2008年10月

kotikaze

天王寺の高津高校の近くにある和食カフェ。 女性が2人でやってるんだけどクオリティーは目玉が飛び出るほど。 朝は朝がゆ定食600円、昼は松花堂1000円、午後は手作りお菓子と どんだけ働くねんといわれる店主は難波の和食の名店「日本橋 藤久」の奥さんで 料理の内容は藤久そのもの。 昔、藤久に女性の見習いが入って必死で頑張ってるなと思っていたら いつも間にかご主人と結婚していていなくなったと思っていたら いつの間にかこの店をオープンしていました。 煮物や吸い物の出汁なんかは和食のベテラン調理人の域だし つやつやのおひつに入ったご飯や自分でつけられてるであろう漬物や 注文が通ってから焼きだす焼き魚などこの価格で信じられない内容となっている。 どっかの高級和菓子店にあるような練りきり系のお菓子も秀逸。。 この奥さん絶対に天才。。 2階の個室は絶対にお勧め。。 昼下がりのお茶は穴場だね kotikaze.JPG http://www2.plala.or.jp/kotikaze/


カテゴリー 谷町六丁目, 玉造, カフェ |

うれう

今お気に入りの玉出にあるうどん店。 うどんが命という店主は毎日様々な粉を選んでうちたてゆがきたてにこだわる。。。 不味いわけがない。。 何を食べてもめっぽううまいが新作の豚バラ肉の釜揚げは「トップ・オブザうどん」の称号を つけたくなるような出来。。このうどんはありそうで今までなかった。 うちたてゆがきたてのエッジの効いたニューと伸びて腰のある、それで小麦の味もしっかりした うどんだけでも旨すぎるのにつけだれは返しをベースに豚バラ肉を炊きこんでエキスをしっかり移したものにゴボウの笹がきが思いっきり入ってパンチのある仕上がりとなっている。 これだけでも旨いが薬味の生姜とねぎ、ゴマが入って溶き卵をつけだれに入れてうどんをいただくと 何とも懐かしいまろやかな風味と食味。。これにはびっくりした。 すき焼きほどくどくなくすっきりとした切れ味もあってコクもしっかりある。。 残った汁にかま揚げの湯を足せばそば湯ならぬうどん湯。。。。。 卵やゴボウの風味も際立って素晴らしくうまい お腹がすいていたので海老の天ぷらを単品で注文したが余計だった。。 それくらい完成度の高いうどんである。。。。 価格は950円と少し高いかも知れないが絶対に納得。 PA170001.JPG


カテゴリー 玉出, 塚西, 麺料理 |

花和清

私の先輩が経営するミナミの料亭。 店名には割烹となっているが1階にカウンターがあることはあるけど ほとんどが個室でフレンチでいえばグランメゾン。 高級感あふれる個室には熟練の仲居がきっちりとサービス。 食材や料理の内容も熟知しこのような店にありがちな慇懃無礼さは全く感じない。 今日は調理担当社員の研修で1万円の会席コースを大人数でいただく。 kawase1.JPG 前菜は秋の野山をイメージして造られたものいろいろ。菊の花や野山にあるアケビ。遠くの山に映える紅葉や卵黄の味噌漬けで作った柿など。お造りは4種盛り。トロとヒラメが秀逸。本年初の松茸土瓶蒸しはだしの取り方が素晴らしい。煮物は鴨のじぶ煮と秋の野菜いろいろ。走りのカブは海老味噌を乗せて。 焼き目のついた栗はあたりまえのように美味しい。カマスのおこわ焼き。もち米に載せられた焼き魚は 秋の風情を強烈に醸し出す。添えられた青み大根のカラスミと銀杏豆腐も細かな仕事ぶり。 川千鳥の茶わん蒸し。川千鳥というのはすっぽんのことで川をよちよちと歩くさまが千鳥に似ていることから川千鳥という異名があるそう。すっぽんと聞けば怖がる女性もいるので何とも風流な名前かと感心する。(これも仲居さんから教えていただく) kawase2.JPG そのあとの揚げ物は棒のようなのは茄子を細く切ったもの。これもかなり旨かった。丸いのは茶そばをくす玉状にしたものでかなり大変な仕事であること見てうかがえる。酢の物は定番のカキ膾。あしらえの赤こんにゃくやあわび茸、子持ちこぶもかなり美味しく味が付いていた。この後、松茸ごはんと味噌汁が出てきたが隣の若い社員は5杯お代りをしていた。みそ汁も普通以上においしかった。普通のものを普通よりおいしく作るのは一流のしるし。デザートは静岡産のマスクメロンと洋ナシの炊いたもの。締めのぜんざいで御馳走様。かなりサービスいただきました。 http://r.gnavi.co.jp/k416300/

割烹 花和清懐石・会席料理 / 大阪難波駅日本橋駅近鉄日本橋駅


カテゴリー 難波, 和食 |