カレーライス

野菜を食べるカレー CAMP【大阪市 難波】

難波の高島屋7階にあるカレー屋さんの「camp なんばダイニングメゾン店」に訪問。東京の代々木に本店を持つカレー屋さんなんだけどフランチャイズ契約で梅田の駅マルシェなどにも出しておられる。

このお店の特徴は作り置きのカレーじゃなくてオーダー毎にフライパンを振って野菜を炒めるところから始まる。炒めた野菜にカレールーやスパイスを入れてフライパンで炒め続ける。

それが20才そこそこの可愛らしいチューリップ帽子を被ったお姉さんが作るので見ているだけでとっても萌える。。

2013-12-08 18.04.47

メニューは

・1日分の野菜カレー 990円
・完全食セット(1日分の野菜カレー+鶏手羽煮込) 1140円
・トマトと生姜のチキンカレー 990円
・茄子と豚肉の旨味噌炒めカレー 890円
・玉葱とジャガイモのチーズカレー 890円
・3種キノコのチキンカレー 990円
・スパイシーBBQチキンカレー(夜限定) 1390円
・鶏手羽煮込 150円
・温泉玉子 100円
・アイスティ、アイスコーヒー カレーとセットで100円
・手作りラッシー、マンゴジュース  カレーとセットで150円

デフォルトの1日分の野菜カレーを所望する。12品目以上の季節の野菜が350g以上使用されているとの事です。この350gが厚労省が推奨する1日の野菜摂取量とされる。

2013-12-08 18.04.44

お店の名前の通り、飯盒とかスコップ型スプーンとか、お水が水筒で置いてるとか、キャンプの雰囲気があちらこちらに醸し出されている。
店の方のユニフォームがとっても素敵である。

2013-12-08 18.13.20

ぐつぐつと煮えたぎる鉄板がほどなくして登場。スプーンはスコップ(シャベル)型でキャンプの雰囲気をしっかり出している。インパクトとシズル感は充分。
カレーはスパイスが効いたサラサラ系。中にはメニュー通りの野菜がタップリ。野菜はトマト・イエロートマト・茄子・かぼちゃ・じゃがいも・玉ねぎ・しめじ・えのき・マイタケ・ししとう・赤パプリカ・黄パプリカ小松菜の14種類。合挽肉も入っている。

シャキシャキした食感が残るジャガイモもとっても美味しい。客は女性ばかり。野菜炒めのカレー味みたいな感じでとっても面白い。。身体にも良さそうでサービスで食後にラッシーを出してくれた。。

又来るねと言いながら店を出る。。

大阪市 難波 カレーライス

ナタラジ 西梅田店【大阪市 梅田/JR大阪】

歯科治療の帰りにブリーゼにあるの表記の店でおひとり様ランチ。近々自社でレトルトカレーの製造販売を予定しているのでその開発の参考にしようと過去に銀座で一度食したことのある店の支店がこちらにあると聞いて訪問する。

「自然派インド料理」という野菜のみのインド料理がウリのお店。平日980円のビッフェは4種のカレーやナン等がおかわり自由らしい。

早速料理を取りに行くとすべて野菜のみ御飯は15穀米。そしてナンとサラダ。女性向きなのであろうかOL率高し。お店のコンセプトがテーブルに書いてあってアーユルヴェーダに基づいて食材にも大変こだわりをもっていらっしゃるお店のよう。

2013-10-21 12.12.33

サンバー(サンバル)は南インドの豆スープ。コリアンダーの香りとタマリンドの酸味、ヒングの香り、ダールの風味もばっちり。いわゆるそこらのインド料理店の野菜入り豆カレーとは大きく異なる。辛さの中にも野菜のマイルドな甘味を感じる。

ナブラタン・コルマは9種類の野菜と果物ナッツ入りのカレー。ナブラタンは9つの宝石という意味らしい。ムガール王朝の時代にアクバル王が9人の側近に作らせたのがナブラタンコルマだと言われていると聞いたことがある。これはカルダモンの香り漂う濃厚なカシューナッツのソースでインド料理ならでは高級な感じがする。

ラジマビーンは金時豆のカレー。個人的には一番口に合う。豆カレーは個人的に大好きでなかなかあっさりとかつ深みのあるダール系のものには出会えない。

そしてこの店のスペシャリティのキャベツキーマひき肉状グルテンとキャベツ入り。肉の替わりにグルテンが入る。ひき肉よりおいしいかもしれない。。。玉ねぎやトマトの甘味が引き立つ。どれもお味は手抜きのない野菜の味を丁寧に引き出す上品な作りが感じられる。インドカレーは野菜だなと納得する。一見物足りなく感じるが素材の旨味が引き出されていてかなりレヴェルが高いカレーである。

2013-10-21 12.12.40

天然酵母を使っているナンは厚みも薄め。ほうれん草のナンも珍しい。ベジタリアンなカレービッフェなので注文する人を選ぶかもしれない。タンドリーチキンとかサモサもない。しかしそこが潔い。食後のコーヒーを頂いて大満足。

大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼブリーゼ 5F

大阪市 梅田/JR大阪 インド料理カレーライス

グルモン【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江公園】

私がヘビーユースする弊社近くのカレー専門店。隣は加賀屋のお好み焼きの老舗の「むらやま」さん。最近私の日記を見て来店される方も多いと聞き及ぶ。

最近はまっている野菜カレー850円を所望する。いつも同じような記事になるので今回は「グルモンカレーの秘密」について説明させていただく。もちろん店主から直接お聞きしブログにも掲載は可との許可を頂いている。

まず野菜サラダが登場。。サニーレタスだけだがオリーブオイルと醤油とビネガーで作るドレッシングが秀逸。。このドレッシングの美味しさにはいつも感心する。

ドレッシングの秘密はオリーブオイルはエキストラバージンを使用し醤油はたまり醤油を使用との事。ドライトマトが隠し味とおっしゃっていました。

注文が入ってからおもむろに野菜を切り出す。。野菜は切り立てにこだわる。この日は南京、人参、タマネギ、なすび、パプリカなど。季節によって種類が変わる。この野菜も奈良の親戚の農家から直送しているとお聞きした。

このお店のカレーなんだけど

①カレー粉を炒める

最初にSBとSTとCBの3種類のカレーパウダーを混合してまずは3時間炒める。。そこに小麦粉(強力粉と薄力粉をブレンド)とコーンスターチをいれてまたまた3時間炒める。これがベースとなる。そのベースを手袋をしてダマをつぶしてパラパラにして溶かしバターで固める。。

②野菜ペーストをつくる

パイナップル、よく熟したバナナ、リンゴ、チャツネ、人参、玉ねぎをミキシングして滑らかにしてから合わせる。

③チキンブイヨンを作る

ねぎと生姜と鶏のネックともみじで3時間煮込む。

①と②と③をあわせて黒蜜と蜂蜜で甘みを加えて塩こしょうで味を整える。塩は塩っけが立ちにくいイタリアの岩塩を使用。これでベースのカレールーのできあがり。気の遠くなりそうな作業である。手抜きは一切なし。。大量生産はまず不可能であろう。

切り立ての野菜を油通ししてカレールーでさっと煮込むのと同時に野菜の味をカレールーに移す。熱い油に食材を入れると短い時間で食材全体の表面が焼けて硬くなり、食材の水分や栄養素が逃げずに残るので食感も良くなる。これは中華料理の技法。

2013-08-31 13.09.20

という事で野菜カレーライス登場。。。かなり大きな皿。。具材の存在がまったくわからないさらさらのルーなんだけどいろんな味がまろやかに混合。かすかな酸味はパイナップルと言っておられた。

他の方の口コミで「家庭のカレーのよう」とあったがとんでもないと思う。一生かかっても普通の家庭では出来ないし日本人が苦手なスパイスは一切入っていないのでとっても食べやすいし食後感がとてもいい。欧風のマイルド系カレーなんだけど手間ひまを聞くとさっさと食べてしまうのがもったいなく思う。

ご主人のお人柄のよさがいいスパイスとなっている。

ごちそうさまでした。

大阪市住之江区中加賀屋3-6-14/06-6685-8606

大阪市 北加賀屋大阪市 住之江公園 カレーライス