italy_zoo (イタリー ズー)【大阪市 松屋町】 【大阪市 長堀橋】

南船場のマンションの1階にある隠れ家イタリアンで一人ランチ。界隈で有名なゴヤラクのカレー店の奥に位置する。お店の横にコインパーキングあり。こじんまりとした店内はセンスのいい調度品があちこちに配されていて期待値が上がる。今回は一番廉価のAセット1200円を所望する。

最初にサラダが着皿。生野菜だけではなく前菜が少しずつ色々と盛り込まれている。冷製のシルクスイート(さつまいも)のスープはクリーミーで味わい深く濃厚。フヌスやクスクス、人参のラペや赤大根の酢漬け、カボチャやさつまいもなど一手間かけられたものが色々入っていて嬉しい。

フォカッチャも自家製でふわふわで美味しい。

パスタは2種類から選べるようになっている。今回は自家製パンチェッタとベーコン、玉ねぎのグリシア風スパゲティサラダ仕立てというものを選ぶ。あまり食べつけない味だけど粉のチーズの風味がよくてとても新鮮。パンチェッタの塩気のバランスも良くて一気に完食。

デザートを追加でお願いしたけどとても細やかで手のかかったものが提供される。器にもこだわりがあっていいお店です次回は夜に訪問予定。

大阪市中央区南船場1-7-8-109
0661212664
11:30~14:30 18:00~23:00
木曜定休

大阪市 松屋町大阪市 長堀橋 イタリアン

ピッツアリア モリタ【大阪市 松屋町】 【大阪市 谷町六丁目】

松屋町駅と谷町6丁目駅の間くらいにある表記のピッツアテリアを平日ランチタイムに一人で訪問。長堀通りから少し入った路地にひっそりと位置する。

お店は青く縁取った扉とオリーブの鉢植えが目印なんだけど間口が狭くてかなりわかりにくい。細長い店内は手前にテーブル席が数卓あり全体で15席くらいのキャパ。店の奥が厨房になっていて鉄のピザ窯が鎮座する。ご夫婦2人で切り盛り。

こちらのお店のご主人はイタリアのエミリア=ロマーニャ州のラヴェンナというところの店で修業され、2001年にベネト州のパドヴァで毎年開催されるピッツァコンテストで外国人として初めて優勝した方とのこと。

メニューはピッツアのみでランチタイムは日替わりのピッツア1300円とサラダのついた選べるハーフ&ハーフピザ1940円のみ。選べるピッツアメニューはほうれん草とリコッタチーズの「ロマーニャミーア」、しらすとモッツアレラとレモンの「ビアンカビオラ」、ツナと水牛モッツアレラの入った「マコ」など界隈で見るメニューとは全く異なる本格的なラインアップ。

マダムにお勧めをお聞きするとトマトソース、モッツアレラ、トレビス、パンチェッタ、ゴルゴンゾーラの入った店主の名前をつけた「TAKESHI(イタリアでは自作ピザに自分の名前をつけるらしい)」とアーティチョークソース、トレビス、マッシュルーム、生ハム、グラーナチーズ、トリュフオイルの入った「バルテル」をお勧めいただいたので素直にそれを所望する。

しばらくして着皿。ナイフとフォークを使っていただくスタイル。よくある王道ナポリピザに比べて生地は薄めでモチモチ食感が特徴。まずはビジュアルも美しい「TAKESHI」からいただく。トマトソースの酸味はかなり穏やか。パンチェッタの脂とチーズとの相性はかなりいい。チコリの一種のトレビスの食感とほろ苦さが大人な感じ。味わいはかなり繊細で様々な食材の味の重なりは今まで食べてきたピッツアの概念を超えた感じ。耳部分のコルニチョーネが焦げてなくて分厚くないのも自分好み。

生地に深みのあるアーティチョークのソースとトリュフオイルが使われている「ピッツァバルデル」は塩と油がしっかり利いた味で日本であまり見かけないタイプ。溶けるチーズではなくてハード系(焼いて削ったグラーナ)を使用なのも味が大雑把にならないためと推察する。生ハムとフレッシュマッシュルームとの相性もなんとも繊細でいい。

両方のピッツアともに口の中で様々な食事の旨みや香りが交差して、えもいえぬ深まりのある味わいとなる。いい店見つけました。。。

大阪市中央区谷町6丁目10-1
06-6777-1783

ピッツェリア モリタイタリアン / 谷町六丁目駅松屋町駅谷町四丁目駅

夜総合点★★★★ 4.0

大阪市 松屋町大阪市 谷町六丁目 イタリアン