2018年08月

洋食 にし

北加賀屋駅から徒歩6分の表記の洋食店を訪問。店内はカウンター4席とテーブル席16位。

店主は天下茶屋を本店とし今やグランフロントやあちこちで店舗を展開するRevo(レボ)で店長をされておられた方。Revoの本店は今や黒毛和牛の一頭買いで有名となり敷居が高い店になったけどこちらはその店のメニュー内容そのままでされていてとてもわかりやすい。

この日は大きな有頭エビフライとREVOのシグニチャーメニューの塩とんかつの入ったセット1580円を所望する。

味噌がいっぱい詰まった有頭エビは食べ応え満点。塩とんかつも全くREVO譲りで久しく訪問していなかったのでとても懐かしい。脂身も甘くてこれだけを300g位いただきたい気分になる。昼の時分時はいつも満席なので開店間際の訪問がお勧めです。

大阪市住之江区東加賀屋2丁目14-19 営業時間 11:30 ~ 14:00  /  17:00 ~ 22:00 定休日 毎週月曜日

TEL / 06-6115-6797

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270404/27103722/?tb_id=tabelog_63392ced81e25c20acaf4d5099352b14b699c8db”>洋食にし</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/yoshoku/”>洋食</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270404/R3090/rstLst/”>北加賀屋駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270404/R4064/rstLst/”>粉浜駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270404/R5451/rstLst/”>住吉大社駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 


カテゴリー 北加賀屋, 洋食 |

麺匠 たか松

北新地の御堂筋を挟んだところにあるつけ麺店を訪問。京都に本店があると聞き及ぶ。店内の自販機で食券を買ってカウンターに座る。この日はデフォルトのつけ麺寧215gを所望する。

店内はL字カウンターと奥に4人テーブル席が一つ。

「当店の麺は長野県産小麦を石臼で挽いた全粒粉を混ぜ込んで作った、他店では味わえない小麦の風味がたっぷりの特製麺です。
日本蕎麦のような褐色の麺はやや細めに切り出し、つるつるとした喉ごしと、ざらざらとした舌触りが上品でありながらも、どこかクセになる食感を持たせられるようブレンドしました。
全粒粉は小麦の表皮、胚芽、胚乳を含めてすべて粉にするため、ビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどが多分に含まれ、脂肪が蓄積しづらいとされています。
そういった意味では、美味しさだけではなく、美容と健康にも良い健康食といえるでしょう。」(公式HPより。)

着丼したつけ麺はビジュアルがとても美しい。 HPにあるように麺は少し茶色っぽい全粒粉入りの細ストレート。小皿には〝刻み玉葱〟〝メンマ〟〝すだち〟が添えられる。

一口目は麺をそのままいただく。食感は蕎麦のよう。小麦の香りもしてつるんとした喉越しもとてもいい。

さらりとしたスープは口当たりよく鶏の旨味がしっかり感じられ後から魚介の香りが追いかけて来る感じ。途中で玉ねぎを投入すると味にキレが出る。スープの中には角切りのチャーシューがゴロゴロ入る。黒七味も味に変化が出てとてもいい。

スープ割は卓上にあるポットでセルフ。スープ割りにあおさ海苔と黒胡椒を入れると格別な味わい。よく考えられていると感心する。

最後まで飽きずに美味しく頂けた。普段はつけ麺ってあまりいただかないんだけどこちらのお店はまた伺いたいと思いました。

大阪市北区西天満2-7-19

 定休日 年末年始

 11:00~23:00


カテゴリー 西天満, 麺料理 |

高麗橋 桜花

肥後橋にある表記の和食店をお盆に訪問する。場所は地下鉄四つ橋線の肥後橋駅の6番出口から徒歩数分。L字型のカウンター8席とテーブル席が4卓。ご主人と奥様と女性調理師の3名で切り盛り。

メニューは夜は6000円と8000円の月替わりおまかせコース。。
日本酒をはじめとしたドリンクメニューも充実。前回はアラカルトをいただいたので8000円のコース料理を所望する。

まずは箕面樽生ビールで乾杯する。
ほんのり桃の香りがするけど甘味は控えめなピーチ生ビール。

前菜は鱧の皮と浪速の伝統野菜の玉造黒門越瓜の和え物、海藤花(タコの卵)の旨煮、瓢箪の漬物、鬼灯に模した卵黄の味噌漬け、栄螺の旨煮・・・これだけでお酒をがぶ飲みできそう。。どれも丁寧な仕事が施されている。

お造りは放血神経締めをした熟成感のある鱸と縞鰺のお腹部分。どちらも秀逸なり。。仕事の施された酢味噌、塩、ポン酢で供される。

お造りには生原酒のアイスブレイカーをロックで合わせる。

この店が懇意にされておられる河内鴨で有名なツムラの合鴨がお造りで供される。鴨ロース、ささ身、ずり、レバーなど。。新鮮なので臭みや癖は全くない。

鴨肉をミンチにして表面だけ火入れしたタルタルステーキも秀逸。

煮物椀は鱧と卵を寄せて豆腐にしたものと軽く炙ったばちこ。青みは火入れしたレタスで吸い口は青柚子。出汁の味はしっかりつけていて大阪ならではの喰いの仕事が光る逸品。

ここでガトーショコラが出てきたと思ったら鮎の松風とのこと。焼き込んだ鮎の身をほぐしてミンチにして寄せ固めたもの。口にすると鮎の旨味と香ばしさが口いっぱいに広がってまさに鮎を食べているよう。頭の部分や骨の部分のエキスも入っていて色々な部位の味が味蕾に蘇る。

これは初めていただいたこの店ならではのスペシャリティで大感激。あしらえの香りの相乗効果を生む西瓜も出会いものである。いちじくの田楽も面白い。

炊き合わせは柔らかくこっくりと炊き込んだ蛸と黒皮南京、小芋、ササゲの組み合わせ。焼酎がとてもよくすすむ。。

一見何かわからないんだけど生の鮑をおろし金ですりおろして出汁と合わせた昔ながらの古い仕事を再現。海鼠腸が底に射込まれていてなんとも言えない香ばしい美味しいなあ〜と思う逸品。

骨切りをして皮目を炙った鱧と松茸ハス芋、紅蓼、梅肉を重ねて卵豆腐のソースを敷いたもの。。これも斬新的だけどしんみりとした味加減の腕の良さが良くわかる逸品。。鱧と松茸の煮物椀を再構築した骨太の料理。

食事は茶蕎麦となめこおろし・・・・これもかなりのボリュームでお腹いっぱい。

甘味は抹茶アイス。。。さっぱりしてとてもいい。

細部に至るまで細やかな気配りがあってお腹も心も大満足。。ご主人から色々なお話を聞かせていただいてとても楽しい時間を過ごすことができました。

*女性板前さんが沢口靖子さんそっくりなのにびっくり。。一見の価値あり・・

大阪市中央区高麗橋4-5-13
06-6201-0223
営業時間:11:30-14:00 8:00-23:00
定休日:日・祝


カテゴリー 肥後橋, 和食 |