鯛の鯛 難波 5月【大阪市 難波】

難波の千日前通りにある表記のヘビーユース店を訪問。明石から直送される上質の天然魚を熟成させた刺身がとても美味しいので有名。

梅田や三宮にもお店があるがどちらも超繁盛店で東京銀座に大型店を計画されていると聞き及ぶ。

この日も比較的入店しやすい早い時間を予約する。客層は家族づれからカップルまで様々。お決まりの刺身6種盛り合わせスペシャル2人前2000円を所望。写真はないけど熟成魚が「のどぐろ」「ひらめ」「石鯛」「マナガツオ」どれも旨味が凝縮されて日本酒との相性がとてもいい。塩とすだちでいただく。続いての新鮮魚は「本鮪の大トロ」「カンパチ」「鱧の炙り」どれも秀逸で甘めの醤油といい相乗効果を見せる。

続いての刺身は水槽で泳ぐ伝助アナゴを手早くさばいて骨切りをし皮目をさっと炙ったものでこの店での私の大好物。香ばしくて噛みしめると甘い脂が構内に迸る。旬の白ミル貝もコリコリの甘々で例えようのない美味しさ。

巨大サイズの天然鯛のカマ焼きは身がしっかりして鶏肉のような食感。私は若い頃は調理師だったために鯛の骨格が分かっているので解体が得意。骨を全て外してゆっくりといただくのが私流。

この日は休みだったので日本酒が進みまくる。日本酒がわずか残るので鯛味噌を所望。鯛味噌が残るので再度お酒を所望・・・お酒が残るのでカマンベールチーズの西京漬を所望。。。と酒のあてエンドレスの展開。

ラストは大量の新鮮魚のぶつ切りを醤油漬けしたものを炊きたてご飯の上に乗せていくらをてんこ盛りにしてウニと生卵を乗せた海鮮丼でフィニッシュ・・・・。

大阪市中央区難波4-7-14 難波フロントビルB1
06-6630-7714

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大阪市 難波 和食

鯛之鯛 難波店 4月②【大阪市 難波】

難波にある熟成魚の刺身が有名な標記の店を訪問。扇町にある梅田店は予約が取れないほどの超繁盛。明石の漁港から仕入れる天然魚のクオリティーの高さに訪問客がほぼリピーターになると聞き及ぶ。

ニューヨークをイメージしたお洒落な空間でマスコミの取材も殺到。。
内容の割に良心的な値付けでそれがリピートの1番の原因になっているのだと思われる。

スタッフも全員若い方ばかりで活気がある。。清潔感のある店で上質な魚料理が食べることができるので若い人と女性客が圧倒的に多い。

原価率200%の刺身盛り合わせは時計回りに瀬戸内海の鰆、平目、熟成をかけて皮を炙ったのどぐろに雲丹といくらを乗せたもの。熟成をかけた大きなマナカツオ。明石の鯛、熟成太刀魚の6種盛り。

熟成魚は薬味と塩でいただき新鮮魚は甘い刺身醤油とポン酢でいただく趣向。

この日のオススメは水槽に泳ぐ大きな伝助アナゴ。おもむろに取り出して首元の動脈を切って細い針金で神経締めをする。。ぬめりを取って腹開きをして骨と皮を外し、細かな骨を断ち切るための包丁をする。皮目部分をバーナーでさっと炙って出来上がり。

レアに炙られたアナゴは脂が溶け出して甘々の食味。分厚いので食べ応えもあり噛めば噛むほど味が染み出してくる感じ。。これはマストメニュー。。。

水槽で泳ぐ明石のタコをホイルに包んでバター焼きにしたもの。新鮮なので切断面が盛り上がる。コリコリなんだけど嫌な硬さは全くない。。ハイボールとの相性がとてもいい。

苺を使った酎ハイはボリューム満点。。女性が好きそうなものをよく研究されている。。この店最近、週一で利用しています。。大きな店だけど予約必須です。

大阪市中央区難波4-7-14 難波フロントビルB1
06-6630-7714

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丸元【大阪市 難波】

千日前にある表記の店を友人と訪問。30年以上ずっと通う店で見た目は寿司店なんだけど客のほとんどはスッポンのコースを注文する。外観内装とも昭和の古き良き大阪らしい寿司店。

芸能人やスポーツ選手の来店も多く以前、叶姉妹をテーブル席で見たこともある。スッポンを目の前で捌くカウンター席が特等席。働いている方は全員シニアで顔馴染み。2階は15人くらい入れる座敷になっていて団体の時に重宝する。

スッポンコースは税込5400円のずっと変わらない値段。客層も年齢層が高くて常連率がとても高い。

突き出しはしんみりと炊き上げた若芽と筍。この日はジムに行った後なのでビールが美味しい。

別注のお造り盛り合わせは脂の乗りまくったヒラメ、甘海老、蛍烏賊、明石の蛸、赤貝など・・・ネタを見ながら好きなものだけをリクエストする。

コースの始まりはスッポンの血を甘口の赤玉ハニーワインで割ったもの。数十年同じパターン。。。お酒の飲めない方はりんごジュースで割っていただける。

続いてスッポンのエンペラと腸をポン酢で和えたもの。プリプリの食感はフグの皮を柔らかくしたような感じ。コラーゲン感たっぷりであっさりしてとてもいい。

肝と卵のお造り登場。それぞれをパリッとした海苔で巻いて塩をかけていただく。口の中でぷちんと弾ける甘い卵ととろけるような肝の深い味わいは絶品。苦玉の胆嚢は噛まずに飲み込む。ピクピク動く心臓も味はどうってことないけど元気になるような気がする。捌きたてで新鮮なので嫌な癖は全く無い。

この日はダイエットのために麦焼酎の水割りを所望。セルフサービスでいただいた分だけ清算する仕組み。錫の水差しも年季が入る。

メインのスープ登場。2階の座敷で頂くときは鍋で供されるがカウンタ−では銘々でお椀によそって出していただける。これも昔からのこの店のスタイル。

スッポン以外にも餅、豆腐、白菜もたっぷり入って栄養満点。生姜の効いた薄口だけど滋味深いスープは体に染み渡る美味しさ。

2杯目は鷹の爪やニンニクパウダーを入れて味の変化を楽しむ。お椀の中にスッポンのいろいろな部位が入っていてそれぞれの食感の違いや味わいの異なりを楽しむ。スッポンは良質のアミノ酸とビタミンがしっかり含まれているので食べ終わると体がいつもポカポカ温まる気がする。

締めは卵とネギだけのトロトロの雑炊。押し麦が少しだけ入っているので食感がいい。河豚や蟹の雑炊とは異なるしんみりした味わいは例えようが無い。お代わりしたかったけど我慢する。

水菓子をいただいてお腹いっぱいご馳走様でした。

いつもレジでドンと座っていた女将さんの代わりに娘さんがお店を仕切る。時代の流れを感じる穀雨の候。

大阪市中央区千日前1-9-9
06-6211-2298
16:30〜23:00
日曜定休

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