山はしる 11月【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋筋6丁目の表記の焼き鳥店を友人と4人で訪問。中崎商店街の入り口近くに位置する。天神橋筋6丁目駅13番出口から徒歩1分。ある表記の焼き鳥店を久しぶりに訪問。大阪ではダントツの美味しい焼き鳥を提供する店で最近では東京から芸能人が日参していて紹介生なのとカウンター8席しかないということで予約がかなり取りにくい。

店のファザードに店名表記は一切なし。店内は高級日本料理店のようなしつらえ。お酒はワイン、シャンパン、日本酒など高級なものも含めてなんでもある。鶏は状態の良い朝挽きの丸地鶏を使用。

料理は全てご主人のワンオペ。焼き鳥店での修行経験はなくイタリアや香港で料理を学び、科学と論理を使った火入れの方法や下ごしらえを独自に研究されたと聞き及ぶ。

最初にビールで乾杯してから料理の扉はいつものように大量の鶏(20羽くらい)と鰹節で出汁をとった吸い物にふわふわの鶏団子と黄白菜。続いて柔らかく静かに焼き上げたハラミ、しっとり食感の花の咲いたようなビジュアルの砂ずり、ジューシな心臓、豊岡産の大きなオクラと続く。

こちらのお店のスペシャリティのモモ焼きは大きな半身をなんども水につけて冷却し、余熱で芯温が上がらないように時間(25分)をかけて丁寧に焼き上げる。最後に皮を外して、もう一度焼き込んでから供される。ジューシーな柔らかさと旨味は唸る美味しさ。

もも肉と同じように余熱を使って焼き上げる胸肉もしっとり食感で旨みが強い。自家製のチーズと自家栽培のトマトで口をリセット。続いて脂が迸るぼんじり、旨みの強いせせり肉。鶏肉の入った飛龍頭と4時間炊いた牛蒡と旬の四方竹の炊き合わせ。これらをご主人お薦めの日本酒、焼酎、白ワイン、赤ワインと合わせていただく。デザートのグレープフルーツも濃厚でかなり美味しい。

日本酒と焼酎とワイン2本で会計は渋沢×3の支払いでした。少し飲みすぎました・・・

過去の記事はこちら

大阪市北区浪花町5-2
050-5325-7472

大阪市 天神橋筋六丁目 やきとり

山はしる 5月【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋筋6丁目の中崎商店街の入り口近くにある表記の焼き鳥店を久しぶりに訪問。焼き鳥激戦区である天満周辺ではダントツの美味しい焼き鳥を提供する店として有名。紹介制なのと席数が少ない(カウンター8席のみ)ので予約は取りにくい。

店のファザードに店名表記は一切なし。店内は高級日本料理店のようなしつらえ。お酒はワイン、シャンパン、日本酒など高級なものも含めてなんでもある。鶏は状態の良い朝挽きの丸地鶏を仕入れて季節の素材とともに提供。

料理は全てご主人のワンオペ。焼き鳥店での修行経験はなくイタリアや香港で料理を学び、科学と論理を使った火入れの方法や下ごしらえ、味の重なりなどを独学で研究されたと聞き及ぶ。

コースは鴨だけ(20羽使用とのこと)で取った出汁に鮪節を合わせた吸い物からスタート。具は帆立貝。続いて漬けにした胸肉に北海道の雲丹を乗せたもの。生肝を食塩と胡麻油をベースにしたソースと生野菜を合わせたもの。鶏のハラミ肉、花の咲いたようなビジュアルの砂ずりはゴリゴリ感のないシルキーな食感。

続いてハート、今が一番身が大きく味噌の詰まったホタルイカ、上品な味わいのぼんじり、独活の自家製もろみ味噌添えが供される。どれもしっかりと火入れされているんだけど水分量を保ったジューシーな仕上がりでパサつきは全くないことにいつも敬服する。

こちらのお店のスペシャリティのモモ焼きは大きな身をなんども水につけて余熱で芯温が上がらないように時間(25分)をかけて丁寧に焼き上げる。最後に皮を外して、もう一度焼き込んでから供される。ジューシーな柔らかさと旨味とコクは比類のない美味しさ。

脂たっぷりだけどあっさりいただけるせせり肉。自家製チーズで口をさっぱりさせたあと手羽先唐揚げと続く。食事は釜炊きの鶏ご飯。デザートの赤いキウイはとても甘かった。。

お酒もシャンパン、ワイン、焼酎、お酒と色々いただき大満足。ごちそうさまでした。

過去の山はしるはこちら

大阪市北区浪花町5-2
050-5325-7472

大阪市 天神橋筋六丁目 やきとり

熊の焼き鳥106(テンロク)【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋筋6丁目にある表記の焼き鳥店を5年ぶりに友人と訪問。日本初の会員制(2016年より)の焼き鳥店として有名で現在は北新地や京都、名古屋、東京、沖縄などに店舗展開中。天神橋筋六丁目にあるこちらのお店が創業店かつ本店とのこと。

天神橋筋6丁目駅1番出口から徒歩2分の赤レンガ通りの中に位置する。外観が黒塗りのお店は会員証を使って電子ロックを開けるルールらしい。私が会員になった頃は3000円の入会金だったけど現在は30万円とのこと(聞いてビックリ)

店内は焼き台を囲んでカウンター席となっていて以前あったテーブル席は無くなって広いトイレに改装されていた。一斉スタートのコース料理のみで鶏肉を使った酒肴と焼き鳥が交互に提供される。以前あった名物の木箱に入ったお造り12種や25種は無くなっていた。

スターターは鳥刺しを卵黄で和えたもの。タレも美味しくて栄養満点。ドリンクはどれも原価提供。続いてレアに火入れした鶏肉と松茸の土瓶蒸し風の蓋もの。大根おろしに酢の入った出汁をかけたものはいい口直し。蒸篭で蒸した鶏つくねの入った餃子風のものと続く。

ここから焼き鳥が供される。今回使用する鶏肉は鳥取の大山鶏、飼育期間が約半年という鹿児島の究極鶏と熊本の山奥で25年かけて改良され続けた「まぼろしの鶏」の3種を使用とのこと。

今回は焼き台の正面の席だったのでライブ感満点。丁寧に焼き上げる真摯な仕事に敬服。

黄色い脂を纏った幻の鶏はしっかりした食感で味がかなり濃い。皮と身の間の脂の融点も低くて火入れすると一気に皮が縮まる。皮目をしっかりと焼き込んで身の部分はレアで供される。

串焼きの扉はネギを挟んだもも肉から。旬の大きな銀杏、開いていない丸のままのハツはとてもジューシー。ほんのり温める程度の火入れのレバーと続く。究極鶏の胸肉は脂がしっかりと入っていて今まで食べたことがないような筋肉質な食感。焼き台の上部で時間をかけて燻しを兼ねて干してから焼き上げる手羽先もねっとりした身が秀逸。脂の落とし具合が絶妙な皮部分も美味しい。コース料理はここまでで追加の串を頼むことも可能。最後はサイズを選ぶことができるラーメンで締め。

最後に名物の玉子かけご飯。この上に雲丹やイクラ、トリュフなどをトッピングすることができる。隣の一人客は全部かけをしていた。ちなみにトリュフは追加料金5000円。使用する卵黄は普通の卵ではなくて弾力のあるキンカンという卵に成長する前の体内卵。味は濃厚で特製の楊枝で穴を開けてご飯に混ぜていただく。デザートはブドウ2種。

食事終了まで約2時間。会計は一人16000円。楽しく美味しくいただきました。現在は来年の2月まで予約がいっぱいとのこと。

過去の熊の焼き鳥はこちら

大阪市北区天神橋6-3-26
06-6353-6330

大阪市 天神橋筋六丁目 やきとりラーメン