和食

六花【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の船大工通りに9月末にオープンした表記の和食店を訪問。「鮨いわもと」のあるビルでおにぎり屋さんが目印。

お店は6席カウンターのみでカウンターの中には若いご主人と2名のサービス係兼お手伝いの方が入る。料理はほとんどご主人のワンオペ。北新地のお料理やまだ等で修行されたとのこと。料理は炭火焼を中心としたコース料理13000円のみ。。

先付けは北海道産ずわい蟹。果汁の入った酸味のあるジュレがかかる。

一度冷凍して繊維を壊し3日熟成させたコウイカにカラスミを合わせたもの。ねっとりした食感がとてもいい。

辛口ではない日本酒をリクエストしたらこんな感じのものが出てきた。純米吟醸酒だけどジャケットが現代風。

お椀は炭火で焼きこんだかますと富田林の小芋を盛り込んだ清し仕立て。

真っ赤にいこった備長炭で刺身の皮目を炙る店主。店の中は煙で真っ白(笑)

脂乗りまくりの皮目を炙ったのどぐろ。。

皮目を炙った天然ぶりは果汁を加えたソースで供される。

分厚い身が目を引く和歌山産の鯖の押し鮨は赤酢を使用。

加賀産の蓮根を使用した蓮根饅頭は餡に白子や銀杏、きのこなども入る。熱々で身体が温まる逸品。

低温調理したあん肝にカラスミを乗せたもの。カラスミはオーストラリア産とのこと。

皮目がパリッと焼けた金目鯛はカブラのすりおろしとあけ辛しでいただく。

松茸と鹿児島の和牛のプレゼンテーション。

炭火でじっくりと焼きこんだ和牛は脂分たっぷり。京都産の塩漬けの山椒とともにいただく。シャンパンで漬け込んだミニトマトも口直しにとてもいい。

釜炊きご飯は炭火で焼いた鰆とずわい蟹ときのこ色々とサツマイモが入る。

ご飯の味加減もとてもいい。

デザートは客が着席する1時間前に作るわらび餅。わらび粉とタピオカ粉を使用。出来立てはとても柔らかい・・ごちそうさまでした。。。まだまだ伸びしろを感じるいいお店です。

大阪市北区堂島1-3-9 日宝堂島センター 1F
06-4300-7930

六花日本料理 / 北新地駅大江橋駅渡辺橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 和食

廉 11月【大阪市 谷町六丁目】

谷町6丁目駅徒歩3分にある空堀商店街のすぐ側にある表記の和食店を10月に引き続き友人と訪問。カウンターに座って料理人さんの手元を見ながらお酒をいただくのが大好き。コース料理もあるけどたくさんの旬のメニューの中から好きなものを選んでいただけるのがありがたい。

心斎橋にある「作一」の西店で40年務められた調理師歴50年の野原廉司店主と作一時代のベテランのお弟子さんが作る大阪板前割烹料理を楽しめるお店。

店内はカウンター8席とテーブル席が2つ。見習い調理師さん2名がサービスを担当する。

座付は鱧の押し寿司、白身魚の天ぷら、野菜のお浸しなど。

刺身は赤貝を所望。大きくて香りもいい。

レアに仕上げられた締め鯖は生姜酢で供される。

焼き魚は鰆の西京焼き。漬かり具合も焼き加減もドンピシャでお酒がよく進む。

甘鯛と4種のきのこのスープ仕立て。。

いつも注文する名物の一口ビフカツは数ミリの厚みにカットした食パンで和牛ヘレ肉を巻いて揚げた珍しいもの。肉も驚くくらい柔らかくてびっくり。辛子とウスターソースでいただく。

ワタリガニのサラダ。。さっぱりと口直しにぴったり。。

大きな貝殻に入って供されるサザエの壺焼き。。

お腹いっぱいになったので酒肴をいただく。唐墨は昨年作った物と3年半熟成させたものの2種類。

よく肥えた旬の丹波の黒枝豆でフィニッシュ。どれもが美味しすぎていつも飲みすぎてしまう。ごちそうさまでした・・・

過去の廉はこちら

大阪市中央区谷町7-6-3
06-4305-4380
17時~22時
休日 水曜日、第三木曜日

大阪市 谷町六丁目 和食

四季旬菜 むら田【大阪市 十三】

十三にある表記の料理店を訪問。魚料理に特化されていて珍しい魚の刺身をいただける希少な店。先日あまから手帖にも掲載されておられた。場所は阪急十三駅東口を出て、十三東駅前商店街を抜けた淀川通(府道16号)沿いに位置する。

カウンター7席とテーブル席が2つ。料理は全てアラカルトのみ。。身長2メートルを超えるご主人と奥さんで切り盛り。

お酒を注文すると写真の突き出しが提供される。胡麻豆腐や長芋の天ぷら、切り干し大根や自家製ポテトサラダなど。。

マストメニューの刺身盛り合わせ(写真撮り忘れ)は「おじさん」(ホウライヒメジ)という白身の高級魚の炙り、ヒラスズキ、熟成させた天然ぶり、ロウニンアジなどの珍しい魚のオンパレード盛り合わせ。。全て白身魚なんだけど味わいの異なりを楽しむことができる。

続いてヒラスズキの頭と背骨部分を焼いてもらう。この店でしかいただけない珍しい魚の煮物や焼き物も多数あり初めていただく魚に出会うことも多い。

国産の活のブラックタイガーを塩焼きにしたもの。これも珍しい逸品。

おじさん(ホウライヒメジ)の酒蒸し。。身は淡白なんだけど脂気もあり芳醇な味わいで酒蒸しにぴったりな魚。クエや河豚やアコウなどはよく酒蒸しでいただくけどこの魚は初めて。この他にも珍しい食材が勢ぞろい。。会計はもちろん十三価格。オススメのいいお店です。。

前回のむら田はこちら

大阪市淀川区十三東1-17-17
17:00~23:30(L.O.23:00)
06-6770-9777

大阪市 十三 和食