居酒屋

オオサカ堂 5月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の居酒屋を訪問。自宅近くなので最近はかなりヘビーユースしている。阿倍野筋の松虫交差点を南に500m下ったところ。阪堺電車の東天下茶屋駅から徒歩5分の場shに位置する。雑誌ミーツにもよく掲載されていてドリンクを含むメニューの全てが「大阪産」。

大阪ラブ溢れる店主の作るメニューは丁寧で繊細。。アラカルトメニューは280円から一番高いお造り盛り合わせが780円。

最近移転された新店(以前の店は類焼で消滅)はスタンディングスペースもあってシュッとしたかっこいい内装。

この日いただいたのはしんみりした味わいの富田林産茄子太郎揚げ浸し380円。尾崎港直送のスズキの昆布締680円はかなり旨味が強かった。。羽曳野産のジャンボピーマン網焼き280円。尾崎港の泉蛸は柔らかさにびっくり

。アカニシ貝の肝のペースト580円は初めていただく美味しさ。掟破りの値付けの岸和田産水茄子刺身280円。東大阪の肉の森田屋のコロッケ130円などをいただく。何をいただいても間違いなし。コスパで言えば大阪で一番と確信する。。

過去のオオサカ堂はこちら

阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

 

大阪市 東天下茶屋 居酒屋

スタンドアサヒ 4月【大阪市 南田辺】

JR南田辺駅前にある表記の居酒屋を1年ぶりに友人と訪問。大阪3大居酒屋の一つと言われる昭和10年創業の有名店。
創業から同じ場所で営業を続けている大衆酒場としては大阪で一番古いお店と言われる。
強烈なコスパと年季の入った商品レベルの高さとその味わいが熱狂的なファンを作っている。ちなみに地元の客は「アサヒスタンド」と呼ぶ。

店内は肘掛のついたカウンター席とテーブル席が4つ、奥には半個室の席がある。調理担当は昔からのシニアの方ばかり。調理場の中で本年95歳のご主人が椅子に座って調理師さんたちの仕事ぶりを見ている姿もいつもながらの風景。お店の司令塔の寺島しのぶさんそっくりな女将さんの久美子さんのキャラが素晴らしい。。声が高くて大きいので一見怖そうなんだけど子供にはお菓子をあげたり硬軟取り混ぜたツンデレ接客が今や名物となっている。

最初に名物の「小鉢390円」をいただく。名前は小鉢だけど大きな器にしんみりと炊き込まれた南瓜、鯛の子、蕗、キヌサヤ、ホタルイカ、茄子などが盛り込まれる。これだけでビール1本くらいが飲める。

続いてこれも名物の「鯖からまぶし330円」。生すしにおからをまぶしたものでシンプルだけど、おからが鯖の酸味を和らげていてかなり美味しい。圧倒的なボリュームと完璧な味のバランスの「竹の子煮付け440円」。長芋を注文ごとに摩り下ろす「とろろ330円」は美味しすぎて2回注文する。

目の前で久美子さんが焼く「焼き鳥2本で220円」は食べ応え満点。遅がけに訪問すると売り切れの場合が多い。

この日からメニューに登場の「筍木の芽和え330円」「えんどう豆330円」も勧めていただく。おでんも何をいただいても美味しい。大きな大根は表面に細かく包丁目を入れてから煮込まれる。

最後は好物の「エビフライ990円」大きなブラックタイガーを使用しており食べ応え満点。ごちそうさまでした。

過去のスタンドアサヒはこちら

大阪市東住吉区山坂2-10-10
06-6622-1168
17:00〜22:30
定休日 日曜・祝日

大阪市 南田辺 居酒屋

オオサカ堂 再開【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の居酒屋を一人で訪問。店名の通り大阪愛に溢れ、食材もドリンクも徹底的に大阪産にこだわり抜いた居酒屋。その料理のクオリティと破格の値付けに魅了される地元客はかなり多い。
開店以来ずっと順調に営業されていたんだけど令和4年7月23日深夜、近隣店舗から発生した火災延焼で店舗喪失。声をかけるのも憚れるほど喪失され、ずっとその後の店主の動向を気にしていた。

多くの友人からクラウドファンディングでの資金集めを提案されるが自力復活にこだわり、金融機関からの借入と様々なイベントでの出店などで再開業資金を集め、本年3月23日に以前の店舗の180mくらい南の場所で奇跡の復活を果たす。上町線東天下茶屋から徒歩5分の阿倍野筋沿いの新店舗は以前の店の2倍のサイズ。大層な告知を一切せずに静かに再起動。この日もたくさんの上品な常連客が店主の顔を見るために訪問されていた。

新しい店舗は以前と同様にファザードには看板等は一切なし。以前よりデザインされた内装はかなりかっこいい。L字のカウンター席とテーブル席が2卓、入り口付近には15人くらい入れるスタンディングスペースもある。

最初にアサヒのマルエフの生をいただいてから泉南の尾崎魚港から仕入れる魚を刺身で所望。最初は一押しの「泉たこのぶつ切り680円」。驚く柔らかさと独特の旨味に舌が喜ぶ。メニューは仕入れで毎日変わる。。

続いて高級魚「オコゼの薄造り980円」。甘くて旨味たっぷりの刺身は塩でいただくのがオススメ。丁寧な仕事をした、このメニューがこの価格でいただけるのにもびっくり。店主の見た目と出てくるハイレベルな料理のギャップも面白い。ワンオペだけど提供はかなりスムース。

続いて尾崎漁港産の「ニシ貝の酢味噌和え580円」。貝の美味しさもさながら酢味噌のレベルの高さにもびっくり。

このほかにも漁港直送のアジ、スズキ、天然鯛、甲イカなどの魚が格安で提供される。野菜は岸和田産か富田林産が多い。フルーツトマトや胡瓜、茄子、菊芋。新玉葱、わけぎ、菜の花などの旬の野菜が様々な形で供される。

肉料理は「大阪ウメビーフ」「犬鳴ポーク」など。バラ肉を焼いたりしゃぶしゃぶなどで供される。今回は梅ビーフの「さいぼし380円」をいただく。独特の薫香と融点の低い脂でお酒が進みまくる。

最後に尾崎漁港のジャコ海老(とびあら海老)を揚げたものと泉佐野産のスナップエンドウを使った「海老マヨ580円」をいただく。雑魚えびの美味しさは一級品。これら以外にも鯛のあら炊きや黒鯛頭の一夜干し、舌ヒラメのフリッターなど食べたいものがいっぱい。締めも地元産のソースを使った焼きそばや、ピザなどもあって色々なスタイルで利用できる敷居の低い、いいお店です。品切れ前の早い時間の訪問がオススメです。

過去のオオサカ堂はこちら

阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

大阪市 東天下茶屋 居酒屋