膳や なんばウオーク西店【大阪市 難波】

最近大阪市内で急速に展開している定食を主力とした低価格系和食店を訪問。この日はなんばで商談があり時間はないけどお腹がすき過ぎという状態で15分以内でファストフードではなくしっかりとかつあっさりと栄養バランスに留意したランチを、と考えたときいつも真っ先に思い浮かぶのがこちらのお店。森口産業と言う大阪府内で屈指の麺類の店をたくさん出している会社の新業態の店らしくわざと「宮本むなし」や「やよい軒」や「毎度おおきに食堂」の近辺に出店しまくり回りの店を駆逐しまくっていると言う超人気店。

その人気の秘密は女性客も入りやすい店舗作りと献立にある。毎日でも食べたいような食事というコンセプトにかつ健康的なメニューが目を引く。十六穀米ご飯、肉じゃが、魚などをメインにした一汁三菜のお膳とボリュームたっぷり系の肉をメインにしたお膳など20種の定食が常にラインナップ。食材にもこだわり産地からもたくさんのものを直接仕入れているらしい。今の時期は鰆の西京焼と鰹のタタキがシーズナルメニュー。客の大半が注文していたという事はかなりお値打ちなものなのであろう。

こちらのなんばのお店も入るとすぐ真ん中にカウンター席があり、まわりにテーブル席がいくつかあるというレイアウト。11時頃だけどカウンターは超満席。その中でも女性ひとり客が半分というのがこちらのお店らしい。豆腐ハンバーグと肉じゃがの定食820円を所望する。

注文したときは超満席状態であったが5分くらいで提供された。オペーレーションの完成度にも驚く。

2015-05-27 13.17.20

大振りのお椀に入った豚汁はこちらのお店の名物で出汁がしっかりと効いて豚のエキスもしっかりと出ていてこれだけでご飯がお代わり出来そうな完成度。ジャガイモが少し固めだったのが残念だが煮崩れを考えての事であろう。しかし問題のないレベル・・・

特筆すべきは豆腐ハンバーグ。鶏ミンチ肉も入っていると思われるが箸を入れるとジュースがたっぷりと出る。大根おろしとポン酢でサッパリと頂ける。これだけいくつでも食べれそうな美味しさ。パンにはさんでもいいだろうし、丼にして温泉卵と一緒にガツガツと頂いてもいいであろう。聞けばこのハンバーグは自社工場でひとつずつ手作りしているといっていた。どおりで美味しいはず・・・・

この他にもりんご黒酢でいただく笹身の立田揚げも女性の人気商品とスタッフの方が言っておられた。この日は合計滞在時間13分。夜に一人で普通のご飯を食べたい人にはぴったり。まさに働く女性の応援団のようなお店。

大阪市中央区難波2丁目虹のまち1-8

膳や なんばウォーク西店定食・食堂 / 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)JR難波駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 和食

デルソーレ【大阪市 日本橋】 【大阪市 難波】

友人と道頓堀のテラスに面した表記の店を訪問。ミナミで最大の席数を誇る有名な焼き肉店の「みつる」が経営する肉バル。ベースはイタリアンなんだけど焼肉店で肉を一頭買いしている強みをふんだんに活かし昨年5月のオープンから界隈の繁盛店の一つにかぞえられる。

2015-05-25 22.01.36

テラス席で食事を頂くと川の上を通る風がとても心地いい。仲間とワイワイとワインを頂きながらスタッフの方のお薦めに従って注文する。ロケーションもよくていろんな使い方が出来る。

2015-05-25 21.59.50

牛肉の塩漬けを薄くスライスしたもの。いわゆる刺身・・・塩加減がよくてピノノワールが進みまくる。
メインの肉の炭火焼は希少部位も入った28種類の中から8種類くらいが用意されて焼いていただけるという趣向。メニューに脂の加減がわかるようになっているのはとても親切。

2015-05-25 22.30.51

クリと言う腕の部分ともも肉とフランクというバラ部分を所望する。火入れの加減もとても上手。クリは見た目でもわかるように柔らかくてジューシーで赤身の味わいもいい。すべての肉は塩とソース2種で頂く。価格も値ごろ感があってコスパはかなりいいと感じた。付け合わせのマッシュポテトも秀逸。女性客比率が異常に高い。やっぱ肉食女子の時代だな。

大阪市中央区道頓堀1-5-8
06-6213-3126
17時~24時
定休日なし

大阪市 日本橋大阪市 難波 イタリアンバル

たこ坊【大阪市 日本橋】 【大阪市 難波】

坂町にある表記の店を同業者の友人と訪問する。価格が安いので結構頻繁に食す事が多い。お店はカウンターを囲む感じで約20席と少しのテ−ブル席。ホステスさんと同伴する友人をよく見かけていつも気まずい思いをする。

会計と配膳担当の元八百屋さんのベテランのおばちゃんが「ちょっと詰めてや〜」といいながら席と席の間に丸いすを無理矢理ねじ込んで新たな席をつくるのも名物。

カウンタ−でいつも指揮をしているのがこの店のボスのひげのおじさん。彼ももう30年くらいここで勤めている。私の若い頃は細身で優男。今は「あいよ〜!」と言う威勢のいい返事と他の店員に対して「ごらぁ!はよあっちまわらんかぁ!!」と熱の入った指示は必見の価値あり。

そのひげのボスにいつも叱られまくっていた冴えない感じのおじさんは今はベテランの域に入り笑いながら余裕で客の相手をする。年月の過ぎる早さを実感する。

お店は肉、魚介、野菜を串刺しにして鉄板の上で年期の入った鉄のくわを重しにして焼いてくれる。大阪で展開する繁盛店舗の鉄板神社の原型。いつも飲んで食べて2500円くらいの予算。

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穴子400円は一匹丸ごと。大きな鉄のくわのような重しでしっかりと押えて焼くからペシャンコになる。冷凍なんだけど甘辛いタレの味がいいのと香ばしさが秀逸。

ピーマン肉詰めはピーマンが甘々に変身する。エビパン(130円)は揚げたてのサックサクで中はほくほく。

カウンター内でひげのボスを中心にメインの焼き場、揚げ場、仕込み担当、洗い場などなどアルバイトを含む男性5人ほどがそれぞれの役割を分業しながらあわただしく調理。

2015-05-26 09.35.16

牛肉は普通に美味しい。海老も普通の冷凍海老なんだけど長年受け継がれてきた醤油とみりんで調合されたタレで香ばしく焼き上げられる。ボンチキンはしっかりと下味のつけられた鶏ミンチを球に丸めて2個を串刺しにして揚げたもの。蓮根の肉詰めの肉はカレー味なのがポイント。

山芋の塩焼きはシャッキンシャッキン。この店一番人気メニュ−の豚ぺい焼きは一本240円。しかし今年に入ってすべてのメニューが15%〜20%くらい値上げされているのが残念。豚肉に卵を巻いただけだけどしっかりカリッと焼かれた香ばしい豚とふわふわの卵のアンバランスさと焼き場の方が卵を鉄板に流して串をくるくる回して作っている所作もとても美しい。値上げはしたけど満足度はかなり高い。この日の会計はひとり2800円くらいでした。。昔は同じものを同じくらい食べて2500円だった気がする・・・やっぱ時代の流れだな・・

大阪市中央区千日前1-8-3
06-6211-4704
16:30〜23:00
定休:木曜

大阪市 日本橋大阪市 難波 居酒屋