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江戸前うなぎ あさず

住吉区にある表記のうなぎ料理店を一人で訪問。
あべの筋の千躰交差点北に100mのガソリンスタンドの横に位置する。
南海高野線の「住吉東」から徒歩5分。店内はカウンター7席、2人テーブルが2つ、奥は座敷となっている。界隈ではかなり上質なうなぎを提供いただける店として有名。

店内は静かなジャズがJBLのスピーカーから流れる。

白焼き4510円とうざく1980円を所望する。鰻重は中が2530円、上が4950円、特上が7370円となっている。使用する鰻は徳島産のものを直送。生の鰻をさばいて串を打って蒸しをかける。それを注文ごとに炭火で焼き上げる。蒸し立ては柔らかすぎて焼けないのでタッパーに入れて冷ますのがポイント。

店の奥にあるセラーには上質なワインがたくさんある。シャンベルタンやエショゾ、ロマネやマルゴーなどブルゴーニュを中心にラインアップ。今回はモンラッシェの横の畑の上質なシャルドネをセレクトいただく。ふわふわの鰻ざくはタレがあっさりしてメイラード反応が少ないのと酢の酸味のバラアンスもいい。白ワインとの相性も抜群。口の中で解けるくらい柔らかい。

白焼きは山葵醤油でいただく。醤油は出汁で割ったもの。皮まで柔らかい身はふっくらふわふわ。炭の香りと凝縮された脂の旨味が上質でとてもふくよか。ワインとの相性が抜群でほぼ1本一人で空けてしまう。

次回はタレをつけた蒲焼を上質な赤のピノ・ノワールと一緒にいただく予定。ごちそうさまでした。。。

過去のあさずはこちら
公式サイトはこちら

大阪市住吉区万代6丁目18-2
月曜定休


カテゴリー 住吉東, |

江戸前うなぎ あさず

住吉区のあべの筋沿い府立病院(急性期医療センター)を南に500mの西側にある鰻料理店を訪問。辺鄙な場所にあるが大阪では有名な高級店。
黒を基調にした店内はBGMにジャズが流れてカウンタ−にはワインの瓶が並ぶ。メニューはうな重(上)3500円、(中)1800円、う巻き、肝串、鰻ざくがそれぞれ1000円、白焼き2850円、ひつまぶし3700円というハードル高めの価格設定。住吉界隈の良く訪問するお店の2倍くらい。。。この日はうな重の(中)を所望する。

40代くらいのイケメン店主が炭を調整しながら蒸しをかけた鰻を焼き上げる。炭の弾ける音を聞くと若いときに習っていた茶道の稽古を思い出す。お店はカウンタ−とテーブル席、奥には座敷が見える。

待っている間に店内のワインセラーを拝見する。「リュリー」「モンラッシェ」「シャンベルタン」「ムルソー」「マルトン」などブルゴーニュの高級ワインが並んでいるのにビックリ。店主曰く、ボルドーだと鰻の繊細な味を打ち消してしまうのでブルゴーニュを奨めているとの事。ピノノワールと鰻の白焼きの相性の良さなどしばらくワイン談義が続く・・・・そういや昔にフランスで鰻の赤ワイン煮を食べた事があるなと思い出す。

ふんわりと焼き上げられた鰻は色の薄いタレが羽衣を纏ったように光り輝く。傑出したビジュアルの美しさにビックリ。
見ため通りふわふわした舌触りで口の中でほどけてなくなる。あとから鰻の旨味が口一杯に広がる。甘味の少ない角の取れたタレとご飯の相性もとてもいい。脂もしっかりと感じられてワンランク上のうな重である事は間違いない。

塩分控えめの昆布出汁仕立ての肝吸いも口の中がさっぱりする。奈良漬けと胡瓜の糠漬けも普通だけどいい。途中で店主が山椒を奨めるので聞くと「和歌山県有田の新物の山椒を石臼で挽いたもの」とのこと。黄緑色の粉山椒は香りが立って頭の中に風が吹く。

次回の再訪時はムルソーと白焼きのマリアージュを楽しみにしております・・・と言いながら店を出る。

 

大阪市住吉区万代6-18-2
営業時間 11:30~14:00 17:00~20:00
定休日 月曜日

江戸前うなぎ あさずうなぎ / 住吉東駅神ノ木駅帝塚山四丁目駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 沢ノ町, 住吉東, |