住之江公園

中華そば 丈花【大阪市 住之江公園】

住之江公園駅近くの表記の中華そば店を訪問。駅から南に徒歩5分くらい。界隈にコインパーキングたくさんあり。2021年からこの地で営業されているとのこと。

友人から冷やしラーメンが美味しいと言われ楽しみにしていたが9月で終了とのこと。

メニューは中華そばと鶏白湯ラーメン、まぜそばの3種類。今回はおすすめのカレー台湾まぜそば900円を所望する。

しばらくして着丼。カレーのタレを絡めた熱い麺の上に甘辛く炊いた豚ミンチ、ニラ、たっぷりの白ネギ、卵黄、刻み海苔が載せられる。この日はニンニクなしにした。

これをタレと具材が均一になるまで箸で混ぜまくっていただく。麺はもっちりとして噛みごたえがある平打ち太麺。食べ進めるにつれてどんどん味が濃くなるパンチ力満点のバイオレンスな麺料理。元気があれば白ごはんを混ぜ込んで食べるところだけど今回はスキップ。。麺量も多く若い人にはいいと思う。ごちそうさまでした。

帰りにすぐ近くのリクローおじさんカフェのコーヒーで口直し。引き立てコーヒーが50円で駐車料金も無料・・・・みんなやるね・・・

大阪市住之江区新北島1-5-25
営業時間月曜〜木曜、日曜、祝日
昼 11時半〜15時

大阪市 住之江公園 麺料理ラーメン

栄来軒 9月【大阪市 住之江公園】

住吉大社から徒歩3分の場所にある表記の大衆中華料理店を訪問。この地で創業65年になる超有名老舗店。界隈には鰻の「いづもや」、玉子コロッケの「やろく」などの有名店が立ち並 カウンターが7席ほどでお店の奥と2階にはテーブル席もある。団体で訪問するときは2階席貸し切りがオススメ。

こちらの店のレコメンドメニューのカニ炒飯1500円。テレビや雑誌などでよく掲載されている昔からの名物料理。蟹は缶詰や冷凍ではなく姿ボイルズワイガニを竹串を使って丁寧に身を取り出して使用。カニのエキスがお米に纏わりついてとても味わい深い。

ラーメンは昔ながらの鶏がらを使ったしょうゆ味。若い方には物足りないかもしれないが私の年齢になるとこのような澄んだ味わいのラーメンはとてもうれしい。醤油の角や濁り、脂っぽさは全くない塩分控えめの美味しさ。

麺は細めのコシのないちぢれ麺を使用。食べやすく最後までスープを飲み干してしまう。派手さはないけどホッとする美味しさ。チャーシューも醤油で強く味をつけて煮込んだパンチのあるもの。

サービスで台湾メンマをいただく。何をいただいても期待した以上の味にいつも敬服する。住吉が誇る大衆中華の名店です。

過去の栄来軒はこちら

大阪市住吉区東粉浜3-29-5
06-6678-8807
11:00〜14:30 17:00〜21:00
定休:火曜

大阪市 住之江公園 ラーメン

Vient (ヴィエント)【大阪市 住之江公園】

先月、住之江にオープンしたフレンチに友人と3人で訪問。大阪メトロ住之江公園駅から徒歩5分のH.B.Pという瀟洒なホテルの2階に位置する。本格的でイノベーティブなフレンチをカジュアルにアラカルトでクラフトビールと合わせていただけるという稀有なスタイル。

今回はシェフお任せの7種類のクラフトビールを料理と組み合わせたコースを所望する。

シェフの竹矢匠吾氏は全国でも有名なフレンチの出張料理人として活躍されてこられ、様々なポップアップのレストランや料理教室、若手料理人の育成にも注力されてこられたと聞き及ぶ。料理にクラフトビールを合わせるのではなくお気に入りのクラフトビールをベースに料理献立を考えると言っておられた。

アミューズは「ブーダンノワールのタルトレットに有機栽培のミニトマト」。ブーダンノワールは豚の血と脂を使った腸詰だけど今回は腸詰でなくリエットのような状態でいただく。生臭さや癖は全くなく、コクはあるけど濃厚すぎず、添えられた上質のトマトとトマトのビールの影響もあり、かなり上品でさっぱりした味わいとなっている。

「新玉ねぎのフラン」は玉ねぎの甘みが玉子に溶けて透明感のある優しい味わい。和食の茶碗蒸しよりも軽くてウスバカゲロウの羽のような儚さがある。柑橘系の酸味のある軽めのビールとともにさっぱりといただく。

「ホタルイカの山菜アヒージョ仕立て」は行者ニンニクを使用。この工夫もこちらのお店ならではのフュージョンスタイル。揚げた山菜の香りと相まってかなり考え込まれた献立。苦味とコクのあるビールで口が灌がれるのが醍醐味。

「鮎と水ナスのピサラディエール 山菜のフェッテ」 ピサラディエールはアンチョビを使ったフランスのピザでそれを低温調理で火入れした鮎でオリジナルなスタイルで表現。盛り込まれた山菜やオリーブもとても美味しくて美しい。全てが細やかな仕事でグランメゾンのよう。引き出しの多さに敬服。

「クリュスタッセとアスパラガスのショーフロア 紫キャベツのザワークラフトソース」

好物のクリュスタッセ(甲殻類)が出てきて気分が上がる。アスパラガスを裏ごしして味を入れたものをゼラチンとともにレアに火入れした車海老に纏わせたもの。ソースにしたザワークラフトは当然のことながらクラフトビールと相性抜群。まさに目の覚めるような一皿。

「釣りの鰆のポワレ 初夏野菜のエチュべ ふきのとう香るヴァンブランソース」

こちらも鰆を弱火で水を使わずに調理されたもの(多分ですが・・・)身の中心が綺麗に透き通っているのがお見事。しっとりとした食感とともに魚の旨味が突進してくるような美味しさ。酸味のある白ワインのソースも軽くて魚の味の邪魔をしない。。素揚げにした「ふきのとう」のほろ苦さがビールと絡み合う。

「河内鴨のデクリネゾン 焦がし万願寺唐辛子のサルサヴェルデ」鴨肉のロースは蜂蜜などをベースにしたソースを皮目に塗って焼き上げたもの。火入れは完璧で断面全体が均一にロゼ色に仕上げられる。焼き込まれた手羽元と素揚げの手羽先も一緒に添えられる。よく見るイタリアンパセリの代わりに焦がした万願寺唐辛子を使用したソースは旨味と苦みの合間った大人の味わい。初めていただくこのソースには感動・・・・

石榴のグラニテで口直し。。

デセールは和歌山の善兵衛農園の柑橘と下に敷かれた蕎麦のムース。蕎麦のムースも初めていただいた。華やかな香りのデザートビールと合わせてコース終了。

・トマトのビール
・シークワーサーが入った大正ビール
・ホップの香り満載のおさるIPA
・華やかなフルーティーな香りの箕面ヴイツェン
・スッキリとした酸味のある蔵ケルシュ
・強い苦味と焦がした麦の香りのロブストポート
・華やかで軽い花の香りのラベンダー&カモミール

スタッフさんの料理の説明も丁寧でとてもいい時間を過ごせました。この場所でこのようなフレンチをワインでなくクラフトビールといただけるとは全く思わなかった。。フレンチとビールの相性も再発見。定期訪問のお店がまた増えました。。。

お店のHPはこちら

大阪市住之江区新北島5丁目1-50
H.B.P HOTEL 2階

080-3405-2528
11:30~15:00(L.O.14:00)
18:00~22:30(L.O.20:30)
水曜日定休

大阪市 住之江公園 フレンチ