スタンドソバサンカク 裏なんば巡り④【大阪市 難波】

裏なんばの店を4軒くらい回った後で最後に表記の蕎麦店に立ち寄る。場所は道具屋筋と南海難波駅の間の丑寅のお店などがあるところ。

立ち飲みの蕎麦業態は珍しい。細長い3坪くらいのお店は6人くらいで満席になる。蕎麦とだし巻きなどの酒の肴がいろいろ。お酒もたくさん揃っている。

最初に立春朝搾りのお酒ときゅうり巻きをいただく。赤酢を使用しており本格的。

メインの十割盛り蕎麦。冷麺を作る機械で押し出して作るスタイル。コシはあるけど香りは少ない。つゆは出汁の香りがとてもいい。

締めにぴったりのお店です。ごちそうさまでした。

大阪市中央区難波千日前14-26
17:00~26:00

大阪市 難波 蕎麦

今庄そば 大阪高島屋店【大阪市 難波】

難波の高島屋のB1にある表記の蕎麦店を訪問。デパ地下の和菓子や洋菓子の売り場を通り過ぎてエノテカのワイン店の裏側にお店は位置する。高島屋のデパ地下の穴場のようなお店で私が子供の頃(50年くらい前)からお店はあった気がする。昭和15年当時国鉄の福井県今庄駅ホームの立ち食い蕎麦がお店の始まりと聞いたことがある。あと福井駅や武生駅にもあると聞き及ぶ。

お店はテーブル席のみで客層は70歳以上の女性客が中心で昔ながらの食堂のような内装が安心してくつろげる雰囲気を醸し出している。ずっと昔からお店を仕切っておられる推定80歳くらいの白髪のご主人の腰の低い接客にいつも心が温まる。

最初に熱いお茶が出てくるのも嬉しい。名物は「おろしそば」なんだけど個人的にこちらの店でよくいただくのが「とろろそば」で昔のままの懐かしい味を楽しむことができる。

しばらくして着丼。シンプルだけど蕎麦も出汁も心にしみる美味しさ。帰りにご主人から「残念ですが6月いっぱいでこちらのお店を閉店します。長い間ありがとうございました」との報告を受ける。。「長年ずっと美味しくいただいていたので残念です・・・」と答えると、ご主人が「自分が不甲斐ないからなんです・・・」と頭を下げながら言われる姿を見て胸に迫るものを感じた。

大阪府大阪市中央区難波5-1-5
大阪タカシマヤ B1F

今庄そば 大阪高島屋そば(蕎麦) / 難波駅(南海)大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 蕎麦