東天下茶屋

オオサカ堂 5月

日曜日は朝から長居公園で写生。。眩しい新緑を自身の頭の中で再構築して表現。缶チューハイを飲みながらの作成はとても楽しい。その帰りに最近お気に入りに東天下茶屋駅徒歩3分にある表記の居酒屋で一人打ち上げ。

小さなカウンター10席だけ、若いご主人一人で営むお店なんだけど店名通り大阪産の食材にこだわり丁寧な仕事ぶりとコスパの高さで最近は大繁盛。

清潔感のあるシュッとした店内にはジャズが流れ箱作漁港をはじめとする生産地からのこだわりの食材を丁寧に調理される。。。

最初はお気に入りの無農薬大豆を使った阿倍野まるしん豆腐店の冷奴280円。大豆の味がしっかり感じられるのでハイボールといつも一緒にいただく。大阪産の地ビールもおすすめ。

地魚5種盛り合わせ880円はニシ貝酢味噌、しっかりと下処理された泉タコ、天然ハマチ、ねっとりとした舌触りの甲烏賊、石鯛・・・これだけでハイボールが3倍飲める。。

この日は珍しくエイの肝480円が入荷していたので所望する。生レバーのような食感で思ったほど癖はない。食べ続けると癖になるような美味しさ。。

甲いかのげそのワタ焼き380円。ポーションは小さいけど一人だとちょうどいいサイズ。新鮮なのでコリコリの食感。お酒が進みまくる一品。

今店でいつも注文する天然新わかめ180円をポン酢でいただく。磯の香りとコリコリの食感はとても上質感がある。。

泉州産の筍の網焼き。多分今年最後の筍になるであろうと思い惜別の情を感じながらハイボールとともにいただく。。。

ご主人おすすめのチョーヤの会社と協力して作られている大阪梅ビーフの網焼き680円。梅酒を漬けた後の梅を餌にしているとのこと。使用部位はバラ肉。。肉からは梅の香りはしなかった・・・・思ったよりあっさりしていて美味しくいただきました。。

この日描いた絵がこちら。。美術学校の偉い先生が「この絵は大人が描いたものとは思えない・・・」という微妙な講評を頂戴いたしました。。。アクリル画です・・・

過去のオオサカ堂はこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町4-9
tel:0677108002
営業時間 17:00~23:00(LO22:30)
定休日 水曜


カテゴリー 東天下茶屋, 松虫, 居酒屋 |

オオサカ堂

食べログ等ネット未掲載のお店。

前回訪問してそのクオリティーの高さとコスパの良さに感激して再訪。阪堺電車の上町線東天下茶屋駅徒歩3分に位置する。ジャズが流れる清潔感のある瀟洒なカウンター10席のみのお店。ドリンクを含めた大阪の食材に徹底的にこだわった大阪ラブのお店。。

メニューは箱作漁港から直送の鮮魚、大阪もんの野菜料理、焼き物、揚げ物、ご飯ものに分かれる。その中でも梅酒を漬けた後の梅を餌にした大阪梅ビーフ、泉佐野の犬鳴ポーク、松原の河内鴨、富田林のなにわワイン卵を使った料理がいくつかありおすすめとのこと。

まずは刺身盛り合わせ880円。泉南の泉たこ、鯵のきずし、鯛の昆布締め、甲烏賊、鰆の5種盛り。。全て箱作漁港からの直送。。

続いてはニシ貝酢味噌480円。この時期が旬の貝なんだけど炒めても美味しい貝。。。

阿倍野ベルタにある「まるしん豆腐店」の厚揚げ(無農薬大豆使用)を焼いたもの280円はその美味しさときめの細かさに感動。。これだけ5つぐらい食べたい感じ。

大阪湾の天然ワカメを湯がいてポン酢をかけたもの180円は磯の香り満点でコリコリの食感がとてもいい。さっぱりとして口直しに最適。

天然鯛のあら炊き1180円は両手のひらを合わせたくらいの巨大サイズ。あっさりと炊き上げているのでとても食べやすい。これだけで米焼酎を3杯くらい頂いてしまう。

ほっぺたやエラの部分の肉はシコシコでプリプリ。。こんな上質なものがあるとは予想もしておらず嬉しい驚き。。他のものも食べたかったけどお腹いっぱいご馳走様でした。。

前回のオオサカ堂はこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町4-9
tel:0677108002
営業時間 17:00~23:00(LO22:30)
定休日 水曜


カテゴリー 東天下茶屋, 居酒屋 |

すし豊 2月

普段からヘビーユースする阿倍野の表記の寿司店を訪問。良い酒のあてとご主人との会話が界隈の客を引きつける。ビールで乾杯して座付は紅ズワイガニの酢の物。

続いて大阪湾のハリイカのゲソは湯がきたてを熱いまま頂く。。梅肉醤油に山葵を溶いたものにつけて頂く。。生牡蠣は京都久美浜産のもので日本海のものは珍しい。。。天ぷらにすると大きく膨れ上がると言っていた。。

続いてのもずくは和歌山産のもの。。真っ黒なもずくを2秒くらい湯がくと綺麗な緑色になる。これを醤油をウズラの卵と鱧出汁で割ったつけダレで頂く。シャリシャリした食感と磯の香、生山葵の辛味がとてもいい。同席のフランス人は思わずトレビア~ンと言っていた。。つけダレをお湯で割って蕎麦湯のようにして頂くと鱧の出汁が前に出てとても美味しい・・・

メインイベントの琵琶湖の本モロコの炭火焼。水槽で泳ぐモロコを塩を入れた氷水で活締めしてから炭火で30分くらいじっくりと焼き込む。

食べる前にご主人から食べ方の指南が入る。最初は唐揚げ状態になった頭だけをかじって日本酒を口に流し込む。続いて頭をかじって空洞ができ冷めて食べ易くなったお腹の部分を頂いて最後によく動いているので一番美味しいと言われる尻尾を食べる。三杯酢をつけて頂くんだけど日本酒が進みまくる佳品。

寿司の扉はハリ烏賊。中に胡麻が鋳込まれていて塩と酢橘で頂く。ぱりっとした食感とあっさりした食味が特徴。加太産の鯛も紅葉おろしとポン酢でいただく。1枚づけのコハダにマグロの天身の漬け。濃いめにしっかりと炊き込まれたハマグリは江戸前の仕事。見た目ほど濃い味ではない。

この店のスペシャリティーの〆たヒラマサを巻き込んだ蕪寿司は天王寺蕪を使用。「味が三回変わってから飲み込んでね」とご主人の弁。最初に蕪の酸味を感じて次にヒラマサの旨味、最後に唐辛子のピリっとした辛味を感じる。このお店ではこれを「味の三段ロケット」と呼ばれる。

片面だけ焼き込むカンパチはもみじおろしでいただく。。ビジュアルも美しい・・・

珍しいあん肝の握りの後は鯖の漬け。この時期ならではの上品でさっぱりした脂ののりでかなり美味しかった。「この店で一番柔らかい寿司」と言って出される300gオーバーの鮑を2時間かけて蒸しあげる煮鮑。「この店で一番固いよ」といいながら提供される口の中で暴れ回るイクラは岩手県の産卵直前の川に遡上する前の完熟卵を1年分塩漬けして冷凍する。冷凍することで塩が熟れていい塩梅となるらしい。

「口の中で溶けちゃうよ〜」と言いながら提供される泉州産の穴子は熱々のふわふわでスフレ状態。「提供されて15秒以内で全部食べてね」とのこと。

最後はこの店のスペシャリティの烏賊の印籠詰め。 ヒイカの両端に卵、真ん中に白子が入っている。軽く炙られた烏賊は柔らかくて香ばしくて部位によって味と食感が異なるこの店ならではの唯一無二の美味しさ。外国の方も大喜びで楽しい食事となりました。。

ちなみに会計はビール1本とお酒を4合いただいて2人で16500円でした。。。かなり安いと思うよん。。

過去のすし豊はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日


カテゴリー 東天下茶屋, 寿司 |