友人と三津寺筋にある表記の店を訪問。5坪の店はいつも満席状態。東京銀座で展開しまくっている「俺のフレンチ」のまんまパクリバージョン。オーナーは尼崎で割烹やイタリアンなど繁盛店を出店しまくっている知人。
圧倒的なコスパがこの店の売りで俺のフレンチで皆が頼むオマール海老の一匹料理したものと牛ヘレ肉のロッシーニ風の2品が共に1280円。
周りの友人も訪問してとてもよかったと皆絶の声多し。基本立って食事をするのは好きではないが勉強のため訪問。
なかなかシャレのきいた店名と看板はこれだけで店のセンスの良さを感じさせる。遅くまでやっているので飲食店の方の客も多いと聞き及ぶ。夕方4時からやっているので待ち合わせにもぴったり。エビスの生が19:00までは半額の240円。。。
突き出しが300円。。チャージのある立ち飲みは初めて。。。この日は豚肉のカスレ。。簡単に言えば豚肉と白インゲン豆の煮込み。。ビールにぴったり。。
ワインの値付けも良心的。380円のチリ産ワインからジュビレシャンベルタン10000円まで。。。
ヴーヴ・クリコのイエローラベルを発見する。グラスになみなみとついで頂いて900円。。。オーナーの知人ということでこの日は600円だった。
このイエローラベルは何とも味の濃いスパークリングとは完全に一線を画す深い味わい。。これを頂くととても豊かな気分になれる。ああ幸せ・・・
メニューはこんな感じ。。1000円以下のものばかり。。シェフが2人で小さな厨房でしっかり作り込まれる。
黒毛和牛のカルパッチョ680円。。予想していたものよりかなり美味しかった。塩とこしょうとバルサミコソース。すべての料理が原価50%超え。メインの2品は80%とオーナーは言っておられた。
オマール海老まるごと一匹をアメリケーヌソースで(1280円)」
この料理は感動した。。。火入れの状態も悪くない。冷凍オマールなんだけど味噌もえぐみもなく美味しく頂けた。この料理は原価と販売額が限りなく近いと思う。付け合わせの野菜もとても美味しい。
フォカッチャ、バゲット、丸パンにオリーブオイルとアップルバター。これで300円。。このアップルバターもたぶん自家製。リンゴのすりおろしをバターに混ぜただけだけど甘酸っぱさがとても心地いい。
そして登場の牛フィレ肉のロッシーニ1280円。
とっても柔らかいフィレ肉100gの上にはフランス産のフォワグラ・ド・カナール(鴨のフォワグラ)が鎮座。冷凍のフランス製を仕入れて表面を強火で焼いて電子レンジで仕上げると言っていた。。ハンガリー産のものが圧倒的に多い中この食材を使ってこの価格で提供することは奇跡としか言いようがない。
刻んだ黒トリュフ満載の濃厚な甘い複雑な滋味をもつソースもとっても美味しい。このほかにもフランス産鴨肉のコンフィ、蝦夷鹿のロースト赤ワインソース、牛頬肉の煮込みも980円で提供。タルトやブリュレなどのデザートも充実。早い時間にいけば比較的ゆっくり食せると思う。
大阪市中央区心斎橋筋2-3-32
050-5796-4812
16:00~05:00 不定休