うれう 1月【大阪市 玉出】

玉出にある表記のうどん店でランチ。近辺のコインパーキングがなくなって訪問頻度が減ってしまったが個人的には最も大好きなお店。場所は玉出駅徒歩3分。カウンターのみの15席。この日は「チャンポンうどん900円」を所望。

オーソドックスな「うどん」もさながらいろいろな食材や調理法を持ってつくる多種多様な「UDON」もこの店ならでは。詳しくは過去のうれうをご覧ください。(私の過去記事掲載のうどんを見ただけでこちらの店の素晴しさ伝わると確信しています)こちらの店主のうどんにかける情熱と創作能力にはいつも敬服する。

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着丼した「UDON」はしっかりとした出汁が効いたもので白菜、牛蒡、人参、豚肉、烏賊、海老、卵などの具がたっぷり。ビジュアルが美しいものは食しても美味しいというセオーリー通り。途中でおろし生姜を入れたり、唐辛子を足したりしながら味の変化を楽しむ。それぞれの具材から出るエキスと美味しい出汁が相まってかなり上質の逸品となっている。

身体もぽかぽかして食後のありがちな膨満感もなく上質なうどんでした。。
大阪市西成区玉出中2-13‐23
定休日火曜
駐車場は近くのコーンパーキング

大阪市 玉出 麺料理

肉山 大阪【大阪市 福島】

東京吉祥寺で赤身肉のみのコースが大ブレークし、現在も予約半年待ちの有名肉料理店の支店。こちらを含めたフランチャイズ店舗が全国で8つ。こちらのお店は阪神福島駅から徒歩2分のビルの2階と3階と4階に位置する。完全ノーサインのファザードのために店の存在は通行人には全く判らない。

この日は3階のちゃぶ台のようなテーブル席に案内いただく。料理はお任せ税別5,000円のワンコースのみ。

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瓶ビール648円を注文して待っていると最初にサラダとキムチと肉のパテ(すべて3人前)が登場。すべてを食べ終わる間もなく「内もも肉のタタキ」(ひとり3切れ 写真なし)が運ばれる。かなりレアな仕上がりで生肉が苦手な人には厳しいかもしれない。すべての肉は岩塩のようなものがかけられていてそのまま食す。薬味としてチリマスタード、柚子胡椒、辛味噌が添えられる。

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続いて此方の店で「てんまる」と呼ばれる後ろ足の付け根部分。これもかなりレアな仕上がり。肉の旨味はあまり感じない・・・和牛だと思うのだが肉の説明等は全くなし。高原価業態なので客回転で勝負なのは判るが雑でバタバタとした接遇が残念。さっさと食ってはよ帰れオーラ満載。。。

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豚のローストもレアな仕上がり。チリマスタードなどを付けていただくとなんとか完食出来る感じ。この肉を食べすすむあたりで口が飽きてくる。料理はすべて調理場で焼かれて盛りつけて提供されるためにシズル感や熱々な感じは特にない。

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ドリンクはハイボールがすべて864円で全般に高額設定。飲み放題は別途4600円(合計税込10000円)とのことだけど5杯以上飲む客は飲み放題の方が安くなるという仲間由紀恵もビックリの飲食店トリック。客層はほぼ30代から40代で客単価1万円を覚悟した裕福な顔つき。

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超巨大な満願寺唐辛子。どういうわけかこれもレアに焼かれていてポリポリと独特の青臭さを感じながら齧る。少し悲しい・・・

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外モモ肉が登場。これには練り山葵が添えられる。筋が多くて顎の筋肉が鍛えられる。更に悲しみが深くなる。隣のテーブルは女性2名だけどガンガン食べまくっている。

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豚カツ登場。スタッフの女性がめんどくさそうに小声で説明してたけど理解不能。豚トロ部分であろうか不思議な歯ごたえあり。

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生の胡瓜のサラダ。漬け物だったら良かったけど特にどおってことはない。

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かなりレアに仕上げられた外モモ肉。ここまでレアに焼かれた肉の味の異なりを判る客がいるのであろうか・・・結構ガシガシした食感で肉の旨味を除いた味。あえて低い等級の牛を使用しているのであろうか。焼き上げて時間が経っているのかアミノカルボニル反応やメイラード反応による旨味や風味はほぼ感じない。隣の客は「赤身肉だからヘルシ〜!」と喜んでいる。

このあと更にラフにカットされたランプ肉登場(写真撮らず)。肉のきめは細かくて柔らかいんだけどどうしても口の中でモソモソする。立ち食いのいきなりステーキの方が口に合う。

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最後はカレーか卵かけご飯か選べるんだけど私はカレーをチョイス。大きな肉が入っている以外は普通の業務用な美味しさ。蟹の出汁が入っていると表記されていたが全く判らず。お店はオープン以来大繁盛と言っていた。こういったガッツリハード系の食事を楽しむには馬齢を重ねすぎたのかと帰り道で内省する。

大阪市福島区福島5-8-12丸市ビル2F
営業:19:00〜21:30(2時間制)
電話:080-4932-2929
料金:お任せコース 1人5000円(飲み放題付きコースは1人10000円)

大阪市 福島 焼肉その他料理レストラン

GOLD【大阪市 本町】

本町の得意先に新年の挨拶に行った帰りに表記の店を訪問する。界隈では知る人ぞ知る大阪のビジネス街のど真ん中にあるカウンタ−9席のみのシチューのお店。

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1968年創業なので今年で49年目となる。昔はロシア料理のできるご主人がいたんだけど、最近は腰が低くて上品なオーナーマダムがひとりで切り盛り。現在は週に3回くらいの営業らしい。営業していてもいつも満席の行列で、その行列がなくなったときは売り切れなので入店にはタイムマネジメントが必要。

この日は車で店の前を11時前に通って営業準備をしていたのでコインパーキングに車を停めて11時10分に訪問。運がよければそのまま入店可能でニコニコ笑いながら「久しぶりー」と当年70才のマダムと挨拶をする。この場所でずっと商売をしているのでビジネスマンの昼間の時間の忙しさをマダムは誰よりも理解されている。開店時間11:30前に入店出来る事が多い。店内は木調のレトロなBARのような造り。

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メニューは2種類のみ
赤:ボルシチ+バターライス
白:クリームシチュー+バターライス
常連客は「赤」「白」と注文。値段はどちらも税込1000円。

この日もいつものようにボルシチのセットを注文する。

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ビーツではなくトマトベースのボルシチはサラサラした食感。酸味と旨味と辛みのバランスも良くてキャベツや大きなじゃがいもがたくさん入っていて身体に良さそう。大きな牛バラ肉も入っていてボリューム満点。

ローリエの葉っぱも発見。生クリーム(サワークリーム)部分を混ぜていただくとマイルドな味わいになる。刻んだパセリの苦味と風味がいいアクセントとなる。作る人の人柄が表れるような温かいボルシチにいつも感激する。席が狭いので楕円形の皿を縦に置いていただくのがルール。食べ終わる頃には身体がぽかぽかする。

以前ロシアに行ったときにボルシチはシベリヤやアジアの食べ物でモスクワではあまり食さないと聞いた事がある。

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バターライスはあらかじめ焼き込んだものを客がきてからバターで炒め直す。荒くカットされた玉ねぎや人参、ピーマン,ベーコンがたくさん入った家庭的な感じのもの。バターたっぷりなのでご飯がべたべたした感じが子供の頃に母親が作ってくれたものを彷彿させる。冷え込むこの時期にぴったりの心も温まるランチ。退店が11時営業日と営業時間が少ないので入店出来ればラッキー君・・・

大阪市中央区淡路町3-4-1
ランチ/11:30~14:00(なくなり次第閉店)
土日祝定休、平日も不定休

大阪市 本町 洋食