鯛。
ピータンと豚のミンチを詰めた万願寺とうがらし。ズッキーニのボイルと素揚げ。チョリソ。盛り付けも突き抜けた美しさ。

花巻パンはココナッツミルクの香りを纏う。

肉料理は香川産の讃岐牛のランプを使用。こちらも低温調理されたもの。。サマートリフの香りに包まれる。
ビーツを使った赤いマヨネーズソースの海老マヨ、オイスターソースの香りのおこげ、メインのソースは黒胡椒ベース。

デセールに付くドリンクはスペシャルブレンドコーヒー、紅茶4種、中国茶8種からチョイス。

デザート一皿めはチャイナブルーの泡に隠れた杏仁豆腐のアイス、フルーツ色々。

私はダージリンの茶葉にブルガリアンローズと日本産のドライカモミールのブレンドのアンバーを所望する。思いの外あっさりしているのに喜ぶ。

和三盆を使用したプリンは蜜に紹興酒を使用。

メインのデザートは始めていただくマンゴーハンジという名のクレープ風のもの。中には
マスカルポーネのムース、ショコラクリーム、宮崎のフレッシュマンゴーを挟んでいる。
その上には滑らかなマンゴーのソルベ、ピーナッツのクランブル、グレープフルーツのグラニテ、マンゴーのソース、カカオニブ、蕎麦の実のキャラメリゼが飾られる。

5種のプチフールもこだわりがいっぱい。

最後は新生姜の砂糖漬け。ここまででお腹いっぱい大満足。料理も素晴らしいけど特筆すべきはサービス担当の女性。20代前半との事だけど某有名フレンチで腕を磨いておられ抜群の距離感と親しみやすさで時間があっという間に経ってしまう。

料理の説明もわかりやすく絶えず笑顔でいろいろな会話を楽しむことができた。最後のお見送りはスタッフさん全員でしていただきとてもいい時間を過ごすことができました。

兵庫県西宮市樋之池町21-29
電話 0798-72-6800

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6月雑記

6月も何とか休まず日記を更新することができました。。最初は備忘録で記していたこのブログも現在月間35000のビュー数をいただいており、ありがたく思っております。

なんばシティーのMilkのソフトクリームはマイブーム。一つ500円といい価格だけど濃厚なミルク感が何とも言えない・・・この日は容器の底にタピオカ等が入ったソフトクリームサンデーをいただく。。

住吉大社吉祥殿にてランチ4000円。。タンス型の引き出しの中は鱸のソテーバジルソース だし巻き卵と鰻照り焼き、おから和え 大福餅とケーキ 肉料理が栗豚と新玉ねぎのグリルのオレンジソース 蒸し物はフォワグラロイヤル、麺はめかぶ素麺なり。。

信楽の松茸の暴れ喰いで有名な魚松で昼食。大きなお碗に入った諸々。。器に圧倒されるけど内容は普通。。

琵琶湖グランドホテルで社員と懇親会。。いたって普通の宴会料理。。昭和にトリップしたかのような感。。真ん中の女性の姿が書かれたお皿がとてもシュール。。

7月もよろしくお願いいたします。。

 

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201

大阪市西区の某所にある完全会員制のレストランを友人と訪問。
外見は全く普通のマンションの一室1
8:45 開店
19:00 一斉スタート

カウンターのみの12席は完全に劇場型のしつらえ。アルコールのペアリングがついて一人15000円なり

全く普通のマンションの入り口で時間前に集合するルール。到着順に時間が来ればひと組づつ案内いただける・・

最初はスパークリングで乾杯する。味は特にどうってことはない。。

テーブルの上に森の風景のプロジェクションマッピング。。森林をイメージした前菜が登場する。

前菜は蒸し鮑と雲丹を合わせたもの、生ハムを樹木や木々の葉に見立てたものなど・・・視覚から入る刺激がとても楽しい。

続いて切り株の上の鍵が登場。。

テーブルの鍵穴に差し込むと・・・・

引き出しからカトラリー登場

お箸を使って稚鮎の天ぷらを食す。黒いのは炭塩。。。川で鮎を網ですくっているイメージとの事。

この後で会場を暗くして味覚テストのようなものがあり、続いて水の入った注射器と枡と白い物体が登場。

注射器で水をかけるとヒノキの香りのするおしぼりになってその香りを手にうつして香りとともにお酒をいただくという趣向。

お酒は石川県の手取川の(多分)純米大吟醸。。

続いての料理は白甘鯛の鱗焼き。。

これだけなら結構普通だが食べている途中で恭しく昆布の出汁をさらに注いでくれる。演劇風のナレーションも入って非日常の世界を演出。

昆布のスープに海老のパウダーを入れて味を変えてさらにいただくという趣向。

続いてはベルギーの高級ビールとたこ焼き登場。たこ焼きにはトリュフパウダーがかかって中にはタコの代わりにフォワグラが入る。

アメリカのワインにさらに別のワインを合わせていただくという趣向。

どういうわけか味の異なりはあまりよく確認できなかった。

再びプロジェクションマッピングがあって。。。。」

メインディッシュのウチヒラ肉のステーキは根セロリのソースに醤油ソース、卵のソースを合わせると口の中ですき焼き味になるという趣向。。

デセールは月をかたどった装飾ランプにウサギのお菓子を乗せたもの。

続いては緑茶と綿菓子を固めたような砂糖菓子でフィニッシュ。。

最後は店長からのご挨拶で締め

住所等完全非公開

会員資格取得5000円

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