カレーライス

忘れな草

肥後橋の大ビルで商談があったので社員君とさくっと食事の出来る表記の店を訪問する。場所は肥後橋駅2番出口すぐ。若いときによく立ち飲みで利用した記憶がある。生で食べる海老の踊りが有名で一本180円と食材価格上昇の今も据え置き価格。駅前なんだけどコスパもよくていつも夕方ぐらいになると止まり木のように人が集まる。

ランチタイムには「水を一滴も使わない、トマトとヨーグルトの本格インドカレー」と書かれた看板が出る。メニューは「チキンカレー」580円のみ。並580円と大盛り630円が選べる。ご飯を盛ってルーをかけるだけなので提供時間一分。出てきたカレーはさらっとしたシャバ系のカレー。トマトの赤身が強くほのかに甘味も感じながら酸味がしっかりと効いている感じ。辛さというかスパイス感はあまり感じないと思ったらあとからじんわりと来る。

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カウンターには自家製麺のガラムマサラ、チリペッパー、胡瓜のピクルスが置いてあり勝手に使うようになっている。チキンもしっかりと入っていて食べ応えもある。味も深みがあって価格を考えると充分。滞在時間8分でランチ終了。満足度満点なり・・・

昔から思ってたんだけど立ち飲み屋に「忘れな草」という屋号をつけるセンスはなかなかいかす・・・多年草で名前の由来は昔ドイツの騎士が恋人のために川沿いに生えるこの花を摘もうとして誤って川に落ちて「私を忘れないで」と言って死ぬ。残された恋人は墓にその花を供えて彼の最後の言葉を花の名前にしたと昔聞いたことがあるな。そういえば英語の名前もforget me notだったと思うな・・・どっちでもいい話だけど・・・・

大阪市西区江戸堀1-14-1
06-6445-7557


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アジアンバーラマイ 大阪あびこ店

打ち合わせの前に表記の店に一人で訪問。地下鉄あびこ駅の東側の商店街の中にあるんだけど大きな看板がないので全く目立たない。しかしながら時分どきに行くと大きなお店が超満席。スープカレーの専門店で北海道で10店舗くらい展開されていて大阪初出店らしい。

この手の店では珍しく席は半個室みたいで密閉感がある。多分居酒屋の居抜き物件なのであろう。インドネシア、バリ島をテーマにしているらしく店内は黒色ベースでエスニックな装飾があちらこちらにある。利用するのが初めてなので店員の姉さんにメニューや食べ方など詳しく説明してもらう。基本的に昼も夜もメニューは同じらしい。

以下メニュー(HPより)

ヤサイ¥1000 野菜いっぱい。ヘルシー志向の方にオススメ
チキン¥1100 じっくり煮込んだチキンはラマイの定番メニュー
ポーク¥1100 トロトロの柔らか角煮風。ラマイの準定番メニュー
ウダン(エビ天2本)¥1100 このお得感!天麩羅屋さんも号泣の一品
タフゴレン¥1100 さらりと揚げた揚げ出し豆腐とスープの相性が絶妙
ブヒッ¥1100 特選豚バラしゃぶしゃぶがスープと合うんです!
ビ−フ¥1100 旭川店発祥のメニュー。根強い人気があります!

スープの大盛りが無料でサフランライスのようなナシクーニンと呼ばれる炊き込み御飯がS(約150g)M(約300g)L(約450g)でスープカレーに無料でついてくるらしい。キンタマーニという観光地のついた900gの量のご飯は+200円とのこと。

私はオーソドックスなチキンカレーにスープ大盛り、辛さは10段階の中で4にしてもらってMサイズのライスを所望する。トッピングに素揚げをしたブロッコリーを追加する。いろいろ選べるのはとても楽しい。

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15分くらいして運ばれてきたものはうどん鉢のようなものに入ったスープで結構インパクトのあるもの。野菜が一杯で素揚げされたカボチャ、茄子、アスパラ、トロトロのキャベツ、インゲン、蓮根、ピーマン、ジャガイモ、うずら卵2個。やわやわの大きな鳥の骨付きモモ肉。

ライスはぱさぱさしてココナッツの香りは余しない。スパイスが程よく利いていてご飯と一緒に頂くととてもいい。野菜をしっかりとる事が出来て嬉しい。ボリュームあり過ぎでご飯は半分残してしまった・・・欲を言えばスープに深みがあればいいんだけどこれは好みの問題。いろんなメニューがあって面白いし次回はもう少し辛さのレベルをあげてみようと思いながら店を出る。

大阪市住吉区苅田7-12-5
電話番号/06-6657-7196
営業時間/11:30〜21:30(L.O.21:00)


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セイロンカリー

大正にあるスリランカ料理のお店。今は寂れまくっている泉尾商店街に光り輝く繁盛店。商店街入り口にある王将だけが繁盛している感じ。大正駅から遠いので車で行くのがお薦め。お店はスリランカの国旗が目印。満席だったので店の表で待つ。

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お店はスリランカ人シェフのランジさんと日本人女性オーナーで営業。カウンター4席とテーブル10席。家庭的な感じがとてもいい。

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ランチは通常3種類。
・Aセット(フライドライス+タンドリーチキン+ミニサラダ)/880円
・Bセット(本日のカリー2種類+ナン+チキンティッカ+ミニサラダ)/880円
・Cセット(アンブラ)/1,000円

入り口で一緒に並んだスリランカ人がCセットのアンブラがお薦めと言うことなので所望する。このスリランカの「母の味」のライス&カレーの「アンブラ」はカレーはチキン、ビーフ、フィッシュの3種類から選ぶことができる。米は200円増でバスマティライスにしてもらう。スリランカ料理の店なんだけどナンやタンドリーチキンなどの北インド料理もある。

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隣のスリランカ人と世間話をしながら料理を待つ。スリランカ人が「ここは最高に美味しいよ」とか「スリランカの正月は4月」とかどうでもいい話で盛り上がる。彼らは店に設置された手洗いで手を洗っておもむろにカレーを手でかき混ぜて食す。「カレーは手で食べたら美味しいのよ」と言っていた。

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ポークカレーを主体とした数種類のカレーと副菜がワンプレーとに乗って出てきた。上に乗っているのはパパダン。私もスリランカ人を真似て手洗いをして手で食べてみる事にする。

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スリランカ人客が「熱いから火傷しないでね」と親切に言ってくれる。バスマティーライスに染渡るまで力を入れてしっかりと混ぜ混ぜするのがスリランカスタイルらしい。

ポークカレーとレンズ豆のカレー、野菜の炒め物のようなものまでしっかり混ぜ合わせる。スリランカの客と一体感を感じながら食す。辛み、甘味、酸味が絡み合ってえも言えないカオスが味蕾を直撃する。混ぜる事で味が化学反応を起こしたような今まで食べた事のない美味しさにひっくりがえりそうになった。

味の重なりようが優しくて深みがあって尖ってなくて適度なスパイス感もありながらまろやかすぎる美味しさに圧倒される。女子高生なら「ヤバーい」と口に出るような感じであろうか。

指先でぬちゃぬちゃ混ぜ込んで小さく小山を作っておもむろに顔を皿の上に持っていって食べる。。生まれて初めて手で食べるスリランカカレーに感激した。日本人の客でもこの店では手で食べる客は結構いてると言っていた。この店は間違いなくハマるな・・・

大阪市大正区泉尾3-14-21
TEL06-4977-0636

セイロンカリーインド料理 / 大正駅

昼総合点★★★★ 4.0


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