カテゴリー:和食

八坂通り 燕楽 

節分の夜は表記のお店で京都発祥のお化け行事に参加。芸妓さんが節分の夜に出没する鬼の目をあざむいて「福」を得るために非日常の格好をする陰陽道的除災招福のまじないのようなもの。

普段の衣装とは違う格好で趣向を凝らした楽しいショートコントや踊り等をされる。同じ店に毎年ご招待いただき10数年となる。

この日はそれぞれの花街の芸妓さんが総出でお茶屋さんや料理屋さんを60件くらい廻ると聞き及ぶ。芸妓さんが来るまでの間おでんの懐石と美味しいお酒で風情を楽しむ。

見た目よりもしっかりと味がついたおでん盛り合わせ。

お造りは鰤、鮪、鯛の3種盛り。

節分ならではの大羽いわしの丸焼き。。サンマと見間違えるような大きなサイズにびっくり。。

ヘレ肉のステーキ。醤油ベースのソースに絡めて供される。

粟麩と小芋の揚げ煮。。

うどんの入った小田蒸し。。

踊りの終わった後は豆を配って記念写真。。。

本年もありがとうございました。

京都市東山区東大路通八坂通小松町594

 

和食 京都市

京天神 野口

京都の表記のミシュラン店を友人と訪問。大阪から阪急で西院駅まで行ってそこからタクシーで10分ほど。住宅街の真ん中に数寄屋造りの建物がある。料理内容は、おまかせコースのみで仕入れによって1人前20000~23000円くらい。カウンター8席と個室のテーブル席からなる。

年末11月に祇園に支店を開店。京都で最も乗りまくっている和食店の一つ。

先付けは柔らかく酒蒸しにした鮑、唐墨、バチコ、白魚の飯蒸し。。冷えた体が一気に温まる。餡の塩梅が素晴らしい。。

お造りは天然鯛、大きなサイズのボタンエビ、粒貝の3種盛り。鯛の美味しさは比較できないくらいだった。

この日いただいたお酒は2種類。。

ここで手巻き寿司登場。数日寝かした甘鯛を薄くスライスしたもの。シャリは赤酢を使用。穂紫蘇の酸味がポイント。

すっぽん仕立ての煮物椀。焼いたフカヒレが入る。。すっぽん独特の出汁の美味しさにびっくり。汁物だけど日本酒との相性もいい。

揚げた海老芋の胡麻和え ホクホクの食感。。。入りたてのゴマが香ばしい。。

レアに焼き上げた牛フィレ肉はとても柔らか。バター醤油のソースと白髪ねぎ。。肉が美味しいのでお腹に全くもたれない。

分厚く包丁された河豚の身と皮。焼き白子を裏ごしたものが上にかかる。河豚の身は昆布締めにしたもの。柔らかい酸味のポン酢の餡がかけられていて全てを混ぜていただくと渾然一体となった旨味が咥内で爆発する。

まな板の上に置かれていた大きなキャビアの缶

焼肴は香ばしく焼き込んだ伝助アナゴの炭火焼。その上に北海道産の雲丹とキャビアがてんこ盛り。。キャビアの塩気でアナゴをいただくという趣向。

食事は色々なものから選べるが軽めに唐墨ご飯を所望。。。

最後は本わらび粉を使用したわらび餅と抹茶でフィニッシュ。年内は予約で満席とのことです。。凄いね・・・会計は一人3万でした。。。

過去の野口の記事はこちら

京都市上京区天神道上の下立売上る北町573-11
電話:075-276-1630

和食 京都市

懐石料理 徳 住之江本店 1月【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

私どもが経営する住之江区の表記の店で会合での食事を相伴する。お手軽な7000円の会席コース。

先付けは蟹豆腐。上に梅型に抜いた長芋の昆布しめ、菜種が添えられる。

お造りは高知県宿毛直送のヤイトハタと天然本鮪、鰆のたたきの3種盛り。あしらえは莫大と穂紫蘇。

煮物椀は鰤と蕪の霞椀。椎茸、粟麩が添えられる。

八寸は鯛のみぞれ和え、数の子のパン粉揚げ、海老芋の柚味噌掛け、金柑蜜煮、むかご真薯、公魚かりんとう、鯖一口寿司など。。どれもクオリティは高い。。

名物料理の但馬牛のローストビーフ。。醤油と香味野菜などの調味液に1晩漬け込んで低温で焼き上げたもの。酸味の効いた和風ソースとの相性もとてもいい。

あしらえは慈姑の揚げ煮と南京サラダ、ワイルドライスなど。。

焼き魚は鰆の西京漬。酢蓮根と菊花蕪が添えられる。

食事は土鍋で炊き上げた鯛ご飯。。。

デザートは旬の苺と林檎を炊いたもの。。

大阪市住之江区東加賀屋3−15−9
完全予約制

大阪市 住吉公園大阪市 住吉大社大阪市 北加賀屋 和食